決してなでさせない野良猫の抜け毛を取る方法

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きっすいの野良猫のクロちゃんは、8ヶ月経った今でも、決して身体を触らせません。

仲良くなるには、3年ぐらいかかる長期戦を、覚悟しました。

仲良くなれないのは構わないのですが、冬毛から夏毛へのお手入れの毛すきができないので、クロちゃんの背中の毛がすごいことになっています。

毛が生え変わる時期の猫の体毛のお手入れ

花ちゃんは、朝夕の食後と、寝る前に、熱心な毛のお手入れをします。

花ちゃん自身で、背中を舐められないことをわかっていて、毛をすいてくれと、毎朝必ず目の前に寄ってきて、毛のお手入れを手伝わせます。

とても短毛の花ちゃんでも、半年に一度くらい、毛玉を吐くことがあります。

毛玉対応のカリカリは、特に食べさせていません。

長毛のクロちゃんの体毛のお手入れ

花ちゃんの短毛に対して、クロちゃんはとても長毛です。

野良のクロちゃんを捕まえた11月から春までは、漆黒の美しい毛並みをしていました。

私の目の前では、決して体毛のお手入れをしないクロちゃんです。

毛のお手入れをする時は、無防備になるので、敵である私がいる間は、クロちゃんはそんな気持ちになれないんですね。

一度だけ、クロちゃんの大きな毛玉が吐いてあったことがあって、クロちゃんも私のいないところで、ひそかに体毛の手入れをしていることがわかりました。

夏になって、クロちゃんがお尻のお手入れや、食後に手を舐めている姿を、何度か見かけました。

食後に左右の手を舐めているクロちゃん

そしてきょう初めて、クロちゃんがお腹の毛を舐めている姿を見たのです。

カメラを構えるとやめてしまったので、シャッターチャンスを逃しましたが、クロちゃんがお腹の毛のお手入れをすることに安心しました。

お腹をなめていたが、私に気づいてやめてしまった

野良の生活のままだったら、色々な場所に抜け毛をこすりつけて、クロちゃんの背中も、きれいなのだと思います。

椅子カバーに身体の脇の毛をすり付けているクロちゃん

我が家の室内では、クロちゃんは椅子カバーの前面に、8の字ダンスで身体をこすりつけています。

マタタビを振りかけたセルフグルーミングブラシを、クロちゃんも使ってくれますが、グルーミングよりマタタビに興味があるので、首から上しか、すり付けません。

なので、首から上と脇の毛はきれいになり、背中の毛は亀の甲羅のようにボサボサのままです。

首から上はお手入れ好き、首から下はお手入れサボりの姿ですね。

背中はボサボサ

ジュータンのお掃除ブラシが、柔らかいゴムでできているので、これにクロちゃんが体毛をこすり付けないかなあと、マタタビを振りかけて、養生テープで止めてみました。

カインズの毛づまりごっそりブラシ

理想は、これでクロちゃんの背中をなでられるといいのですが。

ダイソーにも、ソフトクリーニングブラシがあります。

ダイソー

2日経ちましたが、クロちゃんが新しいブラシを使う様子はありません。

椅子カバーを裏返すと、滑り止めのボツボツがあるので、毛がもっと付くかもしれない、今夜は椅子のカバーを裏返してみようかな。

大きなお世話か………。

猫用の壁コーナーマッサージブラシよりも人間の足裏ブラシ

残っている手は、椅子の足や壁のコーナーにつける猫ブラシですが、クロちゃんは新しいものを取り付けても、使う様子は望めません。

ネットには、以下の商品がありましたが、大きいだけに5400円と高いです。

そこで、100円ショップの足裏マッサージ入浴ブラシを、椅子に置いてみます。

かかとをこすりつけて、お風呂で
かかとをきれいにするブラシです。
クロちゃんがよく、まったりしながら外を見ている椅子。

椅子に置いて、一晩待ってみることにします。

椅子の上では使った様子がなかったので、翌朝、マタタビを振りかけて、床に置くとすぐに接近してきて、あごをすり付けました。

クロちゃんは、背中をこすりつける様子がないので、以前、爪とぎ防止に貼ったコーナージュータンを、低い位置に貼り直してみたいと思います。

野良猫のクロちゃんは毛の生え変わりを気にしていない

クロちゃんは、背中の抜け毛だけ、ひどいことになっています。

でも、クロちゃん自身は、そのことを全く気にしていません。

親猫に舐めてもらったり、人に毛をすいてもらったりしたことのないクロちゃんは、毛の生え変わりも自然に任せています。

保護している私が、気にしなければいいのです。

ケージのご飯を食べに向かうときは、こんな感じです。

笑えますね。

よく食べて、よく出す、太らないクロちゃんです

なでさせない猫の抜け毛を取る方法、皆さんもご経験があったら教えてください。

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