インターネットで見つけたキジトラの保護猫

4844928c053fc5711efdf6668320a286
この記事は約3分で読めます。
NPO法人日本動物愛護福祉協会
ホームページ掲載中の花ちゃん

2 保護猫 花ちゃん

 10歳を超える保護猫は、県内ではなかなか見つからなかった。

1か月ほど検索して、5歳の雌猫を県内の保護猫協会のサイトで見つけた。

子猫だったクロを亡くした時から憧れていた生命力が強そうなキジトラ猫。

プロの写真家さんが撮ったという掲載写真にひと目惚れした。

それが花ちゃんだった。

花ちゃんを毎晩インターネットで何週間も眺めていた。

花ちゃんは5歳のためか、見つけてから1か月経っても2か月経っても新しい飼い主の決定記事が載らないで、そこにいた。

サイトの経歴書には、トライアルのお宅で、夜中に激しく鳴いて一晩で返されたと正直に書かれていた。

夏になり、私は漸く決心してインターネットのメールで、花ちゃんを飼いたいと保護猫協会に申し出てみた。

グリーンアイと
ツキノワグマの模様

保護猫協会の保護主さんはとても喜んで、「譲渡会に会いに来てくれ」とすぐに返事をくれた。

事前に保護主さんと何回かメールでやり取りをした。

会いに行くと、花ちゃんは想像していたよりも堂々とした体格だった。

頭と手足は小さく、しっぽも短いのに、胴体は横綱級だった。

短毛のキジトラ模様と、可愛い口元の模様と、エメラルドのグリーンアイがきれいだった。

ツキノワグマのような、首周りの明るい茶色の半月模様もチャーミングだった。

初対面で私は花ちゃんを気に入った。

「飼いたいです。」とその場でお願いをした。

花ちゃんはもともと野良猫で、2年前に5匹の子猫と一緒に保護されたのだそうだ。

5匹の子猫は次々と新しい飼い主さんに引き取られ、母猫の花ちゃんだけが残ったらしい。

そう聞いて、子猫と別れた花ちゃんの、悲しみと寂しさを思った。

4か月離れ離れになったとき(97歳)

花ちゃんに会う1年前、私は97歳の親の14年目の介護をしていた。

4か月ほど親を施設と病院に預け、初めて離れ離れになったことがあった。

そのとき「身を切るようなつらさ」というものを、私も味わった。

その時のつらさは、まさに産んだ子どもを里子に出すような心の痛みだった。

花ちゃんのおっぱいは張らなかっただろうか。

子猫を舐めたり抱いたり出来なかった花ちゃんの鳴き叫ぶ姿を思った。

子猫と離れた花ちゃんは、トライアルの新しいお宅で、我が子がどこかにいるのかと、貰われてしまった子猫を探したのではないか。

そういう歴史の花ちゃんだから、保護主さんは花ちゃんの環境変化をとても心配してくれていた。

鳴いたであろう花ちゃん

なかなか新しい飼い主さんが現われない花ちゃんは、保護主さんのお宅で既に2年もの間、可愛がられているということだった。

花ちゃんは毎週末の土日に、保護主さんと譲渡会へ欠かさずデビューしていたが、当時3歳の成猫だったこともあり、新しい飼い主さんが2年間決まらず、5歳になったのだそうだ。

2年も一緒にいれば保護主さんは情が移る。

保護猫ボランティアで面倒を見て来た保護主さんご家族の、花ちゃんへの深い愛情を思った。

花ちゃんの直接の世話担当だった、保護主さんのお母さまは、花ちゃんを送り出してしまって寂しくないだろうか。

保護主さんとの別れは、花ちゃんにとっても切ない気がした。  

猫ちゃん

 心理学に基づいた子ども理解と教材について語り、発達を拡大促進する創作教材を紹介します。市販教材も紹介します。
 要支援2~要介護5のアルツハイマーの親の15年の介護でやってみたアイディアも投稿しています。
 7匹の猫生の記事も笑えます。
 このブログの題名「猫ちゃん」は、認知症の親が猫の名前を憶えられず「猫ちゃん、猫ちゃん」と可愛がったことに由来しています。

猫ちゃんをフォローする
 教材 紹介
 教材 紹介
保護猫花ちゃん
スポンサーリンク
猫ちゃんをフォローする
猫ちゃんブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました