特別支援教育

特別支援教育

エレベーターが大好きな自閉症の子どものエレベーターと学習の結び付け方

エレベーターを大好きな子どもが、病院の療育に来ました。学校では、45分間、長くは学習に集中できないということですが、課題が5分ごとに変わる16種類の心理検査では、50分間ずっと着席して、解答し続けることができました。「触...
特別支援教育

自閉症の一平君の好きな食べ物のメニューを作る

33歳の自閉症の一平君は、1週間のスケジュールを自分で決めています。そのスケジュール通りに、行動したい一平君です。そのスケジュールは、まるで学校の授業のように、何曜日はどこどこへ行く、何曜日はどこどこへ行く、と決められて...
特別支援教育

病院小児科の心理検査から子どものことばと行動を理解する3

発達に心配のある子どもも、名詞レベル・単語レベルでやり取りができる家庭や保育園では、目で見て真似たり、単語で会話したりすることで、生活できます。小学校低学年時の心理検査では、単語レベルの子どもでも、検査の平均100に近い...
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感覚運動

音声の言葉のない多動な自閉症児の療育10 椅子に座る

特別支援学校小学部1年生の、自閉症のあっちゃんと学習するようになって、1年になります。前回、今回と、あっちゃんに飛躍的な成長がありました。今回はついにあっちゃんが、40分間ほとんど椅子に座って、学習をしました。あっちゃん...
数・算数・数学

分数の約分が苦手な子どもの助け方

分数の約分で、「九九がすぐ出てこない」という相談がありました。九九の、全ての段の、混合の、順不同の、横式の計算は、できるそうです。これは、素晴らしい力ですね。以下のプリントのような、左から右へ、一方向に考えれば良い九九は...
文字・国語

ひらがな数字を書くための分解と合成

保育園の年長さんで、自分の名前のひらがな、1~10の数字、を書くことが難しい子どもさんがいます。ひらがなや数字は本来、入学後に学校で習うので、5歳で書くことが難しいのは、当たり前です。なぜ難しいのか、保護者や保育園の先生...
絵カードコミュニケーション

話さなくなったダウン症の青年の意思表示を形成する方法

28歳のダウン症のまさや君は、特別支援学校の小中学部の時は、よくしゃべる子どもでした。病院の療育では、1歳から中学部までお付き合いがありました。高等部を卒業し、作業所でお仕事をするようになり、23歳になったまさや君と、久...
感覚運動

音声の言葉のない多動な自閉症児の療育9 宝さがしと棒さし玉さし

あっちゃんは、知的特別支援学校小学部重度重複学級の1年生です。あっちゃんのクラスでは、子ども3人に、2人の先生がついています。音声の言葉のないあっちゃんにとって、感覚を楽しむことが、あっちゃんの言葉です。実物を触る行動=...
数・算数・数学

作業所のお仕事のパン生地計量の練習方法2

28歳のダウン症のまさや君と、お豆腐を使って、計量の学習を続けています。お母さんや私は、文字カードや比較対象が同時に2つなくても、「なんて大きいステーキだ」「この荷物は重いね」「カレーが少なすぎるよ」「ご飯が多すぎる」な...
感覚運動

自閉症児の感覚運動を満たす市販品の初期学習教材

赤ちゃん、幼児、発達障害のある子どもたちは触覚を満たすおもちゃを喜びます。一人一人の子どもの、興味関心に沿って、その子の力に合う、木製のおもちゃや教材を作れれば最高ですね。しかし、木工には、丸ノコやボール盤を置く場所が必...
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