捕獲に失敗した後の野良猫の様子クロちゃんの場合

5年前、TNRの予定で、自宅の外にセットした猫捕獲機で、野良猫クロちゃんを捕まえました。

3か月のケージ生活の後、動物病院へ連れて行くために、キャリーバッグに入れようとしましたが、室内に逃げられました。

そこから5年間、クロちゃんの野生の強さを、思い知らされています。

昨年、クロちゃんを撫でられるようになったので、そろそろ動物病院に連れて行けるかと、6月7月、室内での捕獲にチャレンジしました。

2回とも失敗。

クロちゃんは、通院の意味、捕獲の意味がわからず、捕獲は恐怖なだけです。

不妊手術を受けさせたい、血便のあるクロちゃんの血液検査をしたい、など、人間の価値観で考えていた、クロちゃんの通院を諦めました。

今は、クロちゃんの生き方に合わせています。

もっと仲良くなって、またいつか、通院のための捕獲チャレンジをできる時が来るかもしれません。

5年待ったから、また10年待ちます。

2回の捕獲失敗の直後のクロちゃん

クロちゃんは、朝、奥の部屋から、起きて来なくなりました。

朝、私に捕まる危険がある、ということを理解したようです。

クロちゃんは夕方から活発になり、玄関で夜中まで8の字周りをしながら、鳴きます。

去年、仲良くなってからは、私の足音がすると、玄関のキャットタワーに、毎朝出て来てくれていたクロちゃんです。

2回の捕獲の後は、奥の部屋の、本棚の影に隠れて、昼過ぎまで寝ています。

私が近づいても、本棚の上で寝ていて、夕方まで起きてきません。

昼間は寝て、夜に起きている、野良猫だったクロちゃんが、元の野良猫の生活に戻った感じです。

朝、私に撫でてもらえることを楽しみにクロちゃんは起きてきてくれていたのに、朝がクロちゃんにとって危険な時間帯に変わってしまいました。

野生の強いクロちゃんは、危険を最も避けます。

しばらく、クロちゃんの好きなように、させたいと思いました。

2回の捕獲の失敗から2ヶ月後のクロちゃんの変化

クロちゃんは、朝が危険だと思い、朝のなでなでを避けています。

しかし、私を全面的に嫌うのでなく、夕方から夜の仲良し度は、以前と同じに保たれています。

身体中、どこでも撫でさせてくれます。

私に背中を向けず、私の方を向いて、なでなでを待っています。

私が手をグーにして待機すると、自分から左右の頬をスリスリしてくれます。

水を変え、餌を新しくし、トイレシートを交換し、床を拭く、などの私の行動にクロちゃんも慣れて、私の動きにビクつきません。

クロちゃんに新しく起きたこと

嬉しいことがありました。

クロちゃんを撫でている時、クロちゃんが初めて甘噛みをしてくれました。

クロちゃんと、もっと長い時間を一緒に過ごして、もっと仲良くなりたい。

クロちゃんから膝に乗ってきてくれないかと思って、ソファー代わりに椅子を2つ並べて、座ってスマホをいじるようにしています。

すると、私がそこにいない時、クロちゃんがちょこんと座っています。

私の匂いが嫌でないのか、嬉しい変化です。

不登校の方の身の守り行動と踏み出しについて思う

クロちゃんのことを書きながら、昼夜逆転の子どもたちについても、思いを馳せました。

子どもさんの昼夜逆転は、危険な登校を避けるための、身の守り行動。

その子にとって、何が危険な状況なのか。

感覚過敏か、勉強か、友だち関係か、先生との関係か、学校という制度がきついのか、理解したい。

その子にあった生産的な活動、能動的な活動で、一緒にその子の自信を取り戻したい。

ラーメン作り、ゆで卵作り、などの調理が自信に繋がるのか?

皿洗い、風呂掃除、などの家庭の役割が自己肯定感につながるのか?

ローマ字、英単語の習得が、勉強の自信につながるのか?

クロちゃんの身の守り行動から、不登校の子どもたちの身の守り行動についても、安心安全の基地、踏み出しやすい低いハードルの提供が大事かなと思っています。

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