猫の歯石の手術のようす

歯石とりの手術の前の晩、花ちゃんは明日の入院を知らず、いつものようにそばに来て、のんびりまったりしてくれます。

ゆうべは花ちゃんと一緒に、BS テレビで「ディスカバリー動物なぜなに研究室」を見ました。

ネズミやペンギンが出てくると、花ちゃんは食い入るように見ています。

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テレビを見る猫

今回は、猫の歯石の手術のようすを紹介します。

手術の準備の食事 お水 洗濯ネット

手術の日は、動物病院に「午前9時までに来てください」という指定でした。

手術の前の晩は、食事は21時までで、花ちゃも19時以降は何も食べません。

手術当日、食事は取らずに、水は朝7時まで。

花ちゃんは毎朝、食事前に排便するタイプで、手術の日の朝も、良い便が出ました。

花ちゃんは、いつも通りに、朝ご飯を食べたがりましたが、人間も朝ごはんは食べず、お茶も飲まず、花ちゃんを洗濯ネットに入れ、ケージに入れました。

洗濯ネットは、外が見えないタイプがいいのか、網目が大きく、外が見えた方がいいのか、不明でした。

猫が怖がっている時、タオルや毛布をかけると安心すると、動物番組で見かけたことがあるので、結局、外が見えないタイプの洗濯ネットに花ちゃんを入れて、出かけました。

花ちゃんは、いつもの通院くらいに鳴いて、不安そうです。

歯石の手術の説明

9時に診察室に呼ばれて、花ちゃんと入ると、獣医さんが花ちゃんの歯石の様子を確認します。

「上の歯にだいぶ歯石がついます。上下とも丁寧に歯石を取ります」と、手術担当の先生に言われました。

人間の歯槽膿漏と同じで、歯石がバイ菌を増やし、歯の奥の骨まで溶かしている可能性もあること、歯を抜く場合もあること、などの説明があります。

私が見守るなかで、花ちゃんに痛み止めの注射が打たれました。

私と別れてから、花ちゃんは全身麻酔で、歯石をとる手術です。

手術が済んだら、電話で手術の結果を知らせてくれるということでした。

歯石除去後のお知らせの電話

飼い主の気持ちをよくわかってくれる、動物病院の獣医さんです。

手術中に何かあれば電話をくれるし、手術が済んだら電話をくれます。

安心して、自宅で待つことにしました。

花ちゃんがいると、掃除機の騒音を嫌うので、いつもはできない場所まで丁寧に掃除機をかけたり、めったにしないお風呂掃除をしたりして、なんとなくそわそわと過ごします。

昼の12時30分に電話が来て、手術担当の獣医さんから、手術の成功が知らされました。

太った猫の体重管理

「10歳だが、歯石を取ってみると、歯槽骨まで侵されているようなことはなかった。

太っているので、麻酔から目覚めるのに15分かかった。

肝機能の数値がやや高いので、今後も、急激でないダイエットに励んでほしい。

術後の感染症予防のため、2週間、薬を飲ませてください。」とのことでした。

以前は、抗生剤セファレキシン@K1Jで花ちゃんが下痢をしたり、薬をすりつぶして混ぜるとチュールを食べなかったりして、服薬はお互いに苦労しました。

今では花ちゃんは、薬のポイ飲みが上手になったので、服薬については、私も気楽に構えられます。

体重は、ダイエット1週間で、前回の 8.2kg から 7.9kg に、300g 減っています。

エサのグラムを測って与えるようにした、その成果が出ました。

花ちゃんが毎回、もっと食べたそうな目で私を見つめるのが、つらいですが………。

退院後、感染症予防の服薬と、甘やかさない体重管理もしていきます。

1泊2日の入院

明日は、朝9時過ぎに、お迎えに行く予定です。

花ちゃんを保護猫協会から迎えて5年、10歳の花ちゃんと初めて離れたので、術後の花ちゃんの行動を見るまで、私も緊張しています。

明日、花ちゃんが家に帰ってきて、いつもの場所で、いつもの毛づくろいをして、安心してくれるといいです。

自分の家がどこよりもいいって、人間だけでなく、猫ちゃんも同じですね。

最近は、並んで寝てくれる花ちゃんです。

仰向けに寝るところが、人間みたいで笑えます。

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