我が家の先住猫の立場になった花ちゃんは、たまに1階から聞こえる野良猫クロちゃんの鳴き声が気になるものの、一緒の階で暮らすわけではないので、大して気にしているふうはありません。
クロちゃんは、私が1階へ降りて行き、エサとトイレを交換しただけで、知らんぷりしていると、私の背中に向かって「ちゅーるをくれ」と鳴きます。
私が、柔らかくて美味しいちゅーるアペティート鶏ささみをくれる人だと分かったのかな?
クロちゃんの鳴き声は、「ニャー」というよりは「カー」というような、ちょっとカラスのような鳴き声です。
クロちゃんを捕まえた最初の頃の「ファー」は、私の接近そのものが怖い「ファー」でした。
ちゅーるアペティートのやり取りをするようになってからのファーは、私がちゅーるアペティートのスプーンを手で引き取ろうとすると、「もっと寄こせ」というファーです。
おどおどしていたクロちゃんが、気持ちをハッキリと出すようになりました。
クロちゃんの鳴き声を聞いても姿は見えないから忘れる花ちゃん
クロちゃんは一日中無駄に鳴くわけではないし、クロちゃんの姿は見えないから、花ちゃんは気にならないようです。
1階にクロちゃんが住んでいるとは知らないで、家の外で聞こえる、くらいに思っているのでしょうか。
花ちゃんはこれまで通り、暖かい窓辺で、巨漢のわりに小さな手足を温めながら、昼寝します。
5種のワクチン接種の翌日は、身体が億劫なのか、私のそばに来ないで、壁際に頭をつけて閉じて休んでいました。
1年振りのワクチンを接種して、こんな感じで一人で丸まって、体調の回復を待つ花ちゃん。
人間のワクチン接種の後と、同じですね。
体重は 8.0 kg から 7.7 kg に減って、こまめに遊んでやらない飼い主としては、ちょっぴり安心しました。
3年目の花ちゃんの1日のルーティーン
まったく毛づくろいをする様子がないクロちゃんと違って、朝必ず、太陽の光を浴びて、花ちゃんは毛づくろいをします。
ちゅーるアペティートまぐろ味と、チャオプチまぐろ味と、ロイヤルカナン低分子プロテイン(カリカリ)の朝ごはんが済むと、お水を飲んで、トイレを済ませ、私の仕事の机で、毛づくろいを私に手伝わせます。
7.7 kg と太っているので、身体の全部を自分では舐められないんですよね。
昼間、留守番をする時は、ニトリの羽毛布団 0.6 kgとNウォーム掛けカバーの中で温まっています。
電気代のかからない花ちゃんです。
今はクロちゃんのケージの電気毛布と、クロちゃんのペットのこたつに電気代がかかるので、助かります。
夕方、キッチンの側で、野菜炒めを作る私の調理を、あきずに眺めています。
夜は人間のこたつが暖かくても、こたつに潜っていないで、テレビを見る私のそばにやってきて、前足を私にかけて、そばにいます。
岩合さんの「「世界ネコ歩」きや、「BSねこ自慢」などのテレビを、一緒に見てくれます。
8 kg の全体重をかけないこの仕草は、花ちゃんの前の保護主さんに教育されたのかな?
飼い主の膝が、花ちゃんの 8 kgで重くならないので、ありがたい仕草です。
我が家に来たての頃は、夜8時頃は眠そうにしていた花ちゃんですが、夜更かしの我が家にだんだん慣れてきて、今では0時頃まで起きて待っています。
花ちゃんのベッドで、ゆったりのんびり先に寝てくれるといいのですが。
「人付き」になった花ちゃんは、風呂場にもやって来て、入浴が済む間、脱衣所で出待ちをしています。
本格的に、夜、寝る段になると、ベッドを自分の居場所にするために、ベッドへ上がってフミフミをします。
シーツを舐める行動は、かつて花ちゃんが5匹の子猫をなめていた、母親としての名残りかもしれないと思って自由にさせています。
そして、人のお腹の上に両手をのせて、眠ろうとする花ちゃんです。
花ちゃん、なついてくれて可愛いが、お腹に花ちゃんの両手があると、人間は眠れない!
ルーティーンを守れるのでクロちゃんを無視できる
1階のクロちゃんの声が聞こえなければ、花ちゃんは普段通りの生活をしています。
1階でクロちゃんの世話をして、私が2階に戻ると、花ちゃんは私の手の匂いをしつこく嗅ぐことがあります。
クロちゃんの匂いが、私に付いているのかな?
しかし、花ちゃんには、クロちゃんの姿が見えないので、すぐに気持ちは切り替わります。
花ちゃんの安心安全な暮らしは、保たれています。
「安心してね、花ちゃん。
クロちゃんも花ちゃんを見たら、ファーッと逃げそうだからね。
この先も別々に暮らせるよ。」
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