セリアの多目的カード角丸タイプを使って、小学校低学年の漢字カードを作ってみました。
へんとつくりで、分解して合成する、漢字カードです。
多目的カードの他には、セリアの6分割透明ケース、クリアファイル1枚、両面テープ50cm があると、漢字カードと漢字表を収納ケースに収められます。
多目的カードが、6分割ケースよりやや大きいので、入れると斜めになり、かえって取り出しやすくなります。
漢字カードをたくさん作って、ケースに収納するときは、カードの幅を少しハサミで切ると、平らにたくさん収納できます。
見せておくための漢字表を作る
漢字が苦手な人は、記憶しておくことが難しいです。
そこで、記憶する負担を減らして、漢字表を用意します。
漢字表は、1年生と2年生の、国語の教科書の巻末を、自宅のプリンターでコピーしました。
漢字表は、プリントそのままでもいいのですが、ラミネートしました。
ラミネートできないかたは、100円ショップのクリアポケットに入れるだけでもいいですね。
クリアポケットも、両面テープも、B 6クリアファイルも、100円ショップで売っています。
英語で、漢字を、チャイニーズ キャラクター カードというのですね。
知らなかったです。
漢字が、中国で生まれたからですね。
へんが同じ漢字を同時提示・比較照合で学習する
多目的カードに、漢字を書いていきます。
裏写りしないマジックで、へんとつくりを書いておくと、あとで、へんとつくりを合成させる漢字神経衰弱もできます。
へんが同じ漢字を、同時提示・比較照合で学習できるようにします。
私が書いたものより、さらに太いマジックで書いたほうが、見やすいかもしれません。
また、へんを黒マジック、つくりを青マジックで書いても、へんとつくりの違いがわかりやすくて良さそうです。
漢字を並べる枠
厚ボール紙や、100円ショップの板磁石に、黒の太いマジックで、しっかりとした並べる枠を書いてやると、へんとつくりの漢字の構成の空間がはっきりとします。
糸へんの漢字
漢字表の正解を、見せておきましょう。
正解を見る時、一番学びます。
へんとつくりのカードを手で動かし、合成する時に、手の運動が記憶を助けます。
覚え方を教えて漢字記憶を助ける
覚え方は、以下のように、大人が言って見せ、真似させます。
分解するのは、へん、1年生の象形文字漢字、カタカナ、などに分けて言います。
「組は、糸へんに、目の下が長い」
「絵は、糸へんに、会う」
「線は、糸へんに、白い水」
楽に言えるようになると、漢字をへんとつくりで合成できたり、漢字を記憶できたりします。
他に、ごんべん、木へん、にんべん、女へんなどの漢字が3~4個ずつあります。
他には、くさかんむりの漢字で、「花」「草」があります。
「前」「算」は、くさかんむりでないことを比べます。
雨かんむりの漢字
雨かんむりの漢字は、子どもたちもテレビの天気予報などで、見かけることがあると思います。
習っていない「雷」⚡や「霜」を教えても楽しいですね。
覚え方は
「雪は、雨よ」
「電は、雨田をつきぬけル」
「雲は、雨ニモ」
など。
へんとつくりをカードに大きく書いてみよう
子どもの苦手な漢字、覚えにくい漢字があったら、へんとつくりに分けて書いたり、合成したりしてみましょう。
頭、朝、顔、親などの漢字は、低学年の子どもにとって、結構難しいですね。
子どもが自分で、へんとつくりの「漢字カードを作りたい」と言ったら、しめたものです。
漢字を大きく書くことは、漢字を正しく覚えられます。
たくさんある漢字カードの中から、へんとつくりを合成させて漢字を作る
へんとつくりが見えている漢字カードをバラバラにおいて、家族や仲間と交代で、順番に一組ずつ漢字を作っていきます。
白カードも一人3枚持つことにして、ペアを探せない時に、へんかつくりの片方を、自分で書いても良いことにします。
手作りの教材で、漢字博士を目指して、家庭や学校で、漢字カード学習をやってみましょう。
裏写りしないマジックで、へんとつくりを書いておくと、漢字カードを裏返して見えないようにし、へんとつくりを合成させる漢字神経衰弱もできます。
へんとつくりの市販品漢字カードもありますが、お手製のものは、これまた楽しいですね。
夏休みの自由研究にも、セリアの多目的カード、お手製漢字カードを使えそうです。
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