数概念形成の教材と指導法2

 数の概念形成学習の、主な教材の概要について、後半を紹介する。

教材No.31 

いったん10と書いて、0の上に1・2・3・4・5を書くと、11・12・13・14・15と書けるようになる。
いつでも補数を見られるように、紙を載せておくだけ

教材No.32

同時提示。同時比較が大事。
お金の交換をするとわかりやすい。

教材No.33

シ・シチの音韻に引きずられる間違いが起きやすい。
左は脳外にタイルで掛け算の意味を構成。
右は木製筆算の計算枠と書字負担をなくす数字タイル。

教材No.34・35

加算と乗算の同時提示で違いを考えさせる。
大きな数の学習には、お金を扱っていると、考えやすい。

教材No.36

700と作り、30を載せて、5を載せる。735。
同時に構成して、表記の違いに気づかせる。

教材No.37・38

時刻が読めるには、ちょうど・前・過ぎくらいの言語レベル
が必要。
ボール紙とハト目パンチで可動式の形を操作する。正方形がひし形に、長方形が平行四辺形になることが分かりやすい。

教材No.39・40

透明カードで重ねると、加算は2/3に、乗算は1/9になることが分かりやすい。
脳外に見せる。同時提示。同時比較。
文章題と+-×÷記号の意味の振り分け対応。

次回は、数概念のスタートとなる、教材NO.25填め板の丸〇の大小比較及び▯長方形の長短比較から、詳しくご紹介していきます。

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 病院小児科で臨床発達心理士をしています。
 梅津八三の心理学、行動調整法、子どもの行動理解、育児、教材、ソーシャルスキル、介護、猫の行動について投稿中です。

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