特別支援教育

身振り

30歳のダウン症のまさや君のことば

30歳のダウン症のまさや君は、幼児期から特別支援学校高等部まで、不明瞭な構音ながらも、音声のことばを発していました。B型作業所に就職し、成人し、不明瞭な構音では相手に伝わらないことを、次第に自覚したのか、23歳頃から、音...
梅津八三の心理学

松木健一氏による「ことば」梅津八三の「言語行動の系譜」から

「ことば」をどのように定義するのか?福井大学客員教授の、松木健一先生のお考えを紹介します。以下の文章は、松木先生のFacebookコメント欄への投稿からの引用です。ことばをどのように定義するか?情報を伝えるものがことば思...
梅津八三の心理学

猫はことばをしゃべるか?

家猫歴6年の花ちゃんが、この1ヶ月ほど、「ちょうだい」と手(前足)で伝えてきます。初めは、ただ手を伸ばして、人間に触っただけだと思っていました。私がテレビを見ながら、花ちゃんの好きな海苔を食べていると、私の身体に花ちゃん...
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梅津八三の心理学

ことばとは?音声と文字だけだろうか?

X や Instagram などのSNSをのぞいていると「うちの子はまだ発語がない」という投稿を、見かけます。保護者の、落胆と苦労が偲ばれます。発語とは、状況にあった音声を口に出して、相手に伝えようとする行為です。多くの...
特別支援教育

読むことはどうして難しいのか?

文字を読むことに、苦労する子どもたちがいます。本人との面談、保護者の主訴、生育歴、検査中の様子から、行動全般がゆっくりである子どもさんに出会います。①集団場面の保育園で、行動がゆっくりだった。②通常は80分前後のWISC...
特別支援教育

書くことはどうして難しいのか?№2

いわゆる「不器用」と呼ばれる子どもたちがいます。相談場面で、生育歴や困り事を聞き、学校のノート類を拝見し、「くだものはりんごがすきです。」程度の短い作文を書いてもらうと、発達性協調運動症が疑われる子どもさんが多いです。A...
特別支援教育

ダウン症のまさや君かなトークとレジスタディでパンの販売学習を始める

30歳のダウン症のまさや君は、病院の療育に2歳から通ってきています。お母さんは「ダウン症の子どもを育てることは、3つ子を育てることよりも難しいよ」と、育児の大変さに共感してくれた小児科医、深澤尚伊医師の言葉に支えられ、ま...
特別支援教育

書くことはどうして難しいのか?№1

書くことは、文字を書ける大人にとっては、簡単なことに思えます。ところが、6歳になっても、鉛筆を持つことや、文字を書くことが、難しい子どもたちがいます。書くことは、どうして難しいのか? 理由をご紹介しますね。書くことは、目...
特別支援教育

文字や数字を書けない子どもの離席を防ぐ就学支援

子どもの遊びは、手で操作する遊び、目で見て楽しむ遊び、耳で聞いてわかる遊び、の順に発達します。赤ちゃんは、ベッドやベビーカーに、ベビージムをぶら下げてもらって、手で触っていますね。おっぱいや哺乳瓶のミルクを飲む時、口に入...
特別支援教育

発達障害児の視空間認知を育てる方法 2中学生

視空間認知に苦手さを持っている小学生の、ひらがな、数字、カタカナ、漢字、状況の認知については、「1小学生」で投稿しました。今回は、視空間認知に苦手さを持っている中学生の、ローマ字、英単語、数学の文字式の同類項をまとめる、...
漢字

発達障害児の視空間認知を育てる方法 1小学生

発達に心配のある子どもたちの中には、視空間認知に苦手さを持っている子どもがいます。視空間認知は、建物内の位置を覚える、道具の操作がわかる、着替えができる、人や物にぶつからずに歩く、人の顔を覚える、相手と程よい距離を保つ、...
文字・国語

音声のない自閉症の一平君33歳が文字で書いた気持ち

音声のない自閉症の一平君との出会いは26年前、病院小児科の深澤尚伊医師の紹介でした。出会った時の一平君は7歳、小学校の特別支援学級の2年生。私の発達相談は自由診療で、費用がかさみますが、お母さんは一平君の療育に熱心で、毎...
特別支援教育

エレベーターが大好きな自閉症の子どものエレベーターと学習の結び付け方

エレベーターを大好きな子どもが、病院の療育に来ました。学校では、45分間、長くは学習に集中できないということですが、課題が5分ごとに変わる16種類の心理検査では、50分間ずっと着席して、解答し続けることができました。「触...
特別支援教育

自閉症の一平君の好きな食べ物のメニューを作る

33歳の自閉症の一平君は、1週間のスケジュールを自分で決めています。そのスケジュール通りに、行動したい一平君です。そのスケジュールは、まるで学校の授業のように、何曜日はどこどこへ行く、何曜日はどこどこへ行く、と決められて...
特別支援教育

病院小児科の心理検査から子どものことばと行動を理解する3

発達に心配のある子どもも、名詞レベル・単語レベルでやり取りができる家庭や保育園では、目で見て真似たり、単語で会話したりすることで、生活できます。小学校低学年時の心理検査では、単語レベルの子どもでも、検査の平均100に近い...
感覚運動

音声の言葉のない多動な自閉症児の療育10 椅子に座る

特別支援学校小学部1年生の、自閉症のあっちゃんと学習するようになって、1年になります。前回、今回と、あっちゃんに飛躍的な成長がありました。今回はついにあっちゃんが、40分間ほとんど椅子に座って、学習をしました。あっちゃん...
数・算数・数学

分数の約分が苦手な子どもの助け方

分数の約分で、「九九がすぐ出てこない」という相談がありました。九九の、全ての段の、混合の、順不同の、横式の計算は、できるそうです。これは、素晴らしい力ですね。以下のプリントのような、左から右へ、一方向に考えれば良い九九は...
文字・国語

ひらがな数字を書くための分解と合成

保育園の年長さんで、自分の名前のひらがな、1~10の数字、を書くことが難しい子どもさんがいます。ひらがなや数字は本来、入学後に学校で習うので、5歳で書くことが難しいのは、当たり前です。なぜ難しいのか、保護者や保育園の先生...
絵カードコミュニケーション

話さなくなったダウン症の青年の意思表示を形成する方法

28歳のダウン症のまさや君は、特別支援学校の小中学部の時は、よくしゃべる子どもでした。病院の療育では、1歳から中学部までお付き合いがありました。高等部を卒業し、作業所でお仕事をするようになり、23歳になったまさや君と、久...
感覚運動

音声の言葉のない多動な自閉症児の療育9 宝さがしと棒さし玉さし

あっちゃんは、知的特別支援学校小学部重度重複学級の1年生です。あっちゃんのクラスでは、子ども3人に、2人の先生がついています。音声の言葉のないあっちゃんにとって、感覚を楽しむことが、あっちゃんの言葉です。実物を触る行動=...
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