猫の居場所 猫用ベッド ペットの炬燵 飼い主と一緒に寝てくれる

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9 甘えない猫に見えても

 甘えて鳴いて、目を見てくれることもあったが、クーちゃんも、抱かれることはそんなに好きな猫ではなく、膝によく来る猫というわけではなかった。

手のかからない、マイペースな暮らしぶりの、クーちゃんだった。

昼間はたいてい、お気に入りの猫用ベッドで、一人で長いお昼寝をしていた。

手のかからないクーちゃん2013/ 6/23

夜も私の枕もとで眠ることもあったが、ペットの炬燵や猫用ベッドで、丸まって眠ることが多いクーちゃんだった。

自分の親の介護の世話が、夜間も必要になって、ある晩から、私が親のベッドの近くへ移動した。

夜中、私は介護用の狭いベッドで、横向きに寝ていた。

一瞬、私は何が起きたのかわからなかった。

「痛い」と思った瞬間、クーちゃんの足が私の瞼の上に乗っていた。

驚いたことにクーちゃんが、他へ移動した私を追って、私のベッドに飛び乗って来たのである。

狭いベッドへ私を追って来たクーちゃん

今までのベッドと違って、ベッドが狭いので、70cmのメディカル枕でベッド幅がいっぱいになり、クーちゃんが枕の横に上がれる余地がなかった。

クーちゃんも、ベッドの枕のわきに上がろうとして、私の顔に乗ってしまい、想定外のことになったので慌てている様子だった。

私がいつものベッドにいなかったので、私を追いかけて来て、一緒に眠ろうとしたクーちゃん。

そうか、15歳になったクーちゃんも、私を頼りにしていて、後追いしてくれたのか。

瞼の痛みの中で、クーちゃんが愛しかった。

グロテスクで申し訳ないが 2015/3

痛みで鏡を見ると、ちょうど瞼の一番柔らかいところに、クーちゃんの鋭い爪が当たったようだった。

クーちゃんはベッドへ60cmほどジャンプして上がろうとしたのだから、爪を立てるその勢いは仕方ない。

翌日、念のために病院で診察して貰い、抗菌剤を飲んだり塗ったりした。

傷は、1週間ほどでよくなった。

クーちゃんは、狭いベッドで一緒に寝たり、そばの炬燵で寝たりするようになった。

飼い主にベタベタすることなく、マイペースに見えるクーちゃんだったが、飼い主を頼りにしていてくれるということが分かり、嬉しい事件だった。

17歳になり、年を取っていくクーちゃんを、もっと撫ででやりたいと思った。

仲良しのおばあちゃんと 2017/3/13

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