4 三日目以降
クーちゃんの疑似交尾の仕草は、3日目の夜もあったが、私は13歳のクーちゃんの、フミフミだと考えるようにした。
元々家猫だった猫は人懐こくて3日で慣れる
10分ぐらいそうすると、ジュータンに降りて、猫らしい毛繕いを済ませて、眠る。
朝は、猫のノミ取り櫛で、毛を梳いてやると、コテンと横になる。
初代お母さんの子猫だった、「母似」猫のような人懐こさだ。
2日間は首輪をしていたが、脱走はなさそうなので、3日目に首輪を外した。
2回目のウンチも出て、水も飲み、餌も朝晩よく食べる。
鳴いて訴えて排泄も報告する猫
クーちゃんも、オシッコが出た、ウンチが出た、と鳴いて私に教えてくれる。
私がトイレをきれいにするまでついて歩いた、初代猫のお母さんを思い出す。
クーちゃんは、昼間は大人しく、世話がない。
昼間は大抵2階で、静かに昼寝している。
いたずらもしないし、トイレもきちんとしている。
食事、猫草、トイレ、夜の寝床など、すっかり我が家の暮らしに慣れた。
誘わなければ、人間の膝にはあまり来ない。
猫は夜行性だから、クーちゃんも夜9時頃から活発になる。
近所の猫が窓から見えると、興奮して、鳴いて走って来て、私に報告する。
道路の騒音は嫌いなようで、車の音がするとそこから逃げる。
オス猫の本領発揮
東北の震災後、3年間の保護猫暮らしの前は、ずっと家猫だったクーちゃんは、そんな風にして、2日で我が家に慣れ、3日で人に慣れた。
クーちゃんが、雄らしい本領を発揮したのは、1か月が過ぎてからだった。
猫ちゃんブログへのコメント