猫は子どもの時に、お母さんのおっぱいを手で交互に押しながら、おっぱいの出を良くして飲む姿が、知られています。
猫が、大きくなってからも我々に見せてくれる、猫のふみふみですね。
お母さんのおっぱいを思い出すのか、柔らかい毛布や羽毛布団で、猫がふみふみする姿をよく見かけます。
我が家でも、家猫の花ちゃんは、羽毛布団を出した衣替えの日に、早速ふみふみをして見せてくれます。

ところが、元野良猫のクロちゃんは、4年間、ふみふみをする姿を、見せたことがありません。
クロちゃんは、ふみふみを知らないのか?
ということは、クロちゃんは、お母さんのおっぱいを、ふみふみしながら飲むことがなかったのか?
クロちゃんがこんなに臆病なのは、お母さん猫の保護や、兄弟猫という社会を知らなかったからなのか?
クロちゃんは、どうやって育ってきたのか?
とても不思議です。
撫でさせてくれるクロちゃん
クロちゃんは、鳥の羽で接近すると、首や背中を私の手で撫でさせてくれるようになりました。
背中を向けてゴロンとなるだけでなく、私の方を向いて寝そべるようにもなりました。

人間が猫を撫でて、猫が喜ぶのは、お母さん猫になめてもらうのと同じくらい嬉しいからです。
手の他に、マイクロファイバー手袋や、毛すきぐしでも、クロちゃんは撫でさせてくれます。

2ヶ月ほど経過した今では、おでこ、喉元、耳、脇の下、胸、お腹、背中など、嫌がらずに撫でさせてくれます。
撫でるとグーパーして喜ぶクロちゃん
私が撫でると、クロちゃんは気持ちよさそうに、グーパーグーパーを繰り返します。

ふみふみは、まだ一度もしません。
空中だから、ふみふみはできないのかな?
このグーパーが、クロちゃんのふみふみの代わりなのかな?

しっぽを撫でると、やめてくれと、優しい猫パンチで断ります。
感覚過敏のあるクロちゃんのしっぽはとても敏感で、触られるのは嫌なんですね。
たっぷり撫でた後、私が調子に乗って、クロちゃんを抱っこしようとしたら、強い猫パンチで「ファー」と断りました。
クロちゃんの方から、私の膝に乗ってくるような空間と関係がまだないので、抱っこは無理でした。
ペットのこたつも使ってくれるクロちゃん
クロちゃんは、寒さに強い野良猫で、家猫花ちゃんのように、暖かい場所を探して、暖を取る猫ではなかったです。
ところが、5年目の今年は、ペットのこたつをつけた日から、すんなりとそこに昇って温まっています。

よかった。
クロちゃんも、暖かい場所が気持ちが良いということを、覚えたんですね。
これで、クロちゃんが生活する1階の、今年の冬の寒さしのぎも安心です。
鼻チューをしてくれるクロちゃん
クロちゃんは、何と、鼻チューを、許可してくれるようになりました。

とてもゆっくりと、クロちゃんの鼻に、私の鼻を近づけると、クロちゃんもわずかに鼻を近づけてくれます。
たまには、クロちゃんの方から、鼻を押し付けるように力を入れて鼻チューしてくれます。
こうやって少しずつ、気を許してくれているのかな?と嬉しいです。
新しいペットマットはやはり使わないクロちゃん
クロちゃんの好きなママクックのドライシラウオで、新しいペットマットに誘導してみたのですが、こんな格好でドライシラウオを食べただけです。

クロちゃんの用心深さが、後ろ足に、にじみ出ていますね。

新しいペットマットは使わないがnekozukiの新しい爪とぎは使う
クロちゃんは、立った姿勢で爪を研ぐので、今まではカインズの爪とぎを縦に2つ足して、長い爪とぎにして柱にセットしていました。
爪とぎ2つの連結では、真ん中に爪の引っかかりできるので、長い爪とぎはないかと探していたところ、「nekozuki」(ねこずき)さんに長い爪とぎがありました。
つぎはぎの爪とぎも、時々新しいものに交換していたので、爪とぎの交換は慣れているのか、ライオンの爪とぎを購入してセットしたら、爪とぎはクロちゃんは新しくても使ってくれました。
長さは1m あります。1枚1,980円。3枚で5400円。

クロちゃんの通院
私の姿を見ると、クロちゃんは寝床から走り降りて、かけ寄ってきてくれます。

可愛いですね。
クロちゃんを洗濯ネットに入れて、動物病院に無理に連れて行くことは、触れる今では可能に思えます。
12月に、花ちゃんを年に1度の予防接種に連れて行くので、獣医さんにクロちゃんの受診の仕方、検査と手術を相談しようと考えています。
無理に捕まえて、クロちゃんに嫌われることは予想されますが、血液検査を受ければ、クロちゃんの保有する病気がわかり、クロちゃんを2階に出入りさせて良いものかどうかわかるので、12月~1月に実行したいです。
血液検査と同時に不妊手術も受けさせて、1月からのクロちゃんの発情期のスプレーも、5年目のこの春は避けたいです。
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