子どもが朝、「学校に行きたくない」と言ったら、ついに来たかぁ、晴天の霹靂(へきれき)か、保護者の方の心配があふれるかと思います。
「気持ちは分かったよ。行きたくないんだね。どんな過ごし方があるか、今夜お母さんも調べてみるね。ゆっくり休んで元気が出たら、今夜から一緒に調べよう。」と言えるといいですね。
不登校、どんとこ来い!という感じで、子どもにそう言えるためには、過ごし方の選択肢の情報が必要です。
不登校関連の情報をテレビやスマホ、パソコンで見られます
今回は、家族で一緒に見られる映像資料や文字資料を紹介します。
不登校になった子どもに、家族があれこれ言うよりも、番組を一緒に見たり、サイトの文字をお互いそれぞれに読むほうが、冷静な会話や歩み寄りが起きやすいです。
いずれも NHK の番組です。
過去の放送は、NHKオンデマンド(月額料金有料)、NHKアーカイブス無料、などで見られます。
下の青い部分をクリックするか、Google 等の検索窓で「番組名」を検索してください。
気持ちのコントロール、対人関係、体育などに苦労している子どもの資料
子どもには、2分や5分の短い動画が、話し合いの前に有効なことがあります。
①「普通ってなんだろう#6」 小3 ゆうせい君 野球 怒りのコントロール 2分 スマホ・パソコンで見られます。このシリーズは色々とあります。
➁「運動音痴の言い分 跳び箱をうまく飛ぶには? ヴィランの言い分」 皮肉エラー 文字資料。このシリーズは現在進行形のE テレの番組です。
③「図工 絵をうまくかくには? スクる」NHK for School 5分 スマホ・パソコンで見られます。
不登校になって生活づくりを模索している家族のための資料
④「不登校がやってきた4 知りたかった子どもたちの3年後 49分 NHKオンデマンドで見られます。220円
⑤「ホームエデュケーション」についての文字資料
⑥「シリーズ子どもの声なき声第2回不登校44万人の衝撃」 校内フリースクール 中学生 78分 内容をNHKオンデマンド(有料)で見られます。
⑦「不登校経験者が7割の高校」広島市立広島みらい創生高等学校のホームページはhttpのため「安全ではありません」という警告が出ます。
昼夜逆転や引きこもり、ゲーム依存で悩んでいる家族のための資料
⑧「ゲーム障害と引きこもり きょうの健康」 E テレの文字資料
⑨「引きこもり 家族の声のかけ方 きょうの健康」 E テレの文字資料
まずは支える家族が、以上のような番組から情報を集めましょう。
Youメッセージよりも I メッセージで話しかけよう
ああしなさいこうしなさいよりも、保護者の側の発見「こんなのがあったよ」「こんなのを見たよ」「こう思ったよ」などを、会話の糸口にすると良さそうです。
お互いに、起きやすいことから1つ、始めてみましょう。
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