大人と子どもと一緒に楽しめる iPad 学習アプリは、算数アプリ・間違い探しアプリなどを紹介しました。
今回は、上記のものよりも、もっと簡単で、Android スマホ、タブレット、iPad 、iPhone で、楽しめるアプリを紹介します。
3歳から6歳くらいの発達の子どもが、楽しめます。
「https://play.google.com/………」とあるアドレスが、Android にダウンロードできます。
「………を App Storeで」とあるアドレスが、 iPad iPhone にダウンロードできます。
幼児から大人まで楽しめるアプリ 13個
私が 自分のAndroid スマホに入れた、学習アプリのアイコンです。
絵カード DE 歯科治療
感覚過敏のある自閉症の子どもさんが、歯科治療を受けられない、という相談がありました。
お母さんの治療に同行して歯医者さんの待合室でこの「絵カードDE歯科治療」を見たり、お母さんの治療のそばで、お母さんの治療の様子を見たりするのはどうか?と話しました。
気持ちを伝えるカードアプリ「えこみゅ」を好きな子どもさんなので、この「絵カードDE歯科治療」も「えこみゅ」に似ているから良いのではないか?と思い、紹介いたします。
私の Android スマホで、治療の手順を絵カード4枚ずつで、登録しようとしましたが、私の使い方では保存がうまくいきませんでした。
それでも、自分でカードを描かなくて済むので、すぐに利用できます。
まだ治療に行けない自閉症の子どもさんも、スマホや絵カードが大好きだから、興味を持って見そうです。
歯科通院の予告を怖がるようでしたら、お母さんやお父さんの歯科通院の体験談として、絵カードを見せてみましょう。
「痛い」「怖い」「やめて」「我慢」「3分で終わります」などは、歯科通院のその場で、絵を描く必要が出てくるかもしれません。
現在30歳の自閉症の一平君は、小学生の頃は県の歯科医師会でやっている治療院に通い、はじめは肩ベルトでくくられていました。
現在26歳のダウン症のまさや君は、歯科通院は嫌いだが、治療を受けられました。
しかしまさや君は、現在も、注射や採血は決してさせません。
見本合わせによる「どうぶつまるカード」
リタリコのアプリ『どうぶつまるカード』のダウンロード先は、
Google Play ストアから、どうぶつまるカード
App ストアから、「どうぶつまるカード」をApp Storeで です。
これは自閉症の子どもさん向けに作られた、見本合わせ法による、動物絵合わせアプリです。
「同じ絵だ」ということが分かれば、楽しめます。
指をスライドさせて、犬の絵を犬に合わせます。
初めの問題は簡単で、だんだん難しくなります。
ガイドの矢印も出るので、1回、大人と一緒に行なえば、一人でも楽しめます。
一平君や、まさや君と、やりたいと思いました。
動物が好きな子どもさんなら、とても喜ぶでしょう。
食べ物編もあるといいな、なんて思いました。
レベル1からレベル8まであり、段々選択肢が増えていきます。
えこみゅ
リタリコの「えこみゅ」はとても素晴らしいアプリです。
Android 用のGoogle Play では、えこみゅ
iPhone や iPad には、えこみゅをAppストアで
ダウンロードできます。
スマホ画面一番下段の、「つかったもの」「ほしい」「どうぐ」「たべもの」などのカテゴリーを自分で選べないと、意思疎通に使えません。
大人がカテゴリーを選んであげて、カテゴリーの中から子どもが自分の気持ちに合うカードを選ぶ、という使い方を、今のところ私はしています。
やることカード
「やることカード」もリタリコのアプリで、とても便利です。
できたら、星印をタッチすると、星印が黄色くなります。
時間の流れの設定修正や、写真画像を取り込んでの、新しいカード作りもできます。
小学校1年生算数
20より大きい数➡かぞえかた➡かんたん と進みます。
10個の数字から答を作って、確認ボタンを押すと、正解の〇が着きます。
お金の学習「いくらかな?」
子どもたちは、5円と50円をなかなか使うチャンスがないので、このアプリで学習すると良さそうです。
一平くんとまさや君とやってみたいです。
さんすうであそぼう
加減算の数字が10を超えるとちょっと難しいのですが、「分からない問題」「難しい問題」は、「飛ばす!」「分かりません」の意思表示にも使えそうです。
この問題はお母さんがやって!と指さされたら、大人がやってもいいですね。
ダウンロードには、480円かかります。
ひらがなカードアプリ
これは「あひる」のあから始まる、分かりやすいひらがなアプリです。
「ク・ル・マ」と発音してくれるので、一緒に発音すると良いですね。
慣れてきたら、「ク・ル・マ」といいながら、1拍ずつ拍手、1音ずつの練習になります。
あいうえおぼえちゃお
これは、単語を作ると発生してくれるアプリです。
「す い か」と単語を作ると、キイ打ちと同時に「ス・イ・カ」と読んでくれます。
文字を探しながら、同時に言うことが難しい子どもにとって、アプリが音声を担ってくれるので、仕事が文字探し1つになって楽しく学習できます。
身体のパズルで、単語の構成を勉強した V 君と、10月に使ってみたら、名前の9文字を自発的に打って、ニコニコしていました。
スマホはキイが小さいので、子どもは押しにくいかもしれません。
タッチペンがあるといいのかな?
タブレットに入れられると画面が大きくていいですね。
Let’s Draw お絵かき アプリ
最もシンプルな、お絵かきアプリです。
下のアンパンマンは、私が指で、Android スマホに描いたものです。
シナモンの絵が大好きなU君と、来週使ってみたいです。
Android スマホやタブレット、iPhone・iPadにダウンロードできます。
アプリをダウンロードしたらまずは大人が使ってみましょう
Android スマホにも入れられる、10個のアプリの紹介でした。
ダウンロードしたら、先生や保護者のかたがまず、1~2日使ってみてください。
先生や保護者のかたが、広告や課金に注意して、見守ってください。
危険があるときは、広告や課金のないアプリだけ、ダウンロードしてください。
学校から持ち帰れるならば、タブレットや iPad の大きな画面で楽しめますね。
学校に足が向かない子どもさん、不登校の子どもさん、読み書きに苦労している子どもさん、宿題の取り掛かりが難しい子どもさん、iPad ならやりたがる子どもさんとの、絆づくりにぜひ、これらのアプリの1つでも、ご活用ください。
自閉症、知的障害、発達障害、認知症のかたがたも楽しめます。
スラスラできるものをする時、脳は活性化するそうです。
無料でダウンロードできる、wi-fi のないところでも使える、簡単なアプリがいいですね。
猫ちゃんブログへのコメント