ヤエさんお母さんクロ母似灰色 短毛 クー 花
ヤエさんと7匹の猫生

猫の脱走の後日談 自宅の近くに潜んでいることもある

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2013.12.6
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7 脱走の後日談

留守番では普段ペットの炬燵で寝ていた

 お母さん猫がそうだったように、クーちゃんの脱走にも後日談がある。

クーちゃんの場合は、クーちゃんの賢さに私が救われた。

12月のある日、親の定期通院で、その日は夕方5時ごろに帰宅した。

親の世話をしていると、夜7時ごろ、遠くで「ニャー」と鳴き声が聞こえた。

いつも通りクーちゃんが「戸を開けろ」と鳴いているのだと私は思った。

階段を覗き、「クーちゃーん」と呼んだが、クーちゃんの姿は見えなかった。

いつものベッドの下にもいなかった

階段の戸を少しだけ開けて親の介護を続けていた。

親を寝かせて、気付くと夜の8時になっていた。

最近のクーちゃんは夜7時から8時の間に、ペットの炬燵から人間の炬燵に来る。

炬燵で私の膝に乗ってホットミルクを飲んでから眠る習慣だった。

だから帰宅してから8時まで全くクーちゃんを見かけなくても、クーちゃんがそばに来ないことをまだ不審には思わなかった。

親の世話が終わったので、クーちゃんの炬燵を覗いて見た。

そこにクーちゃんはいなかった。

カーテンの影にもいない

炬燵にいないのに、あの時確かに鳴き声がした、おかしい。

急いで人間の炬燵、ベッドの下、カーテンの奥、風呂場、トイレなど、名前を呼びながら1階と2階をくまなく探した。

クーちゃんはどこにもいなかった。

その日は午後の1時に玄関扉を開けたまま、親を車に乗せたり車いすを積んだりしていた。

また、通院から帰宅した5時にも玄関扉を開けたまま、親や車いすの世話をしていた。

その時出奔したのか。

クーちゃんが玄関を出た時刻が、1時なのか、5時なのかもわからなかった。

ショックと後悔の嵐に私は一気に放り出された。

袋の中にもいない

急いでダウンを着て、駐車場を「クーちゃーん、クーちゃーん」と呼んで歩いた。

するとすぐ、大音量で「ニャーニャー」と声がした。

我が家の西のお宅の庭から、ガサゴソと猫らしい動きがした。

クーちゃんだった。

暗闇に漆黒のクロネコ。

私の声が分かり、お隣の庭の縁台下の灰色コンクリから出て来た。

私が駆け寄ると、クーちゃんも走って来た。

「クーちゃん」と呼びながら、境界の柵越しにクーちゃんを引っ張り抱き上げた。

身体にトゲトゲをたくさん付けていた。

隣家とのフェンス

クーちゃんのいつもの白い手足は真っ黒だった。

クーちゃんの手足を拭いて、いっぱい撫でた。

1時からそこにいたのか、5時からそこにいたのか、分からなかった。

昼間ならまだしも、冬の夜の気温は10度を下回っている。

とにかく、その日のうちに見つかってよかった。

「ごめんね、クーちゃん。

日も落ちて寒い中、本当によくそこでじっと待っていてくれたね。

嬉しいよ。

お腹空いて、喉乾いて、不安で寒かったね。

沢山食べて、炬燵で暖まってね。」

お詫びのごちそう

私は泣き声で言った。

安心安全の我が家に戻って、夕飯を済ますと、クーちゃんは爆睡した。

バカな飼い主に比べて、何とお利口なクーちゃん。

偉かったね。

有難う。

西のお宅のコンクリに潜んで、時々鳴いていた。

いつか私が気付いて、探しに来るのを待っていてくれたのだ。

私はクーちゃんのすごい知能に感動した。

疲労と安心の爆睡

野良でないクーちゃんはあちこち動き回らなかった。

境界の高い柵を超えてウロウロせず、隣家の庭に何時間もじっとしていた。

クーちゃんが家猫で育ったことが幸いしたのかもしれない。

我が家を記憶していて、不安でもそのそばを離れなかった。

山で遭難した場合も動かずに捜索を待っている方がいいのだと聞いたことがある。

初代のお母さん猫の方がお利口だと思っていたが、いやぁー、今回は賢いクーちゃんに助けられた。

クーちゃんも外が好き

階段ドアを開けたまま、さらに玄関扉を開け放しにして作業した飼い主の私が悪い。

まいったまいった。

今後は一層気を付けて、1階の階段ドアを必ず閉めて玄関の出入りをします。

ぐぁっはっは。

クーちゃんの最長時間の脱走劇だった。

  

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