教材No.38-1 三角形と四角形の教材の作り方
三角形と四角形の教材の作り方は、工作画用紙やボール紙と、ハトメパンチを用意する。
上記の材料で、下の画像のように、様々な三角形と四角形を先生が作っておく。
教材No.38-2 三角形と四角形の名称と特徴
単語カードには、表に形の名前を書き、裏に形の特徴を書いておく。
子どもの学習では、三角形の仲間集め・四角形の仲間集めを行なう。
それぞれの形の命名は、語群カードの選択で行なう。
それぞれの形の上に、語群から形の名前のカードを置かせる。
カードを置く運動の時に、先生の音声復唱をさせたり、カードの文字を読ませたりする。
形の命名の次には、形の特徴のカードも置かせる。
この時もカードを置きながら、形の特徴の音声を言うようにさせる。
図形に対して、形の名前のカード置きができたら、次はその反対に、形の名前に合わせて図形を取ってくることも行なう。
手の運動の時に、同時に音声も重ねられると良い。
記憶にはつぶやきが大事だ。
個別場面では、音声系を表出でき、記憶を助けられる。
テスト場面や集団場面では、音声系を内言語(消音で心の中で言う)にできると良い。
それが自分だけで、つぶやけるようになると、対応関係の成立が近い。
記憶が定着しない場合は、縮小コピーして辞書表とする。
辞書表は、机に貼ったり、筆箱に入れておいたりして、脳外記憶が脳内記憶になるようにする。
教材No.38-3 三角形と四角形の身振り表現
2020/10/25投稿の「円と球の名称」でも紹介したが、様々な三角形、様々な四角形についても、直角(両腕でL字をつくる)や平行(両手のひらで平行を表わす)などの形の特徴を、身振り手振りで表現できることが、記憶を助け、定着させる。
図形の学習に身振りを取り入れて記憶を助ける方法 | 猫ちゃんブログ
わずか数秒のことなので、授業中にぜひ取り入れて、子どもの運動系表出を教育実践してほしい。
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