野良猫クロちゃんを保護して、4年目です。
まだ触れません。
わずかですが、野良猫から家猫への変化があります。
壁にとめてあるペットシートへの、尿スプレーが全くなくなりました。
以下は、クロちゃんが尿スプレーを全くしなくなった理由です。
クロちゃんの生活圏に私がいることが普通になった
➀私が1階に降りて行くと、クロちゃんも寝床から降りて来て、私の顔を見上げて鳴きます。
「おはよう」の挨拶?

➁朝ごはんをあげる時、50cmくらい離れた場所で、ちょこんと座って待ちます。
私が離れると、クロちゃんは食べ始めます。
1人で安心して、のんびりと食べたいんですね。
私と同じだ。

➂昼間1階で、私が片付けを始めると、逃げないでそばで見ています。

④猫じゃらしで遊んでやると、ミニホットカーペットの上や、キャットタワーで、ほほをすり付けてクネクネし始めます。

よく鳴きます。

夕方5時頃、薄暗くなった時、一緒に遊ぶと、一番嬉しそうです。

2~3年目、1~7月の発情期には、一人でクネクネしていました。
ところが4年目は明らかに、私のいる時、私の前で、私にクネクネして見せます。
クネクネしながら、私の目を見て頻繁に鳴きます。
私が見ている間、クネクネしたり、のんびりと毛づくろいしたりしています。

私がクロちゃんから離れると、クネクネをやめます。
1~2年目にはなかった、私にクネクネを見せるクロちゃんです。
猫じゃらしで、毎日半年間遊んだら、クロちゃんと私との距離が縮まりました。
尿スプレーの代わりが、クネクネなのかな?
CIAOちゅーるを指から食べてくれます
「手は怖くないよ」と伝えたくて、CIAOちゅーるも人差し指であげるようにしています。
ご飯の一番最初にCIAOちゅーるをあげると、空腹だからか、指から舐めてくれます。
CIAOちゅーるだけ上手に舐めて、指まで舐めることはありません。
指に対しては、用心深い姿勢を変えないクロちゃんです。
クロちゃんに触ってみる
すぐそばで遊べるようになったので、ちょっと触れないかなぁ、と思って、クロちゃんが後ろ向きの時に、しっぽを触ったり、背中を触ったりしています。

クロちゃんがキャットタワーのほうへ移動する時は、触られたことに気がつかない時もあります。
しかし大抵は、触られるとすぐに気がついて、クロちゃんは逃げ腰です。
猫じゃらしの棒の先で、あごを触れる時もあるけれど、気持ちがいい様子はなく、やっぱり逃げ腰です。

キャットタワーにはあんなに頬を擦り付けるのに、人に触られるのは嫌なんですね。
まだまだ人間は怖い、人間の手は怖い。
自分からの発信は良いけれど、他人からの受信は嫌い。
何をされるのか、何が起きるのか、不安なんでしょうね。
自閉症の方たちの不安の、原始的な姿をクロちゃんから想像します。
私がクロちゃんを、猫捕獲機で捕まえたことを、クロちゃんは忘れていない様子です。
遊んではくれるけれど、まだまだ私はクロちゃんの敵なのかな。
家猫の花ちゃんも、自分から甘えて寄ってくるけれど、私が抱っこしようとすると嫌がります。
猫が、ツンデレと言われる理由ですね。
クロちゃんをなでたり、毛をすいてやったり、動物病院に連れて行ったりできるまでには、あと2~3年かかりそうです。
クロちゃんを病院に連れて行く、新しいペットキャリーを買ったからね。

私が車の運転をできるうちに、頼むよ~。
動物病院の検査が済んだら、家猫の花ちゃんとも引き合わせてみたいです。
いつの日か………。

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