Android をバージョンアップさせ、Google の音声読み上げ設定を済ませば、いよいよ音声発声型意思伝達アプリ「かなトーク Mini 2」を Android スマホにダウンロードして使えます。
iPad は持っていないが、本人や家族が Android スマホを持っている時に、「かなトークMini2」があれば、作った文章を読み上げてくれます。
「かなトーク」シリーズは、例えば、
音声のない自閉症のかた
構音がはっきりしないダウン症のかた
場面緘黙で話せないかた
吃音でどもってしまうため代読してほしいかた
ディスレクシアや読字 LD のかた
失語症のかた
脳性まひや脳梗塞などで言語障害となったかた
声帯を切除したかた
喉を痛め、声が枯れて出ないとき
など、たくさんの人に使える、無料の音声読み上げアプリです。
5種類の「かなトーク」については、以下の記事で、それぞれの違いを確認しました。
音声発声型意思伝達アプリ「かなトーク」5種類を比較してみました
「かなトーク」は、 iPad や iPhone だと簡単にダウンロードできる、無料アプリです。
私は iPhone を持っていないので、Android スマホでも、何とか「かなトーク」使えないかと思って、調べたことをご紹介します。
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「かなトーク Mini 2」を入れる前に、Android のバージョンアップと、Google の音声読み上げ設定を済ませてください。
それぞれのやり方は、以下です。
音声発声が難しいかたの発声アプリ「かなトークMini2」を入れる前にAndroid 11へバージョンアップする
「かなトーク Mini 2」のダウンロード
いよいよ Android スマホに、「かなトークMini2」をダウンロードします。
1.アプリ一覧から
![](https://nekochanblog.com/wp-content/uploads/2021/10/12c120d700a20cf15bc6df56d664d3fa.png)
2.Google 「Play ストア」を見つけます。
「Play ストア」がスマホに入っていない時は、Google 検索で「Play ストア」と入れると、アプリをダウンロードできます。
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3.Google 検索の検索窓で直接でもいいし、Play ストアからでもいい、「かなトークMini2」をダウンロードします。
無料です。
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4.ダウンロードが済むと、スマホのトップ画面・ホーム画面にこのように現われます。
![](https://nekochanblog.com/wp-content/uploads/2021/10/Screenshot_20211009-204736-min.png)
4.ホーム画面の「かなトークMini2」をタッチすると、以下が開きます。
右の赤🔴のスパナのマークを選ぶと、設定が現われます。
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かなトークMini2のこまかな設定
5.左上の「かなトークMini2設定」をタッチします。
声の高さ・速さ・音量、文字の大きさ、発声エンジンの種類を設定します。
音量は最大にしても、再生するととても小さい声です。
ブルーの🔵を左右に動かして、それぞれお好みに調整してください。
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6.発声エンジンの種類は、 Google の音声サービスを選びます。
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7.言語は、日本語のままで大丈夫です。
読み上げを、英語にしたい時は、英語を選んでください。
これで、設定は完了です。
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文字入力と発声読み上げ
8.次に、一番右端の、キーボードマークを、タッチしてください。
普段、スマホでメールを打つ時に、使い慣れている入力画面が登場します。
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9.残念なのは、「かなトーク」の五十音表が現われないことです。
ひらがなの5段10行を画面に並べるには、スマホの液晶画面が小さすぎるからでしょうか。
五十音配列だからこそ、キーボードを扱いやすい子どもたちが大勢いるのですが‥‥‥。
まあ、現代の子ども達は、小さい時から、ゲーム操作に慣れているので、結構このキー配列でも、あっという間に仕組みを覚える可能性もありますね。
私はつい、パソコンでもスマホでも音声入力マイクを使ってしまいますが、文字打ちで、文字入力をしましょう。
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10.これで文章の入力ができました。
三角▷が、読み上げボタン・発声ボタンです。
![](https://nekochanblog.com/wp-content/uploads/2021/10/5d3d1bac49a5e4f63c841a7d38f4a2f5.png)
Android のバージョンアップ、Google の音声読み上げ設定、そして今回の「かなトークMini2」のダウンロードと使い方でした。
Android スマホで「かなトーク Mini 2」のような、音声読み上げ設定が必要だった、という方のもとに届けば、嬉しいです。
猫ちゃんブログへのコメント