一人でもスラスラできる8つの無料算数アプリの紹介

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病院の療育に7歳から来ている、29歳の自閉症の一平くんと、iPad を使ってかりんとうの販売を行ない、写真でお料理の手順を確認し、iPad に入れた無料の算数アプリで学習をしました。

今回は、音声のない自閉症のかたの販売学習・算数アプリ・調理手順書 の、実行編です。

一平くんは、ルーティーンを必ず守ります。

こだわりも変化する

中学生ぐらいまでは、ルーティーンの守り方には、全くゆるみがなかったです。

このころまでは、病院内を小走りで、移動していました。

18歳ぐらいから、病院そばの薬局まで血圧を測りに行かなくてもよくなったり、階段やエレベーターで病院の屋上には行かないでもよくなったり、売店でかむかむレモンを買わなくてもよくなったりしました。

26歳ぐらいから、行動が始まる前に、前もって A か B かお願いすると、療育では、A B の順序変更も同意してくれるようになりました。

この頃から、病院内をゆったりと、歩くようになりました。

一平くんの適応変化と成長は、毎日24時間一平くんに付き合って、お店に一緒に出かけたり、畑を一緒にしたり、お料理させたり、マラソンさせたりして、一平くんに付き合う、お母さんの努力の賜物です。

一平くんはお家では、予定が叶わないことがあると、夜中の2時3時まで、2階の自分の部屋で地団駄を踏み、怒りでうなって騒ぎ、お母さんを困らせます。

それでもお母さんは、1日経つと、また一平くんと「やっていける」と、思うそうです。

身振りで会話する

病院の玄関で熱を計ると、一平くんは一番に自販機でアイスココアを買います。

家を出る時、お薬手帳を持つと、受診したいという意味です。自閉症の方は相手の手の向きをそっくり同じに模倣するためⅤサインやピースサインの手のひらが内側を向きます。

お薬手帳を持って来た時は、受診して、薬を欲しい時です。

身体の写真も使って、どこが痛いか痒いか、身振りで伝えます

小児科で、目がかゆい、足がかゆいと身振りでも訴えて、お薬手帳を渡します。

相手の目を見て、身振りと音声「め」「はな」「のど」で、訴えられるようになりました。

血圧を測ります。

iPad の発声で挨拶し、かりんとうの販売をする

iPad に、かりんとう販売の挨拶を、入力します。

「こんにちは」「かりんとういかがですか」「いつもありがとうございます」

お釣りの金額を、数字ではなく、お金で表示してくれる、「キャッシュレジスター」というアプリがないか、探そうと思いました。

この日、かりんとうは、50個を完売しました。

嬉しそうでした。

お金の集計をします。

V サインが外側を向きました!

写真による料理の手順書

野菜炒めの、料理手順を、写真で確認しました。

私が写真を一通り説明した後、一平くんが自分で、ページをめくって、肉と椎茸のところを確認していました。

お肉を炒めたら、いったんお皿に出しておいて、硬いもの、「椎茸・ピーマンから炒めます」ということに、納得してくれた様子でした。

調理の手順を写真に撮ってアルバムにした

血圧測定の紙で、算数2~3桁の加減算筆算の学習をしました。

一人でもスラスラできる8つの無料算数アプリの紹介

その後、お母さんに買ってもらった iPad での、新しい算数アプリの使い方を学習しました。

「算数無料アプリ低学年用」とネットで検索し、一平くんの iPad にダウンロードしたアプリは、13種類でした。

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その中で、一平くんが、スラスラ取り組めたのは、次の8つの無料算数アプリです。

自分がやってみて、課金広告の少ないもの、他のサイトやアプリへ移動されないようなものを選びました。

一平くんは、インターネットや wi-fi に繋がらない状況で使っています。

インターネットや wi-fi に繋がる状況で、子どもがアプリを使う時は、必ず、大人が事前に、内容を確認し、1~2回は一緒に使うことが大事です。

8つの無料算数アプリが良かった

①「ChickMath」ひよこ暗算の、足し算・引き算のレベルは「かんたん」「ふつう」「むずかしい」があります。

これは「ふつう」問題です

➁「小1算数」

③「小学1年生算数」

「かんたん」を選びました

④「スマドリ小2前半」

一平くんだと緑色で囲んだこの辺がやれそうでした

⑤「小学2年生算数」

この辺が、普段、血圧測定の紙で、取り組んでいる、加減算筆算に、一番近い問題です。一の位から、数字を入れられるところが一平くんに合っています

⑥「かずトライ2」

この辺も、一平くんが暗算でできる、ちょうど良い問題です。

⑦「あんざんマン」

これは一平くんに大人気となりました。
大人でも楽しいです。プレイヤーを交代すれば2人でやれます。

⑧「繰り上がり」

この辺も、一平くんが暗算でできる、ちょうど良い問題です。

でした。

一平くんが、一番喜んだのは「あんざんマン」でした。

レベルは、「普通・難しい・鬼」と、3種類あります。

「鬼」ってどうやるんだろうと、私とお母さんはすぐにはやり方の意味がわからなかったのですが、一平くんは、すぐにやり方の意味が分かって、お見事!でした。

2つの数字をタッチして、数字を入れ替える。そして8+2=10、3+7=10、とすれば正解

「あんざんマン」が楽しくて、一平くんに笑顔が溢れました。

考える算数は、学校で教えてくれるので、自宅では、スラスラできる算数の方が、脳が活性化します。

我々の脳トレにも、ちょうどいいので、家族で楽しめます。

iPad だけでなく、Android スマホにも、無料ダウンロードできるものが、いくつもあります。

皆さんも Google Play ストアや、Apple の App ストアで、無料ダウンロードして、お楽しみください。

無料の間違い探しアプリは、次回までにダウンロードして、次回一平くんと一緒に、チャレンジしようと、予定しています。

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