福井大学副学長 松木健一氏 の特別支援教育セミナー「ことばとコミュニケーション」zoom講演が2022/8/20㈯にあります。
日本の心理学者、梅津八三の信号系活動と行動体制変換を基礎に、ことばと行動調整のコミュニケーションについて、松木先生から学べ、育児・保育・療育・教育現場に生かせます。
2022年の今年度は、8/20㈯、12/10㈯、2023/3/5㈰に、松木先生のzoom講演が、予定されています。
子育てに悩む保護者の皆さん、放課後デイサービスや学校の先生、大人の発達障害の当事者の皆さん、認知症者に関わる皆さん、職種や立場を超えて「ことばとコミュニケーション」を学べる、無料のセミナーです。
是非ご参加ください。
松木先生は、長野県のご出身で、東北大学教育学部視覚欠陥学および東北大大学院で、吉武清實先生に学ばれ、福井大学教育学部で梅津八三の心理学の実践者になられました。
教育心理学、教師教育がご専門で、教師を育てる仕事、大学の学びの仕組みを作るお仕事で、ご活躍です。
梅津八三の心理学「言語行動の系譜」について、猫ちゃんブログで紹介しています 。
吉武清實先生が「障害児教育学研究」にまとめた文章も、上記で紹介しています。
覚える学習から 分かり合う学習へ
松木先生は、梅津八三の相互輔生を出発として、「教える、真似る、援ける、物語る」「共助、協働、共創、共生」をキーワードに、障害のあるなしに関わらず、子どもも大人も、自らが主体的に学ぶ教育を目指されています。
主体的に学ぶ教育で、自ら判断し、自ら行動できるように育て合おうというわけです。
以下の画像は、松木先生の2021年の講演第1回のスライドの画像です。
「課題解決の協働のコミュニケーション」松木健一 2021から転載
「知識を教える・覚える教育から、主体的に学び調整し合う教育へ」松木健一 2021から転載
セミナーの申し込み方法
スマホへのズームの設定の仕方
子どものことばの発達を理解する 梅津八三の「言語行動の系譜」
自成信号、象徴信号、型弁別信号、分子合成系の信号、の解説を以下に投稿しています。⇩
梅津八三と ことばの発生
盲聾二重障害児を、日本で初めて教育した、梅津八三の本です。https://amzn.to/3zSNaf5
アヴェロンの野生児の経過について読むと、人が言葉を獲得していく過程が分かります。https://amzn.to/3oNWoCX
アヴェロンの野生児については、200円以下の中古の廉価版もあります。https://amzn.to/3vANfBP
松木先生のコミュニケーションについてのお話、今年度も楽しみですね。
猫ちゃんブログへのコメント