国語の学習で漢字記憶を形成する 類似漢字同時提示の方法

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漢字記憶を形成する方法は、①似ている漢字の同時提示、➁へんとつくりを分解して言う、③「ノ木へん」などへんの名前を言いながら書く、④似ているへんの比較照合、⑤差異を際立たせる、⑥差異を言語で言い表わす、⑦身振り・絵・こじつけ言葉などを使う、でした。

今回は、先生がたが、どんなシーンで、子どもたちに、それを提案して行ったらいいのかを考えます。

キーワードは、同時提示、比較照合、弁別差異、こじつけ

①似ている漢字を同時提示します。

似ている漢字を並べて板書する。「刀と力」「今と会」「回と同」「石と岩」「ミと彡」「数と類」「姉と妹」

➁空書きの時、漢字の画数でなく、漢字のへんとつくりを言います。

③あかねこドリルや漢字練習帳に練習させる時、全員それぞれ声に出して、へんやつくりを言いながら書かせます。

カードの裏に磁石をつけたり、ダイソーの磁石板にマジックで書くと、集団場面の国語の板書作業中に黒板で使えます。

④似ているへんの比較照合が大事です。

⑤チョークなどで差異を際立たせます。

板は木の板で木へん、坂は土の道で土へん

⑥差異を言語で言い表わします。

⑦身振り・絵・こじつけ言葉などを使います。

さんずいは涙、きへんは樹木、にんべんは人、などの絵を黒板に描いて見せると子どもたちの記憶に残ります

国語の45分授業で、漢字の比較を提示しやすい場面4つ

1. 授業開始時に、本日の漢字、あかねこドリルの漢字5つについて、それぞれ似ている漢字を2つずつ、黒板上部に提示し、上記の①~⑦を解説します。

2.授業中、 CD による音読、教師の範読、一斉音読、個別のまる読み、2音読などの時に、一旦音読をとめて、文章中の漢字について、似ている漢字を黒板に同時提示し、上記の①~⑦を行ないます。

3.10問の漢字ミニテストや宿題の漢字練習帳の丸つけで、似ている漢字の混同を見つけたら、次回の授業の冒頭で、『間違えやすい漢字』として、上記の④~⑦を行ないます。

4.授業の切り替え時や、授業の集中を再形成したい時、『間違い探し問題』として、似ている漢字を同時提示して、クイズ的に正誤を問います。

3つの漢字のうち、どれを正解と思ったか、1番に挙手、2番に挙手、3番に挙手、で反応を確認します。

漢字の苦手さを助ける方法

1.漢字の書写を嫌い、授業拒否があれば、漢字を大きく書けて、漢字の練習の数が少なくて良い、50字の漢字練習帳を使います。

あるいは漢字練習帳の真ん中に青線を引いてやり、1/2ページずつ書いてくるので良いこととします。

あるいは、お手本をなぞり、自分で1回書いてくることで良いこととします。

2.漢字の書写を嫌い、漢字プリントの拒否があれば、50問の漢字プリントを渡さず、5問ずつに切ったプリントを渡します。

あるいはプリントを折り曲げて、見える分量を5問にして取り掛かるように、はじめに提案してからプリントを配布します。

3.提出された漢字練習帳で、子どもたちの漢字ミスを直す時は、間違った漢字の隣へ青ペンで正答を書いてやると良いです。

自分のミス漢字と、先生の模範解答を、子ども自身が見比べる比較照合が大事です。

赤ペンで直してしまっては、漢字が見えなくなり、間違いを自分で比較照合できなくなります。

4.漢字に苦労している子どもには「頑張ったね」「努力しているね」「一生懸命書いたね」「形はあっているよ。止め、跳ねにも注意しよう」などを添え書きします。

正しい漢字へは、大きな花まるをつけます。

5.週末には、選択肢回答漢字、間違い探し漢字、昆虫漢字、きめつのやいば漢字など、楽しい漢字プリントを出題します。

漢字記憶形成のまとめ

1.漢字の形態の記憶

へんとつくりの「同じ部分と異なる部分」に注目し、差異を言語化して記憶しましょう。

2.漢字の意味の記憶

へんの意味、つくりの意味を、言語化して記憶しましょう。

は木へん、だから土へん、など、記憶しやすいこじつけの言葉でよいです。

イメージが湧きやすいように、意味の絵を描いてやると記憶の助けになります。

の草冠は、「ちょんちょん棒」でなく、「土の下に根っこが出ています」など。

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