自己決定で納得して行動を切り替えてもらう方法

花ちゃんは、薄くて小粒のマグロ味のカリカリが好きです。

いなばの、チャオちゅーるやチャオプチも、マグロ味が大好きです。

マグロのお刺身を、月に1~2回花ちゃんにあげます。

滅多に食べられない、花ちゃんの大好物は、マグロのお刺身

マグロの値段も、高くなりました。

我が家から、300 m 程の所にスーパーがあるので、マグロのお刺身の値段が半額になる20時頃、夕食後のお散歩がてら買いに行きます。

まぐろのたたきのように、こまかくしてやると、花ちゃんも噛みやすいです。

花ちゃんの食べられないものは鼻先につけてやると諦める

マグロと赤身肉は、見た目が似ていますね。

野菜炒めのために、冷蔵庫から取り出した赤身肉のパックを開ける音を聞きつけて、花ちゃんがそばへやって来ます。

赤身肉を調理していると、花ちゃんはマグロと間違えて、こたつ~猫台~キッチンへと昇って、調理台に接近します。

細かく切った赤身肉を鼻先につけてやると、匂いでマグロと違うとわかり、すんなり諦めます。

視力では分からないけれど、匂いでは「これは好物じゃない」と、違いが分かるんですね。

音声の言葉でなく実物という言葉で納得する

花ちゃんは、アルミの袋の音に敏感です。

エサの袋の音なので、遠くから聞きつけて走ってきます。

私が食後に飲むコーヒーの袋も、同じアルミの袋なので、コーヒーのアルミ袋を持ったり開けたりすると飛んできます。

耳も、とてもいいんですね。

コーヒーを鼻先につけてやると、「チェッ、カリカリじゃないのか」と、諦めます。

「これは猫は食べられないでしょ」という音声の言葉の言い聞かせでは、納得しません。

食べられるものか、食べられないものか、実物を花ちゃん自身の嗅覚で自己決定すると、気持ちを切り替えます。

実物が、もっともわかりやすい言葉なんですね。

子どもたちにも、音声の言葉より、実物の言葉が効きます。

例えば、「帰ろう」という言葉だけよりも、車の鍵を見せたり、鍵を手渡したりする方が、帰る行動に切り替えやすくなります。

子どもの宿題も自己決定できると実行しやすい

子どもたちの宿題も、自己決定あるあるがあります。

宿題をするのか、しないのか、自己決定に持っていけるような言葉をかけると、子どもはイライラしません。

例えば、「今回の冬休みはいつもより長く、1月9日まであるから、8日と9日に一緒に宿題をやろうね。」と言っておくと良さそうです。

宿題に取り掛かりにくい子どもさんは、ギリギリ派のことが多いので、子どものギリギリエンジンを知った上で、声をかけたり待ったりすると、親子関係は円満です。

舐める接近は言葉の代わり?

花ちゃんは保護された時に、5匹の子猫のお母さんでした。

5匹はそれぞれ違う保護主さんに引き取られました。

花ちゃんは毎晩、子猫を思い出すように、私の手を舐めてくれます。

猫はよく、寄り添い合って、舐め合っていますよね。

言葉の代わりに、接近行動でコミュニケーションを取ります。

半身のせが、全身のせになった、「人付き」花ちゃん

夕飯が済んだ人間のリラックスタイムに、花ちゃんは毎晩、膝に乗って来ます。

ベッドの羽毛布団の方がふんわりして、リラックスするには気持ちがいいと思うのですが、人間の膝に来てくれるということは、飼い主への接近の言葉なのかと思って、嬉しいです。

この1年ほどは、こうやって半身だけ、膝に乗せる花ちゃんです。

身体が重い!と花ちゃん自身分かっているので、全身を乗せてこないのかな?と思っていました。

その花ちゃんが、夕べは何と、なぜか全身を乗せてきました。

狭い膝よりも、ベッドがリラックスできると思うのですが、全身預けは「人付き」になったということなのかな?

花ちゃんは太っていて、人間の膝では丸まれません。

大きな花ちゃんが全身を膝に乗せると、膝からはみ出た花ちゃんの頭を支えている、私の手も疲れます。

こんな風に、8kg の身体で、寄り添って寝てくれる、人間みたいな花ちゃんです。

花ちゃんは365日休んでいます。

三が日、皆さんは休めましたか?

猫の行動心理 子どもの行動心理

梅津八三の行動調整の心理学を元に、2023年も、猫の行動心理と、子どもの行動心理を、書いていきたいと思っています。

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