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ヤエさんと7匹の猫生

猫の健康を守るには? 猫の口内炎は老化で起きる 飼い始めから歯磨きをしたほうがいい

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2015.11.9
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2013/ 6 口臭があった

11 クーちゃんの口内炎

 18歳のクーちゃんの口内炎は、6月の定期予防接種の時にはわからなかった。

クーちゃんは13歳で我が家に来た時から、少し口が臭かった。

私はクーちゃんの歯磨きを全くしていなかった。

猫の歯磨きをどうすればいいか、調べた経験もなく、獣医さんにも尋ねなかった。

人間も最近は予防歯科ということが盛んに言われている。

猫も生まれたときからの、飼い始めたときからの予防が大事だった。

嫌がる猫にどうせしなければならないのだとしたら、病気になってからの治療薬より、予防のための歯磨きの苦労の方がいいに決まっている。

粘着性の口内炎処方薬

私は無知な飼い主だった。

そのうえ、クーちゃんの歯磨きをほったらかして楽をしている、ダメな飼い主だった。

13歳で我が家に来た時から、クーちゃんには年齢相応の歯肉炎があったのかもしれない。

予防接種の翌月、麻酔による日帰り入院を予約して、歯石を取って貰った。

「口腔の左上に口内炎があります。」

獣医さんにそう告げられて、粘着性の白い液体薬が処方された。

嫌がる猫に薬を飲ませるという経験が私にはまだなかった。

薬を注射器のシリンジで与えようとすると、クーちゃんは嫌がって抵抗した。

2018/10口内炎が悪化していた

粘着性の薬が口内に入らず、口の周りに付くと、クーちゃんの口の周りの毛が傷んだ。

クーちゃんの激しい抵抗にあって、薬を与えることを私は3日で諦めてしまった。

この時、私は要介護5の98歳の親の介護に気を取られ、クーちゃんの口内炎治療に本気にならなかった。

クーちゃんは18歳だったが、13歳で我が家に来た時と日常の暮らし方ったがほとんど変わらないことに、ものぐさな飼い主があぐらをかいていた。

これまでの5年間と同様にクーちゃんは元気に思えた。

秋になり、98歳の親を自宅で看取った。

「老猫専科」

葬儀や初七日も済んで、クーちゃんの顔をよく見た。

左頬が大分腫れていた。

クーちゃんは食欲もあり、奇異な鳴き声も行動もない。

猫の口内炎について、私はたかをくくっていた。

人間の介護がなくなり、時間が出来た私は、インターネットで猫の口内炎について調べてみた。

口内炎は老猫にとっては、難治性で回復の見込めない、重大な病気であることが書かれていて、とても驚いた。

色々と調べる中で、南里秀子氏の「老猫専科」という書籍に出会って購入し、何度も読んだ。

動物病院での医療と自宅介護と、どちらが猫にとっての幸せか、という、猫目線の介護が語られていた。

2018/11粘着の薬でベトベトに

それを読んで私も、人間が考える医療でクーちゃんをいたずらに苦しめ延命するよりも、痛みの少ない穏やかな最期を迎えさせたいと思った。

18歳のクーちゃんは、人間の年齢に換算すれば90歳に近かった。

自分自身も90歳であれば、延命より、穏やかな最期を迎えたい気がした。

98歳の親を15年間の在宅介護で看取ったことも影響した。

方針が決まった。

しかし、一方で、クーちゃんの命が何とか助からないかと思い、毎週末、クーちゃんを連れて口内炎の治療に動物病院に通ったことも事実である。

2018/12 膿が上がって目が硬く

2年間の保護猫生活があったとはいえ、クーちゃんは生まれてからずっと家猫で、可愛がって育てられていたから素直な猫だった。

通院ケージを見せても、初代のお母さん猫のようには逃げなかった。

毎回、難なく捕まえて車に乗せると、クーちゃんもやはり、どこへ行って何をするのかという恐怖と不安から、往きの車中では断末魔のような声で哭いた。

2000年生まれのクーちゃんは18歳、獣医師から見たら、高齢の年寄猫で、口内炎は治らない病気と最初から分かっていたのかもしれない。

医師は毎回「食欲はあるか?」とだけ訊いた。

幸い、クーちゃんには食欲があった。

2018/12 目の表面に固まった口内炎の膿を柔らかく

私も薬の与え方に漸く慣れて、クーちゃんの口内にピンポイントで薬を入れられた。

粘着性の薬はもう手遅れに思えたが、その薬を与えることしか知らなかった。

11月、口内炎の膿を取る手術に一泊2日入院させた。

医師は「膿を取り切れなかった」と言った。

痩せて体力がなかったクーちゃんは、強い麻酔のせいか、帰宅してフラフラと歩いた。

12月、口内炎の膿がクーちゃんの目にも上って来た。

私が目の膿を毎日洗い流してやらなかったので、膿が固まり左目をふさいだ。

動物病院で目薬を貰って付けたが、いったん固くなった膿は取れなかった。

2019/1 片目でも歩いた

膿で片目が見えなくなっても、クーちゃんは片目で歩いた。

自分の運命に抵抗しない。

その中で精いっぱい生きる。

口内炎でつらいはずのクーちゃんに生きるものの命の力を見た。

 

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