3歳児のソーシャルスキルトレーニング填め板

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教育仮設22-1 好きなことがやり取りの基地になる

4歳児・保育園の年中組さんぐらいからは、 Toss 教材のソーシャルスキルかるたを利用することができる。

TOSSオリジナル教材 / 五色ソーシャルスキルかるた スタートキット
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しかし、3歳児・保育園年少組さんぐらいでは、ボール紙のかるたでは頼りなく、もっと運動感覚を満たす、填め板教材のようなものが重要となる。

年齢が小さいと、カードかるたでは、運動感覚が満たされず、活動にのらない

知的障害や自閉スペクトラム症のある方々でも、同様である。

「席に座らない」理由は、感覚運動を満たす教材がないからだ。

感覚運動を満たす、好きなキャラクターなど、その子の確定域の教材を提示すれば、座る。 

月に2回、療育に通って来てくれるL君は、3歳で年少組さん、アンパンマンと恐竜が大好きな子どもさんだ。

L君の好きなアンパンマンと恐竜の教材を、私が毎回用意するので、私のことを「パズル先生」と呼ぶ。

保育園の帰りに、お母さんの車に乗ると、「パズル先生、行く」と、療育に行きたがるという。

アンパンマンの填め板は、ボール紙のものが市販されている。

ファッションセンターしまむらで、購入当時420円。

厚みが少ないので、本当はベニヤ板のものが良いが、市販品で済めば、教材作りは楽だ。

下絵がないので、自宅のプリンターでカラーコピーして切り取り、貼りつけるだけで完成する。

最近では、ボール紙の市販品のパズルにも、下絵があるものが多い。 

西松屋にある、発泡スチロールの、お風呂パズルは、厚みが1センチ以上あって、とても良い。

万一、子どもが投げても、痛くないし、壊れない。

西松屋で、800~900円くらい。下にコピーを貼る。

また、ダイソーの、ソフトな発泡スチロール製の、恐竜などのお風呂パズルも、良かった。

ダイソー、購入当時105円。これも下にコピーを貼った。

教育仮設22-2 基地となる緩衝行動も大事

L君の基地となる行動は、恐竜で戦いごっこ「バーン」をする行動だ。

面白い教材がないと、すぐその行動に戻る。

L君の脳内イメージに共感して、戦いごっこも丁寧に同行すれば、そこで、「並んでください、集まってください、いってらっしゃい、戻ってください、お部屋に入る」などの、保育場面で使いそうな会話や言葉を形成できる。

ダイソーの恐竜パズルが好きだったが、毎回使って飽きてきたので、下のような恐竜を構成するパズルにしてみた。

下絵がないので、カラーコピーして、ラミネートした。

この恐竜の構成パズルは、 Amazonで購入した市販品で、 右上の構成の枠もボール紙で縁が浅い。

3歳のL君には、ベニヤ板のしっかりとした枠が必要だが、私が市販品で済ましていた。

それでもL君に力があって、縁が浅いボール紙の枠で楽しんでくれた。

購入してすぐ、自宅のプリンターで、恐竜の絵をカラーコピーして、ラミネーターでラミネートした。

これはとても気に入って、自宅にも持ち帰り、何週にもわたって扱うようになった。

教育仮設22-3 カード重ねでは運動感覚が頼りない

しかし、さすがにこれにも飽きてきたので、西松屋で恐竜の積み木を買って、自宅のプリンターでカラーコピーしてルーズな重ね合わせを作った。

800円くらい。

また、 Amazon で恐竜の絵カードを見つけて購入し、ルーズな絵カードの重ね合わせ教材を作った。

カードはアマゾンで購入。2枚ずつあるのでコピーの手間がいらない。枠はダイソーの将棋盤、3㎜の角材で区切った。5×3枚を並べて偶然ピッタリだった。

2つのいずれも、ヒットしなかった。

3歳のL君にとっては、感覚運動を満たす教材ではなかったので、魅力がなかった。

彼の年齢や発達段階では、ぴったり填まる、填め板のような立体教材が魅力的だった。

もしくは、強力な磁石で、感覚運動にフィードバックがある、重ね合わせがよかった。

そう思って、桃源堂のカラフルな木製立体教材を出したところ、椅子に座り、しっかりと注視して、姿勢も良く、熱心に取り組んだ。

桃源堂の保育教材、3000円くらい。
くもんのペグ差しの枠に、立見出版のドリンク消しゴムを並べた。

3歳のL君には、木製で、立体的な、しっかりとした教材で、感覚運動を満たすことが大事だと、改めて確認した。

そこで、再び、西松屋でお風呂パズルを探した。

教育仮設22-4 運動感覚を満たす教材が一番大事

以下は、家庭でもお母さんが簡単にできる、作り方である。

①しっかりとした、厚みのある、西松屋のお風呂パズルを購入。

➁Amazon の段ボールや、お菓子の箱の中のボール紙を取っておき、それを台紙にする。

③そのままでは下絵がないので、自宅のプリンターやコンビニのコピー機で、パズルを外さずに、そのままカラーコピーする。

④パズルの枠の大きさにハサミかカッターで、ボール紙を切る。

⑤ボール紙の台紙に下絵のカラーコピーをアラビックヤマトのりか、両面テープで貼る。

⑥その上に、パズルの枠を、水性ボンドでしっかりと貼り付ける。

⑦ボール紙とパズルが、ボンドの水分で湾曲しないように、雑誌などの重石を乗せて、乾くまで数時間待つ。

これで完成である。

ベニヤ板を、糸鋸でくりぬかなくていいので、誰にでも簡単にできる。

L君のように、感覚運動を満たしたい3歳児、あるいは知的障害や自閉スペクトラム症のある方々には、ソーシャルスキルトレーニングも、填め板や強力磁石で行なうことが必要だと思った。

そこで教材を改変する。

新しく、ベニヤ板を糸鋸でくりぬく作業は、丸1日がかりで、私に行動が起きにくいので、市販品のとなりのトトロの填め板を利用する。

デパートおもちゃ売り場など、市販品。各2000円くらい。

感覚運動を満たせれば、アンパンマンや恐竜でなくても、L君が興味をもってくれるだろうか。

L君の、ソーシャルスキルの興味関心度が、楽しみである。

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