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音声のない自閉スペクトラム症の子どもの自傷の理由

統合保育で保育園に通う、音声のない自閉スペクトラム症の子どもさんの、自傷の場面を2回見ました。1回目は、椅子取りゲーム「フルーツバスケット」のルールがわからなかった時、2回目は初めての給食当番を音声言語で誘われた時でした...
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子どものかんしゃくを理解して対応する方法

育てるのに難しい子どもがいます。「ディフィカルト チャイルド」と呼ぶこともあります。difficult child、文字通り、とても気難しい子どもです。お母さんは疲れ果てて、鬱になることもあります。乳幼児期に、以下のよう...
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自閉スペクトラム症の子どものこだわりを切り替えてもらう方法

人はたいてい、何かにこだわって暮らしています。この車が好き、この服が好き、このタオルが好き、このおもちゃが好き、このゲームが好き、この食べ物が好き、この飲み物が好き、などです。みなさんも、これだけは譲れないという、好きな...
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自閉スペクトラム症の幼児と行動・目線・指差し・身振りで会話して「ことば」を育てる方法

保育園に通う Y 君が、お母さんと、病院の小児科にやってきました。私が「こんにちは」と待合室であいさつすると、Y 君は手にスマホを持って、お母さんの近くでニコニコと立ち歩いていました。スマホの画面には、ボールがボーリング...
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自閉スペクトラム症の子どもの自傷が2週間で減りました

保育園の先生方の、共通理解には、素晴らしいものがあります。2週間前に投稿させていただいた、自閉症の子どもさんの自傷が、保育士さんがたの2週間の実践で減りました。きのうは丸1日、その子どもさんの自傷がありませんでした。初発...
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自閉スペクトラム症の子どもの自傷を減らす方法

保育園を訪問したところ、保育士さんから園児の自傷に困っているという相談を受けました。自傷は、音声言語のない自閉症の子どもさんに、よくみられる行動です。自傷を軽減するには、まず自傷を「意思表出」として、とらえます。子どもの...
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4月の入学までに心がけたい小学校1年生の準備

就学時健診を終えて、ランドセルを購入し、入学の準備を始めているご家庭も多いかと思います。朝から元気に遊ぶ保育園文化と、朝から座っていることを求められる小学校文化には、大きなギャップがあります。発達障害のある子どもたちは、...
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育てにくい子どもの育児を楽にする感覚過敏の理解

お母さんから見て、育てにくい子どもがいます。難しい育児に疲れたとき、少し力を抜いて、以下のように考えてみてください。自分にとっての育児も難しいけれど、それは同時に、この子にとっては毎日の暮らしが生きにくいのだろうなぁ、と...
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ソーシャルスキルは音声の言葉で説明するよりも絵を見せると発達障害がある子どもに一瞬でわかりやすい

我々大人は、「音声」だけを言葉だと思っています。ところが心理学者の梅津八三によれば、赤ちゃんが泣く行動そのものも、幼児がクレーン車を指差す指さしも、身振りも、実物・模型・写真・絵も、文字も音声も、それら全てが「言葉」にな...
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気になる行動の消去を考えるよりも得意な行動を伸ばして満足を共有するとブレーキもかかる

発達障害があるといわれる子どもたちも、子どもの発達という大きな枠組みの中にいます。乳幼児は、触覚が一番優勢で、何でも触りたがります。言葉の発達につれて、直接触らなくても、目で見るだけで、済むようになります。発達障害がある...
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言葉の発達が遅れている子どもさんを育てる保護者や先生に知っておいてほしい言葉の発達心理学

歩き始めたら見えるものの方に飛んでいってしまう、言葉で止めても危険が分からない、2歳を過ぎてもなかなか言葉を話さない、そういう子どもさんの育児に悩んでいる、保護者の悩みが目に浮かびます。特別支援学校や特別支援学級および発...
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困った行動には理由がある。その行動が起きた原因を読み取れば対策もしやすい

子どもの、偏食について、かんしゃくについて、相談を受けることがあります。どちらも、「偏食」「かんしゃく」と呼んで、それを直そうとしやすいですね。直そうとする先生や保護者の位置をモニターすると、社会常識の側に立っていること...
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子どもの発達は理想通りにはいかない、鉛筆もカルタもジャンケンも何が難しいかを理解することで次のステップが見えてくる

子どもの行動を丁寧に細かく見つめることができると、子どもの今の段階を理解できます。目の前の子どもの行動を見ないで、子どもの理想像を追いかけると、その子の発達の順序を無視した自己無能感に追いつめることになり、子どもを苦しめ...
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小学校文化に慣れるために今から保育園と家庭でできること

子どもの発達には、個人差があります。保育園も小学校も、発達指標で入園入学するのでなく、歴年齢指標で入園入学しますね。6歳で就学を迎える子どもさんの中には、身体が平均より小柄な子どもさんもいます。身体の発達の平均を知りたい...
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保育園幼児期の子どもの行動を理解する投稿案内

今回は、子どもの行動について、年齢順に投稿記事を整理してみました。うちの子は〇〇歳だから、〇〇歳くらいの記事を読みたいという、ご要望にお答えするものです。2歳の保育園児から、7歳の小学生までの行動理解をご紹介します。子ど...
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発達障害児は保育園での苦労から小学校へ入学するまでに気持ちや態度が荒れている場合がある

発達障害児は、歩き始めが遅かったり、言葉の話し始めが遅かったりします。言葉の発達が遅れると、気持ちを言葉で仲間に言えず、手が出たり足が出たりします。近くの仲間をかじる、言葉で言い返せないで引っ掻くなど、1~2歳の行動も起...
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育てるのが難しい発達障害が疑われる子どもの乳幼児期の育て方

発達障害児は、文科省の調査で6%程度存在すると言われています。100人中6人、通常の30人学級で2人くらいですね。発達障害とは、環境との相互作用で、発達期に目立つ、先天的な未熟さです。発達障害とはADHD(注意欠如多動症...
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しりとりが分からない子どもにしりとりの仕組みを形成する方法

じゃんけんやしりとりの意味を理解することが、難しい子どもたちがいます。無理に教えなくても、年齢を待つと、7~8歳になれば、分かるかもしれません。5~6歳では、じゃんけんの意味の理解や、しりとりの仕組みの理解が、まだピンと...
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自閉症児はどうして高い所に登るのか?

どうして高い所に登るのかわからない、言葉で言い聞かせてもわからない、育てることが難しい、保育が難しい、運動が不器用だ、友達の気持ちを理解することが難しい、常識やルールがわからない、そう評価される子どもたちがいます。猫ちゃ...
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家庭や保育園ですぐに使える子どもが行動しやすいソーシャルスキル絵カード市販品

朝早くから夜遅くまで、保護者と同様に、休みなく忙しく働いている保育園の先生方が、写真を撮ったり、プリントしたりしなくても、すでにカードになっている、すぐに使える60枚の絵カード集を、今回は紹介します。幼児の療育通園施設や...
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