忙しさにかまけて、花ちゃんの歯のお手入れを、1年以上サボっていました。
保護主さんが持たせてくれた、マウスクリーナーゼロを飲み水に混ぜて、4年前からずっと使っています。
しかし、この1年ほど、花ちゃんの歯に直接塗りつける、歯磨きジェルを毎晩サボっていました。
しかも頭の良い花ちゃんは、マウスクリーナーゼロの入っていない、他の場所の飲み水を飲むことが増えていたのです。
それを知りながら、花ちゃんの歯の手入れをサボっていた私のせいで、大変なことが起きました。
前足で口の脇をかいて、食べ方が急に変になる
突然のことでした。
前の晩まで普通にエサを食べていた花ちゃんの、朝ごはんの食べ方が急に変になりました。
チュールを食べると、口の脇を引っ掻いて、ゲーゲーやっています。
何が起きたの?
夕飯のサバ缶を、花ちゃんに少しおすそ分けしたので、取ったはずの小さな骨が、花ちゃんの口の中に刺さっているの?
口の脇を手でかく様子を、獣医さんに見せようと、スマホ動画に撮りました。
この動画はYouTubeにアップしています。
幸運なことに、ちょうど午後からの仕事の日だったので、朝急いで、花ちゃんを動物病院に連れて行きました。
キャリーケースに入れられた花ちゃんは、どこへ連れて行かれるのかわからず、断末魔のような鳴き声をあげます。
診察室では恐怖のせいでおとなしく、先生に口の中をあれこれ触られても、噛んだり引っ掻いたりしません。
看護師さんたちに「口の中を触られて嫌だよね。でもいい子だね」と褒められました。
花ちゃんはクロちゃんと違って、家猫なんですね。
獣医師さんの診断
サバ缶を食べさせた件を、獣医さんに話しました。
花ちゃんの口の中をよく見た獣医師さんは、「歯石がだいぶついています。‥‥‥鉗子」と看護師さんに言って、花ちゃんの口の中の歯石を1つ取ってくれました。
その後は、ルゴールのような茶色い液体で、丁寧に消毒してくれました。
薬は、1日2回飲む抗生剤が、1週間分出ました
1月に血液検査、血液検査で異常がなければ、全身麻酔で残りの歯石を取る手術の手はずです。
1年ぶりのワクチンも、その後予定しています。
食べ方が変なのは歯石が原因と分かって、ほっとして帰宅しました。
歯石を取った後、1週間くらいで、普段に近くなる
翌日、翌々日は、歯石を取って消毒した場所が痛むのか、花ちゃんの食欲はなく、食べるとまた口の脇を手でかくので、もう一度動物病院に連れて行こうか、迷いました。
飼い主の忙しさもあって、動物病院は見合わせて、土日の様子を見ていたところ、激しかった舌出しとよだれも、少しずつ減っていきました。
1週間もすると、舌出しは可愛い長さになり、食べ方も以前に近い様子になりました。
カリカリは食べやすいが、チュールはまだ食べにくい様子です。
歯やあごにチュールが張り付いてしまって、飲み込めないのかな?
今は、マウスクリーナーゼロを、全ての飲み水の容器に入れています。
抗生剤の飲ませ方
以前からずっとそして今回も、抗生剤をすり潰し機で潰して、チュールに混ぜて与えました。
鼻の良い花ちゃんは、それを察知して、薬が混ざったチュールを決して食べてくれません。
今回は口の中のこともあり、薬をチュールに混ぜるのをやめて、花ちゃんを上向きにさせ、喉にポトンと入れることにチャレンジしました。
初めてやったのですが、毎回大成功。
喉の真ん中に落とせば、花ちゃんは薬を飲み込んでくれます。
その後でチュールをやると、用心深く匂いを嗅いで、水分補給の意味でチュールを食べてくれます。
右側の歯石を取ってもらったので、チュールを左方向から食べられるように器の左に盛ると、食べやすかったです。
1週間ほどすると、以前のカリカリをだいぶ食べられるようになりました。
チュールも以前のように欲しがるので、花ちゃんの口の中が元に戻ってきた様子です。
口の中の傷跡が治ったら、花ちゃんの歯のお手入れをしたいと思い、Amazonで色々と歯磨き道具を購入しました。
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