我が家で、4年間過ごしていた生粋の元野良猫クロちゃんが、夜8時頃、帰宅者と入れ替わりに、玄関から脱走しました。
9日目に捕まえることができたので、1脱走するまで、2捕まえるまで、3捕まえた後で、を投稿します。
Facebook や Instagram 及び ✘ や LINE で、心配してくださった皆さん、ありがとうございました。
3年間は奥の部屋で孤独に過ごしていたクロちゃん
我が家に来て3年、おもちゃのCatch me if you can 、

伸縮棒の鳥の羽、伸縮棒の細い紐、などで遊ぶようになり、

キャットタワーにも登ってくれるようになりました。

飼い主は、クロちゃんが人慣れしたかと喜んだのですが、クロちゃんの基地が奥の部屋から玄関へ近くなったことで、クロちゃんは外へ出たい思いを強くしていたのかもしれません。

特に最近は、クロちゃんに触れるようになったことが嬉しくて、クロちゃんの行動の側で考えることを忘れていました。
玄関の見える棚で過ごすようになったクロちゃん
奥の部屋で寝ている時以外は、1m20cm くらいの高さの、玄関が見える棚の上で、外を眺めるのがクロちゃんの楽しみです。

クロちゃんと仲良くなれたのが嬉しくて、おやつのちゅーるなども、その棚の上であげていました。

クロちゃんは朝晩、縄張りの見回りの代わりに、玄関で8の字周りをします。

後から気がついたのですが、玄関には、夜間にクロちゃんが匂い付けをした、スプレーの後が目立ちます。

私と仲良くなる一方でクロちゃんは、何とかして外へ出ようと、虎視眈々、狙っていたに違いありません。
クロちゃんがいつも寝ている床から、ジャンプで出てくる本棚の高さは90cm で、クロちゃんは毎日それを繰り返す、跳躍力がありました。

1年目から設置した高さ90cm の脱走防止フェンスも、楽々と超える力のあるクロちゃんです。

最近は、玄関の見える棚の上からいつも、玄関の人間の出入りを見ていたクロちゃん。

あそこから出られる!と、毎日考えていたに違いありません。
脱走されてから分かった予防策
クロちゃんの過ごす場所が玄関に近くなった時、玄関の出入りの際の用心をしないといけませんでした。
外から玄関を開ける時、クロちゃんが脱走防止フェンスを越えて、玄関のたたきにクロちゃんがいることを想定して、足元をカバンで覆いながら、戸を10cmずつ用心深く開けるか、しゃがんで戸を開けるべきだったのです。
夜、入れ違いに、クロちゃんがスルリと出て行った時、クロちゃんの玄関からの脱走が全く頭になかったので、突然の出来事に捕まえることもできず、「クロちゃん!」と名前を呼ぶしかできませんでした。
今後、玄関のたたきのカーペットを、明るい色に変更して、夜でもクロちゃんの黒色を見やすくしたいです。
また、夏の日差しを避けるため、玄関ガラス戸に遮光ネットを貼っていましたが、遮光ネットの下部は30cm切り取って、外からクロちゃんのウロウロが見えるようにしました。

灼熱の日差しを避けるよりも、クロちゃんの脱走を避けることの方が重要と、脱走されてから気がつきました。
網戸には、目隠しシートやワンタッチシマリが便利
クロちゃんの脱走を恐れて、風が気持ち良い日でもクロちゃんの動く範囲の戸を、網戸にしないようにしてきました。

一箇所だけ、小窓にニトリの目隠しシートを貼って風は通すようにして、手前にカインズのベランダネットを貼って、小窓を網戸にすることがあります。
こうすると、猫の爪を網戸にかけにくくなり、網戸だけよりは脱走防止になります。

私がこの小窓のガラス戸を開け閉めしても、外の風を感じても、クロちゃんはこの網戸に近づこうとはしません。
生粋の野良猫なので、網戸を知らない可能性もあります。
ワンタッチシマリは、初めから窓ガラスについている、防犯閉まりと同じ働きをします。

ガラス戸を開けた状態で、網戸とガラス戸の境界に貼り付けて、網戸が猫ちゃんの爪の力で開かないようにできます。
上下につけると、一層網戸が動かなくなります。

網戸を爪で開ける猫ちゃんの脱走防止に、是非お試しください。
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