シートベルトをしたまま、車内の床のゴミを取ろうとして、左手を伸ばしすぎて、 左肩の腱断裂を起こしました。
肩は、1年後にどうなったかを、紹介します。
四十肩、五十肩は、突然やってきて、そこから全く手が上がらなくなる、と聞きます。
腱板断裂が違うのは、痛みは翌日〜翌々日ごろから激しくなりますが、肘から先は自由に動かせて、鞄を持ったり手が使えるたりすることです。
鍵板断裂の直後は、肩が非常に痛んで、夜間は眠れないほどですが、1週間、1ヵ月と、経つうちに、脇を開けないようにくっつけて、痛む動きを避けると、痛みを忘れて過ごせるようになります。
私の場合は、着替えの時に一番痛みました。
シャツに袖を入れる時、ズボンを引き上げる時、靴下を穿く時です。
腕を伸ばして縮めるような動きが、つらいです。
ユニクロの前開きの下着や、前開きのポロシャツを購入して、肩が痛む着替えをしのぎました。
肩の腱板断裂の前には肩甲骨などに予兆が出る
それ以前、5か月前から、左の肩甲骨に痛みがあり、腱が弱くなっている予兆がありました。
肩甲骨に、ロキソニンテープを貼ってもらうと、翌日は少し肩甲骨の痛みが和らぎました。
約半年後に、急な無理な姿勢で、肩の腱が断裂しました。
足のアキレス腱の断裂と同じ、肩の腱断裂ですね。
断裂直後の痛みかた
腱断裂を起こした8月からは、着替えで、左腕を前方に出す時に、ゴリッと、ひどく痛みました。
起きている昼間は、脇の下から腕を離さないように使っているので、痛みも少なく、手を使えました。
しかし、私が横向き寝のせいか、夜は痛みで眠れませんでした。
もちろん体重が左肩にかかる、左下向きで寝ることはできないし、右下向きでも左肩の腱が空中で引っ張られるらしく、気が付くと痛みで目が覚めます。
熟睡できないからか、3kg ほど痩せました。
10年前の股関節の腱損傷の経験から、肩も痛みが取れるのに、半年はかかると思いました。
耐え忍ぶしかない損傷です。
股関節の腱損傷を経験した時も、1週間ほど眠れず、丸2年程しゃがめずに、つらかったです。
股関節の時は、MRI 上では、断裂がありませんでした。
股関節の痛みがなくなるのに2年ほどかかり、8年経った今も、3時間以上座っていると股関節は痛みます。
股関節の保護には、カタログハウス通販生活やニトリの、バランスチェアを何年も使いました。
以前、左手首の腱鞘炎が起きた時も、半年ほど痛みました。
手首にロキソニンテープを、毎晩、貼り続けました。
私の場合は、股関節痛、左手首の腱鞘炎、左の肩甲骨の痛み、そして左肩の腱断裂という順序でした。
60代は、身体の筋肉・贅肉がなくなって、背中をゴリゴリするマッサージ機にかかると、背中の筋が痛むのか?と止めました。
身体の老化で起きたことなので、耐えていくしかありません。
老化への適応ですね。
痛みのある腱に耐えきれない時は、整形外科で痛み止めの注射も保険適用でしてもらえます。
皆さんも、シートベルトをしたまま、座席の後ろの物を取ろうとしたり、手を伸ばしすぎたりしないでください。
肩の腱に負荷がかかり、危険です。
肩の腱板断裂の3か月後
痛みを3ヶ月我慢していましたが、ようやく決心して、痛かった肩の MRI を整形外科で撮ってもらいました。
MRI の所見は、「棘上筋腱の全層断裂がある。断端は大結節から16mmまで引き込みが見られる。幅はおよそ9mmである。肩峰下滑液包にeffusion(浸出液=水)が貯留している。棘上筋の萎縮はない。」でした。
やはり、腱板断裂が起きているということで、夜眠るための痛み止めの薬をもらいました。
入院手術を恐れていたので、ホッとしました。
整形外科の先生が処方してくれた、胃に優しい、 疼痛治療薬トアラセット配合錠オーハラ(トラマドール37.5 mg・アセトアミノフェン325 mg)で、朝5時まで、割合眠れるようになりました。
この鎮痛剤を飲まないと、一晩に2回から3回、痛みで目が覚めます。
痛み止めの連続使用が胃腸や骨量に差し支えないのか、痛み止めで深く眠れる方が認知症予防に良いのか、20年くらい経たないと分かりません。
眠れるおかげで、疲労感は減りました。
トアラセット配合オーハラを1か月以上継続して飲むと、副反応として血管が非常に太く皮膚から浮き出て来ました。
それに気づいてから、トアラセット配合オーハラは中止しています。
他の鎮痛剤ロキソニンなどと胃薬ムコスタなどを、合わせてもらう方が良いです。
一人で湿布が貼れる器具は、厚みのある重い湿布は貼れるのですが、ロキソニンテープは薄くて軽すぎて貼れませんでした。
やはり、家族に貼ってもらう方が良さそうです。
腱板断裂の痛みは耐えるしかないと思っていたので、毎日、岩下の新生姜を3食ごとに食べて、素人療法で血流を改善しています。
アリナミン EX アルファも、臭みが嫌だが、肩のためと思って我慢して、毎朝2粒ずつ飲んでいます。
夜は、疲労予防のために、アリナミン R オフドリンクを、毎晩飲んでいます。
朝ごはんは、タマチャンショップのプロテインとこなゆきコラーゲンにして、タンパク質を取っています。
肩の痛みはなかなか取れませんが、プロテインとコラーゲンは、思いがけず股関節の痛みを和らげてくれました。
老化で、そういう栄養が足りなかったらしいです。
疼痛治療薬のおかげで、夜眠れるようになって、痛い左肩を下にしても寝られるようになりました。
ある晩、寝ていて、左肩が「ズボッ」と、填まったような気がしたのです。
そこから、痛みが半減しました。
MRI だけでレントゲンを撮らなかったので、骨についてはわかりませんでしたが、もしかしたら、骨が少し、亜脱臼していたのかもしれません。
痛みの半減で、断裂直後よりは生活が楽になりました。
腕の上げ下げに用心はしていますが、着替えや靴下を履くときも、左肩が填まったような気がしたところから楽です。
3か月間、痛みを我慢してから整形外科に行ったので、痛みの原因の特定は、7月末の手の伸ばし過ぎ以外は不明でした。
疼痛治療薬のおかげで、夜も眠れるし、入浴後、毎晩ロキソニンテープを3~4枚肩周辺に貼って、4ヶ月後からは眠れています。
偶然?左肩が填まった?おかげで、絶望的だった痛みが和らぎました。
不幸中の幸いとは、こういうことでしょうか。
胃に優しい疼痛治療薬、トアラセット配合錠オーハラは、毎晩続けて1ヶ月以上使うと、血管が膨らんでくる副反応が目立ちます。
それが嫌な方は、他の鎮痛剤、ロキソニン錠剤と胃薬などを処方してもらってください。
肩の腱板断裂の1年後
1年以上経った現在は、肩を引き上げる時、肩を回転させてねじる時、睡眠中が痛いです。
夜眠る時は、ソフトなクッションを痛む肩の下に入れたり、胸に抱いたりすると、肩の腱がつれず、入眠しやすいです。
栄養面では、オリーブオイルと青み魚の油がいいということなので、努力して接種しています。
ロキソニンテープと鎮痛剤で、夜間も眠れることを喜んで、今のところ腱板手術はしないで、医師の言う通り、「だましだまし使って」大事にしていきたいです。
若い皆さんに、肩の腱板断裂が起きたら、足のアキレス腱と同じに、手術することをお勧めします。
生涯その肩で生きていくわけなので、若い方は断裂直後に治療しておく方が良さそうです。
肩の腱板断裂の2年後
2年後は、痛み止めは飲まず、毎晩、ロキソニンテープを肩に貼って寝ています。
ロキソニンテープでかぶれる方は、チックタイプや、ローションタイプの塗り薬がオススメです。
右のスミルスチックは、固形でたれないところがいいのですが、薬剤部分が全部なくならないうちに、回転させても下半分が出なくなり、塗れなくなるのでもったいないです。
皮膚の弱い方は市販品のアンメルツはピリピリしますが、画像左の医師処方の久光製薬のセクターローション3%はピリピリしないです。
肩の腱板断裂の3年後
丸3年間、忘れない限り、毎晩ロキソニンテープを貼り続けました。
また医師から、腕をねじるのが一番いけないと言われていたので、腕をねじることは避けてきました。
この3年間、肩から上に腕を上げることは、ほとんどしませんでした。
そのおかげかどうか分かりませんが、丸3年経った頃から、ロキソニンテープを貼り忘れる日が出てきました。
3年後の今では、片付けやお掃除で腕を上げる仕事をすると、翌日に痛みが出ます。
肩を使ったその夜のうちに、ロキソニンテープを貼って寝るようにしています。
現在、痛みでつらい皆さんも、丸3年、肩をねじらないようにし、毎晩ロキソニンテープを貼ってみてください。
肩の腱板断裂の4年後
丸3年間ロキソニンテープを毎晩貼っていた効果か、4年目は肩が痛みません。
痛かった肩を下にして眠ることもできるし、腕を上げる家事でなければ、右手と同じように左手を使えます。
肩をねじらないように、腕を疲労しすぎないように、気をつければ、腱板を断裂していることを忘れて、日常生活をすることができるようになりました。
3年間、肩を固定しているかのようなつもりで、肩を使わなかったことが良かったようです。
毎晩のロキソニンテープと、たんぱくプロテイン摂取なども、プラスしたと思います。
皆さんも3年間はお大事に、そして栄養を摂ってみてください。
猫ちゃんブログへのコメント