きっすいの野良猫の身の守り行動

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クロちゃんを保護して、3日目です。

保健所の動物愛護センターに、クロちゃん保護の届け出をしました。

電話のやり取りで、受け付けてくれます。

2晩目も、クロちゃんは、夜中、鳴きもせず、静かに休んでいました。

クロちゃんの最後の食事は、野良として自由の身で食べた、11/23の朝か昼です。

捕まえた11/23夜~24朝にかけては、排尿して、水は飲んだが、エサは食べませんでした。

恐怖で、食事どころではなかったのだと思います。

11/24~25は、いなばのチャオちゅーると、ミオコンボ presents マグロ味が、綺麗に食べてありました。

夜間、ケージを毛布でおおったことも、クロちゃんを安心させ、エサを食べやすくしたかもしれません。

クロちゃんに激しく鳴かれたり、ケージをガタガタされれば、クロちゃんの激しさに負けて、野良に戻さざるをを得ないと思います。

また、3日間、一口も飲まず食わずならば、これも保護が不可能?と考えて、手放さないといけないと感じます。

ところがクロちゃんは、静かにケージに適応し、2晩目はエサも全部食べてくれました。

高い所にいるのはクロちゃんの身の守り行動

クロちゃんは、今も静かに、日向ぼっこをしています。

昨日までは、恐怖心から、ケージの中の一番高い所で、全体を見渡していました。

きょうは、ケージでの日向ぼっこに慣れたのか、クロちゃんは、下の段に自発的に降りました。

きのうよりも、リラックスしてくれたようです。

あるいは、下の段から見る外は、いつもクロちゃんが歩いて見ていた外の世界に、近いからかもしれません。

BS TBSで、水曜日の夜10~11時に放送している「ねこ自慢」を、毎週見ています。

ねこ自慢
ウチのニャンコが一番かわいい! 日本各地で「ねこ自慢」インタビュー!!

その番組でも、人に慣れていない、緊張の高い保護猫ちゃんは、必ず猫カフェの一番高い所にひそんでいます。

我が家の2代目のクーちゃんも、今の花ちゃんも、我が家での初めの3日間は、ベッドの下の低いところにいました。

なぜ高い所に登るのか、なぜ低い所にもぐるのか、「生得的な身の安全の確保」としか言いようがありません。

それを保障しないと、「シャー」と言ったり、猫パンチを繰り出したり、攻撃になると思います。

高いところも、低いところも、「シャー」も、猫パンチも、身の守り行動なんですよね。

子どもたちの不登校もひきこもりも、言葉で言えなくて友達に手を出すのも、基本的には、身の守り行動だという、初期の理解が大事だと考えています。

最初に、その理解のボタンをかけ違うと、子どもとの溝が深まります。

それらは、人間よりも下位の行動をとると言われる、猫の様子からも学べることです。

動物行動学というのかな、と思います。

ケージのお掃除に接近しても静かなクロちゃん

クロちゃんが下の段に降りてくれたので、ケージの天井を20cmくらい、そっとずらして、上の段の汚れた敷物を交換しました。

クロちゃんは私の手元を見ていますが、静かに見ているだけで、騒ぎません。

敷物には、植物のトゲトゲや、ゾウムシのような虫がいました。

クロちゃんの身体に、ついてきたようです。

私がケージのお掃除で行ったり来たりしていると、クロちゃんがまた上の段に登りました。

そこで、ケージのドアを10cmくらい開けて、エサ、水、トイレのペットシーツ、下の段の敷物をきれいにしました。

初日から、トイレ砂で排尿してくれたのは、とても助かります。

後は、ウンチがいつ出るかが、クロちゃんのリラックス度を示す、と思いました。

クロちゃんは、逃げようとする気配もなく、私の作業を静かに見ていました。

クロちゃんの接触過敏

とにかく、今はまだ、私の接近そのものが、怖い様子です。

クロちゃんは、身体に触れられることを、最も嫌っている様子でした。

高いところに登る、接触過敏がある、などの野良猫の行動は、上位の人間の自閉症の方の行動にも含まれます。

動物行動学者のコンラート・ローレンツは、「上位の行動は、下位の行動を含む」と、著書『ソロモンの指輪』の中で語っています。

「ソロモンの指環」とは何なのか | NHKテキストビュー
『NHK 100分de名著 for ティーンズ』で作家・瀬名 秀明(せな・ひであき)さんが解説する作品は、オーストリアの動物行動学者コンラート・ローレンツの『ソロモンの指環』です。タイトルの「ソロモンの指環」とはいったい何なのでしょう...

クロちゃんのこの様子から、クロちゃんは生まれた時からずっと、野良猫ではないか?と思いました。

人に、撫でられたことがない様子です。

まずは、エサをくれる人として、私を認識してもらう以外なさそうです。

ワクチン接種や不妊去勢手術は、ずっと先。

クロちゃんと仲良くなるのは、数ヶ月単位の、長期戦になるかもしれないと覚悟しました。

4日目の様子

3日目の晩、真っ白ちゃんは現われませんでした。

鳴き声も、一度も聞こえませんでした。

4ヶ月間、エサを置いておいたエサ場に、エサを置かなくしたので、匂いがしないから、我が家の付近への接近を諦めたのでしょうか。

捕獲器に入った、大きな猫も全く現われません。

4日目の朝、クロちゃんのトイレに、硬さの程よいウンチがたくさんしてありました。

安心しました。

ご飯も、きれいに食べてありました。

ケージごと、クロちゃんを日向ぼっこをさせました。

クロちゃんが下段に降りてくれたすきに、ケージの天井から手を入れて敷物をきれいに交換しました。

きょうは、小さな声で、鳴いてくれます。

ケージの外へ、出たい様子です。

ケージの外の天井から、クロちゃんの背中に向けて、フロントラインプラスキャットを1本分、垂らしました。

クロちゃんは、雨くらいに感じたのでしょうか。

少しびっくりして、振り向きましたが、その場からは動かずにいてくれました。

とりあえず、フロントラインプラスキャットが、野良のクロちゃんの、ノミ・ダニなどに、効果を発揮して欲しいです。

4日目の夜20時、午後のエサが、きれいに食べてありました。

また、とっても良いウンチが、たくさん出ました。

食事・睡眠・排泄、クロちゃんの三大欲求は、我が家という新しい場所でも、満たされそうです。

外を歩き回る野生の自由は、私に奪われちゃったね、クロちゃん。

毛づくろいをする姿も、まだ一度も見ていません。

毛づくろいをするような、のんびり気分じゃないものね、クロちゃん。

クロちゃんが人間に慣れてくれるのか、無理なのか、クロちゃんの元気度を見ながら、クロちゃんの居場所と幸せを考えたいです。

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