介護を楽にする褥瘡の治療法 要介護5 

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右のかかとの血腫と水泡

 2018年の4~5月、要介護4のヤエさんは、グループホームへ20日間お世話になり、病院に28日間入院した。

グループホームを退所して、5月末から、自宅で車椅子とベッドの生活を始めた。

6月からは、6年通いなれたデイサービスを、10:30~17:30、利用させてもらった。

ヤエさんはデイサービスを憶えていて、ニッコリした。

6月末、要介護5になったヤエさんの右のかかとの異変に気づいてくれたのは、デイサービスの介護士さんだった。

入浴の時によく見てくれたのだろう。

私は毎朝毎晩、ヤエさんの靴下を履き替えさせていたが、足の指や爪・足の甲を上から見るだけで、かかとを見なかったので、全く気づかなかった。

右のかかとを見てみると、初日は1㎠くらいの小さな血腫に見えた。

翌日には3㎠の水泡になった。

デイサービスに隣接する小規模多機能の看護師さんが特別サービスで、ヤエさんのかかとを保護する剥がれないテープを貼ってくれた。

4~5月の入院中は、体位交換で横向きになり、ひざ下にクッションを入れられて足を曲げていたため、かかとに体重がかからず、血腫はできなかった。

しかし、自宅に戻って1か月、ヤエさんのこれまでの習慣のあおむけ寝になったので、かかとに体圧がかかった。

もともと右足の血行が悪かったので、起きたことだと思った。

デイサービスの介護士さんがかかとに体圧がかからないようにと、保護マットを教えてくれた。

タオル2枚をドーナツ形に丸くして使うのだと言った。

私は要らないマットレスの切れ端で穴あきドーナツクッションを作った。

かかとを浮かせるには膝とふくらはぎを高くしないと無理だった。

入院で左のかかとの褥瘡を診てもらえた

呼吸器と心電図

7月になって、苦しそうな呼吸と発熱で、ヤエさんはデイサービスから緊急に病院へ搬送された。

私が駆け付けるまで、デイサービスの介護士さんがずっと付き添っていてくれた。

呼吸器や心電図測定など、応急手当がなされ、ヤエさんは入院した。

そのとき、介護士さんがヤエさんの左足にでき始めたかかとの褥瘡について、医師や看護師さんに伝えてくれた。

6月、右かかとを保護していたために、左かかとに体重がかかり、血行が悪化してなったのかもしれなかった。

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入院中に外科の医師がベッドでかかとの褥瘡を診てくれた。

2年前にヤエさんの脱腸の手術をしてくれた医師だった。

褥瘡の治療は、清潔に洗うこと、薬を塗ること、この2つが言い渡された。

褥瘡治療の石けんと薬

自宅ではヤエさんをエレベーターとキャスター椅子で浴室へ連れて行き、褥瘡のない足は濡れないようにポリ袋で包んで、持田製薬のコラージュフルフルという低刺激の泡石鹸で褥瘡の足のかかとを洗い、薬を付けて、包帯をした。

包帯止めテープはあらかじめ10cmに切っておくと作業が楽だった。

薬には脂分があって、シャワーで洗い流すと、浴室の床がねっとりした。

デイサービスでは、入浴日以外は毎日足湯をしてくれた。

褥瘡に薬を付ける行為は看護師さんの仕事にあたるので、デイサービスの介護士さんにはできない行為だったが、ヤエさんのために足湯と称して、褥瘡をきれいに洗い、薬を付けて、包帯をしてくれた。

助かった。

入浴利用料の500円(1割負担では50円)を取って欲しかったが、無料サービスだった。

褥瘡治療には栄養も大事

入院中、褥瘡を知った永井医師は内科的に「褥瘡の回復には栄養も大事です」と教えてくれた。

摂食指導に来てくれた言語聴覚士さんの持ってきたジャネフのプチゼリーをお手本に、 Amazon でゼリーを探した。

ヤエさんは一度にたくさんは食べられないので、少量で栄養価の高いものが良かった。

これまでも、カロリーメイトやバナナ、メイバランスやネスレのPCF・ネスレのHGは、6月に自宅で、ミキサー食に使ったことがあった。

それに加えAmazonで見つけたのが、スティックゼリーカロリータイプと、ささみプロテインバーだった。

テレビショッピングで、馬プラセンタの粉末も購入し、メイバランスのたんぱく粉末とともに入院中のヤエさんの病院ムース食に混ぜて食べさせた。

リポビタンキッズドリンクも、病院の食事に持ち込んで、トロミ粉末と混ぜて飲ませた。

ビタミンECBのビトンハイ粉末と充実カルシウム粉末も病院のムース食に混ぜた。

8月半ばに退院してからも、以下の画像の粉末をムース食に混ぜて、ヤエさんが少量しか食べなくても栄養が摂れるように心がけた。

かかとを浮かせる工夫

ネットで足首入れ保護材を見て買って、ヤエさんの足を入れてみたがしっくりこないのですぐやめた。

ニトリのもちもちクッションと、プレミアフィットマットレスを切ったクッションが柔らかくてよかった。

ヤエさんのかかとの褥瘡は9月には綺麗に治った。

98歳、要介護5のヤエさんのかかとの褥瘡が治って、外来通院の日には外科の医師に褒められた。

ヤエさんもニコニコした。

デイサービスの介護士さんの足湯と手当のおかげだった。

要介護5になると、嚥下も退行し、胃ろうや経鼻栄養などで栄養を摂っていらっしゃる方も多いと思います。

皆さんが介護で抱える褥瘡は、骨まで達するような、もっと重度の褥瘡だと思うが、治療には医師の薬だけでなく、栄養も大事だと知ったのでお知らせしました。

猫ちゃん

 心理学に基づいた子ども理解と教材について語り、発達を拡大促進する創作教材を紹介します。市販教材も紹介します。
 要支援2~要介護5のアルツハイマーの親の15年の介護でやってみたアイディアも投稿しています。
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 このブログの題名「猫ちゃん」は、認知症の親が猫の名前を憶えられず「猫ちゃん、猫ちゃん」と可愛がったことに由来しています。

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