行動調整の心理学

子どもの行動理解

子どもに片付けを教える方法

発達障害のある子どもの保護者から、「子どもが片付けが苦手だ」と相談されることがあります。発達障害のある子どもは、前後関係の見通しが短いため、次に品物を使うことを考えないので、次に使うために元の場所に片付けておくことが難し...
子どもの行動理解

嘘をつく子どもへの接し方

子どもに嘘をつかれたら、親は悲しいですね。その悲しみから、怒りが湧き上がり、子どもを叱ると思います。穏やかに叱るならまだしも、頭ごなしに怒鳴ったら、子どもは萎縮して、嘘を重ねます。叱られまいとして、その場しのぎの言い逃れ...
梅津八三の心理学

発達障害児を理解して係わる梅津八三の心理学

猫ちゃんブログでは、言葉を持たない猫の行動の意味を想像し、説明できない子どもたちの行動の意味を考えています。子どもの行動理解、子どもの喜ぶ教材、特別支援教育、発達障害、不登校、育児、行動調整などについて、梅津八三の心理学...
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行動調整の心理学

予定の変更が難しい時は経験させてから自己決定してもらおう

ダウン症のまさや君27歳と、2ヶ月ぶりに病院小児科で学習しました。学習と言っても、まさや君は大人なので、趣味の世界を共有する学習です。まさや君の好きな童謡を、iPadで選んでもらって、一緒に聞きます。歌詞が見えることで、...
行動調整の心理学

不登校になったり 出社拒否になったり ゴミ屋敷になったりするのはなぜか

土日も休みなく、8日続けて働いたので、きょうのノルマの書類仕事に、今、なかなか取りかかれないでいます。考える仕事に、体力がいる年齢になったので、取りかかることが億劫なんですね。休日が必要だと感じます。親の介護を終えて、自...
不登校/引きこもり/非行

不登校の子どもたちの確定域について野良猫クロちゃんの確定域から考えたこと

猫にも人にも、心理学者梅津八三のいう「確定域」は大切です。確定域とは、安心できる領域、好きな領域ですね。野良猫クロちゃんを猫捕獲機で捕まえてから、1年6ヶ月経ちます。1年目、クロちゃんにとって我が家は、危険な場所、「不確...
不登校/引きこもり/非行

人生の楽園徳之島のてげてげ「なんとなく、適当なところでいいよ」

土曜日18時~、テレビ朝日で「人生の楽園」を見ました。不登校の長男ゆうくん14歳の人生への適応を心配したご両親が、愛媛県の都会から鹿児島県南西諸島の徳之島へ家族で移住したお話です。ゆうくんは、200人規模の中学校に適応で...
不登校/引きこもり/非行

不登校と社会的ひきこもりを防ぐ最初の言葉かけ

学校に行く気力をなくして、一番自信をなくしているのは、子ども本人です。朝、起きてこない時、「学校 行かない」と聞いた時、その日学校に行かなかったと知った時、保護者が最初にかける言葉は、「生きててくれれば、嬉しいよ」です。...
子どもの行動理解

学校のトイレのスリッパをそろえていて朝の会に遅れる理由を理解しよう

ある子どもさんが、学校のトイレのスリッパを全部きれいにそろえていて、毎日、学級の朝の会に遅れて来るという話を聞きました。「遅れちゃダメでしょう」と言わずに、子どもの行動の意味を考えてみましょう。どうして朝の会に遅れるまで...
ソーシャルスキル

集団登校の子どものトラブルを絵に描いて説明する方法

昭和の時代、子どもたちは一人で登下校をしていました。昭和の後半・平成時代から、交通事故や誘拐の予防のため、子どもたちは集団登下校が増えました。集団場面が苦手な子どもたちにとっては、集団で移動する登下校も苦手です。高学年の...
ソーシャルスキル

セリアのやることできたよマグネット もちものチェックマグネット第2弾

100円ショップのセリアの「やることすることマグネット」が手に入らないと、あるお母さんからお聞きしていました。2022年10月、セリアで、新しい「やることできたよマグネット」と「もちものチェックマグネット」を見つけました...
不登校/引きこもり/非行

自閉スペクトラム症の子どもと行事参加や登校について話し合う方法

コロナ禍ではありますが、修学旅行が近づいて、不登校のU君と、修学旅行にどんな風に参加するか、話し合うことになりました。U君は、おとなしく穏やかな人で、周囲の勧めを拒否することができず、「はい」と何でも受け入れてしまい、受...
子どもの行動理解

宿題やゲームの時間について子どもと話し合う方法

T君は、待合室でしていたスマホのゲームをオフにして、スマホを手に持ったまま、お母さんと相談室に入りました。この日初めて会う、小学校4年生の男の子です。お母さんに本日の相談内容を聞くと、「最近、子どもがイライラしたり、暴言...
ソーシャルスキル

離席する子どもが授業に集中して参加しやすくなるソーシャルスキル

小学校3年生のS君が、病院小児科の療育に、お母さんと見えました。小学校3年生の国語と算数の勉強は、S君にとって、だいぶ難しいです。勉強が難しいと、先生の話に集中できず、授業から離れる行動が起きやすくなります。しかも、35...
子どもの行動理解

多動衝動の強い子どもの多動を生かす方法

猛暑の夏休み、エアコンのある部屋で、ゲームばかりして、家族に叱られていませんか。「つまらない、つまらない」と言って、室内だけではエネルギーが余っている子どもさんに、電子ゲームから離れて運動感覚を満たす、トランポリン,ブレ...
子どもの行動理解

ゲーム依存を軽減する方法

ゲームを禁止する話、ゲームを制限する話を、保護者から相談されます。ゲームを禁止してハードやソフトを取り上げても、ゲーム時間を減らしても、子どもの脳が快感を諦めるのは難しいです。快感を諦められないので、反抗したり暴言を吐い...
不登校/引きこもり/非行

花の名前を調べる方法

2022年6月27日に、花の名前がわかるスマホ無料アプリ「ハナノナ」を紹介しました。今回は、パソコンの Google 画像検索でも、スマホの Google レンズでも、花の名前を調べられることが分かったので、紹介します。...
ソーシャルスキル

いじめ予防の学習もいじめ場面の絵を使えば発達障害の子どもたちの参加度と理解が増える

いじめられて傷ついた子どもたちの、悲しみや不登校、引きこもりや自殺はつらいです。納得できる事後処理があったとしても、本人の心の傷は、深いものです。そうであれば、いじめは、事後処理ではなく、予防ができたら最善ですね。いじめ...
保育/保育園

ソーシャルスキルは音声の言葉で説明するよりも絵を見せると発達障害がある子どもに一瞬でわかりやすい

我々大人は、「音声」だけを言葉だと思っています。ところが心理学者の梅津八三によれば、赤ちゃんが泣く行動そのものも、幼児がクレーン車を指差す指さしも、身振りも、実物・模型・写真・絵も、文字も音声も、それら全てが「言葉」にな...
ソーシャルスキル

自閉スペクトラムの子どもも言葉での呼びかけができると会話の初めがうまくなる

子どもたちに、特別に会話の仕方を教えなくても、家族や仲間のやりかたを見て、会話をまねていく子どもたちが多いですね。なんて会話を始めたらよいか、会話の初めが苦手な子どもさんに出会って、今回は会話について考えてみました。子ど...
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