教材No.30-1 5まで10までの 数字と量が一致する
指型・算数ブロックなどで、5まで10までの数字と量が一致すれば、加減算に進める。
教材No.30-2 5 +α を学習する
+記号の意味の「両手を合わせる身振り」が大事。
加減算ができるくらいに学習が進んでくると、ベニヤ板と角材の枠でなくとも、、厚紙に太マジックでしっかりとした枠を書けば、学習できる力がある。
教材の準備が楽になる。
考えることに集中させるため、書く負担を減らし、数字は数字タイルを使う。
ホワイトボードで行なえば、書くこと・消すことは、楽しいと思う。
書くことを嫌う子や、間違うことが嫌で、消すことを嫌う子が、時々いる。
仕上げにプリントで行う場合に、子どもが間違ったら、先生やお母さんが消しゴムで消してあげれば良い。
教材No.30-3 10以下の数で 加算と減算を同時提示・比較照合で行なう
+記号の意味の「両手を合わせる身振り」、-記号の意味の「横に手で引っ張って取り去る身振り」が大事。
「こっちは+4問題だよ」「こっちはー4問題だよ」「どっちからやってもいいよ」と2つを出す。
教材No.30-4 プリント学習でも 筆算でも 同じ数字を使って 加算と減算を同時に行なう
プリントや筆算になっても、記号の意味の身振りが大事。
「あわせて」「ぜんぶで」「みんなで」「たすと」「ふえると」「いっしょにすると」」「もらうと」など、記号の意味を先生が言ってやり、加算の言葉を教える。
減算も同様に、「ひくと」「たべると」「なくなると」「とると」「あげると」など、記号の意味を先生が言ってやり、減算の言葉を教える。
教材No.30-5 10の補数の強化法
いつでも上紙を開けて、算数ブロックを見られるように、上紙で覆って隠す。
そのうち、50五十音表のように、視覚優位の人は上紙で隠しても、算数ブロックが目に焼き付いて、千里眼で上紙の下を見通せる。
上紙の下の、変わらない位置の手がかりが、記憶に重要だ。
教材No.30-6 加算と減算の文章や記号を脳外に同時に見せる
算数文章題でも、記号の意味の身振りが大事。
算数文章題の単語は、4本110円のダイソーの磁石棒にマジックで単語を書いた。
ホワイトボードで行なうと、磁石棒がくっつく。
ホワイトボードと磁石は、子どもの運動感覚である触覚を満たす。
そういう教材が、学習意欲を下支えする。
ホワイトボードや磁石棒を使うと、プリントだけよりも、とりかかり・集中・意欲が高くなる。
使わない手はない。
教材No.30-7 10の補数の辞書表を筆箱に入れて使う
脳内記憶が成立しなければ、辞書表を使う。
テストの時以外は、筆箱に入れておきいつでも使って良い。
人目を気にする子には、周囲に気兼ねなく辞書表を取り出せるように、教室の座席は、一番後ろが良いかもしれない。
オープンな子には、友達にきかれたら、「俺まだ10の補数が苦手だからさ」と友達に苦手を公開させる。
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