両膝から下のしびれは糖尿病?血管病外来を受診してみました

循環器病院の血管病外来で、検査の結果、両膝から下のしびれの原因は、閉塞性動脈硬化症ではないことが、まず判明しました。

検査と診断によっては、2泊3日のカテーテル治療もありうるかと、入院準備をして、ドキドキして受診しました。

閉塞性動脈硬化症の場合には、歩行中に、ふくらはぎの痛みで歩けなくなる、しばらく休むと良くなる、間欠性跛行かんけつせいはこうの症状があります。

私には、それはありません。

行なわれた検査4つ

検査は①血液検査、➁心電図、③動脈エコーの ABI 検査、④肺と腰部のレントゲン、の4つが行なわれました。

①血液検査から、T-CHO総コレステロール値が高いため、次回心臓エコーを撮ることになりました。

2011~2021年 T-CHO総コレステロール値が高い

コレステロール値が高くても、自覚症状はなく、動脈硬化が進むのだそうです。

生活習慣病の、サイレントキラーですね。

コレステロールなどの、脂質の代謝が正常でない状態=脂質異常症(高脂血症)です。

私の場合は、ここ10年の間に、初めは5㎟~最近では20㎟くらい、尿に白っぽい油のようなものが浮く、自覚症状があります。

➁心電図から、心臓の動脈硬化の波形が指摘されました。

2013~2020年の過去の心電図を医師に見せたところ、前壁中隔梗塞・上室期外収縮・R波の増高不良が、今回も指摘できるとのことでした。

私の心臓は、時計回転と言って、電気的な軸が回転しているそうです。

回転していると聞くと心臓の向きが反対なのかなと不安になりますが、解剖学的な軸ではないそうです。

自分では見えないからわかりません。

心電図 2013~2020年 前壁中隔梗塞 R波の増高不良

これが次回、心臓エコーを撮る理由です。

③血圧脈波ABI検査の結果、動脈、血流は良好でした。

血圧脈波検査ABI 結果正常
閉塞性動脈硬化症 末梢血管エコー検査 結果正常

しかし、くるぶし付近の血管の激痛で足がつることと、かかとから10センチ上の血管がギューッと痛む主訴があるので、次回、下肢の静脈エコーを撮ることになりました。

④肺のレントゲンに問題はありませんでした。

腰部のレントゲンも、大きな変形や狭窄きょうさくは指摘はされませんでした。

本日の検査と医師の診断では、両膝から下の、チクチクジンジンするしびれの原因は、「第4・第5腰椎の変形が原因ではないか?整形外科での精検を要する。MRI上には、なかなかはっきりとは現われないが。」ということでした。

四脚だった人類が、2足歩行になったために、遺伝や老化で起きることだそうです。

説明してくれた医師が、これまでに研究してきた結果の簡潔なプリントをくださいました。

両膝から下の、チクチクジンジンするしびれの原因は?

私の年齢ですと、脊柱管狭窄症なども、疑う可能性があるかもしれません。

両下肢がしびれる病気

医師は「しびれに対しては手術という方法があるが、手術はしびれが完治することが見込めず、しびれは治らないので、可愛がって付き合っていく」と教えてくれました。

私も前期高齢者なので、そのように思いました。

医師が予想した、第4第5腰椎の変形が関わっているのではないかという診断は、その夜のうちに私も身体で感じることができました。

この日、検査で、腰部レントゲンを、仰向け・横向き・うつ伏せの3枚撮影しました。

その時のレントゲン台が、ガラス製でした。

技師さんが照射を合わせる5分間ほどの仰向け姿勢の時、尾てい骨の静止姿勢が、非常に痛く苦しかったのです。

その夜9時頃になって、座ってテレビを見ていたところ、右足太ももの裏の筋肉が数分の間をあけて、計5回、キリリと痛みました。

ゆっくりと浴槽入浴し、右足太ももの裏と腰部にそれぞれロキソニンテープを貼って寝たところ、翌日以降は右足太ももの裏は痛みません。

膝から下のしびれは、変わらず、夕方から夜にかけて目立ちます。

ネットで調べたところ、しびれが出る病気は、末梢神経~脊髄~大脳の伝導経路に障害がおきると現われるそうです。

①脳梗塞や脳出血などの脳血管障害。

脳血管障害によるしびれは、急に出現した片側性の症状であることが多い。

筋力低下を伴う。

口の周りと片側の手がしびれるなど。

➁脊椎に異常があって、首 (頚椎) や腰 (腰椎) の神経を圧迫することによって生じるしびれは、慢性的なしびれ。

③多発神経障害という、手足の末梢神経の障害によるしびれもよくあるしびれ。

手根管症候群、血管炎や膠原病などの炎症によるしびれ。

ギラン・バレー症候群などの免疫が関連するしびれ。

糖尿病やビタミン欠乏などの代謝性疾患に伴うしびれ。

足の親指の爪が白くなった原因は糖尿病?!

ネットで調べると、糖尿病になると、真っ先に異常がわかる部分の一つが爪だそうです。

左足の親指の爪が白から黄色になり、縦筋も出て、右の爪より変な感じがします

血糖値がコントロールできなくなることで、足の血管が狭くなり、身体の末端にある爪に栄養が届きにくくなり、手の爪よりも足の爪の方に、異常が現われる。

爪が異常に厚くなる、巻き爪、爪に栄養が行き渡らずに正常に伸びなくなってしまう。

爪切りの際に深爪をしないよう気をつける。

糖尿病は血液検査で判断が可能。」

正常な血糖値は、下限値70 mg/dl ~上限値109 mg/dlで、私は昼食後2時間で、88 mg/dl で正常値でした。

血中のブドウ糖の値(血糖値)を調べる検査「HbA1c」です。

下限値4.6%~上限値6.2%が正常で、私は5.6%でした。

ですから、この日、医師から糖尿病の指摘はありませんでした。

しかし、白米摂取による食後高血糖からの足の裏の収縮を思い返すと、私の足の親指の爪の白さは危険ですね。

振り返ると、6月ぐらいから、夕方、甘いものを食べたいと思う日が増えていました。

夕食や夜食の量を、摂り過ぎる夜も、多かったです。

食事で糖分を摂った分、運動しなければならないのですが、暑くなって運動が激減していました。

反省。

今夜からまた、早足散歩をします。

爪の切り方は、爪を『四角』に切り、角をヤスリなどで丸く整える『スクエアオフ』がいいとのネット情報でした。

6月に深爪をしたあと、足の親指の爪が伸びないと感じていました。

その後7月に、足の親指の爪の色が白くなり、さらに黄色くなり、膝下のしびれが出現しました。

毎晩入浴時に、足の清潔さをキープすることも大切です。

自分の足にフィットした靴を履くようにすることも大事です。

糖尿病の他にも、肝硬変や腎臓病でも、爪が白くなるという前兆があるそうです。

食事と運動

4月頃から、靴の窮屈さを感じたり、歩くと足の親指の痛みを感じたり、足の不調が出現していました。

足の不調で、6月以降は、散歩も億劫になってしまったのです。

次回の受診が8月11日なので、今から、コレステロールを減らす、血糖値を低くする、早足歩きをする、などを心がけてみます。

コレステロールを下げる食べ物は、マグロ・玄米・お蕎麦・豆乳・お豆腐・枝豆・さつまいも・ミニトマト・なす・果物・アーモンド・ピーカンナッツなどです。

果物は、バナナ・りんご・いちご・ぶどう・チェリー・ラズベリー・ブルーベリーなどです。

タンパク質を摂ろうと考えて、コレステロール値の高い卵を、1日3個食べていたので、1日1個に減らしてみます。

白米ともち麦を半々にしてお米を炊いていましたが、玄米に変えてみました。

糖質が32%オフになっている、コシヒカリ、金芽、ロウカット玄米です

白米の金芽米もそうでしたが、東洋ライスの製品は、研がずに炊けるので助かります。

スーパーで2 kg 入り1100円でした。

ロウカット玄米は1 kg あたり550円。

白米の金芽米は、5 kg で3300円なので、1 kg あたり660円。

今後

私の場合、除外診断のため、血管病外来で、次回、静脈エコーと、心臓エコーを撮ります。

血管病が除外されれば、腰 (腰椎) の神経を圧迫することによって生じるしびれで、整形外科を受診する予定です。

食事と運動で、自助努力をしながら、内科で、糖尿病、肝硬変、腎臓病も、相談してみます。

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