おおぎやラーメンのメニュー作りに続いて、一平君の大好きなモスバーガーのメニューを作りました。
モスバーガーの広告やポスティングが手に入らないので、おおぎやラーメンの時と同様に、パソコンからプリントアウトしたものを使います。
一平君から笑顔や鼻歌があふれ、好きな活動をすることが、こんなに楽しいのだということが、わかります。
慣れた小児科で一人でカルテを受け取れるようになった一平君
これまで一平君は病院へ来ると、自動測定器で熱を測り、プッシュポンプで手指を消毒し、マスクを3個買うことが、ひとりの時のルーティーンでした。
私が玄関で待っていて、「モスバーガーのメニューを作ろう」と音声で伝えると、マスクは買わずに、小児科の窓口まで歩きます。
受診カードを窓口に出して、看護師さんからカルテをもらう間、看護師さんの方を見て待っていられます。

カードとカルテをもらいました。

マスクを3個買う、病院に来ると初めに身長と血圧を測る、小さい頃からのルーティンを決して崩さなかった一平君ですが、30代になってから、ルーティンが崩れても大丈夫な時があります。

今年は、私がついていると、カルテをもらうとすぐに、療育の部屋に行くことが増えました。
「人は、人付き」ですね。
一人だけの時は、自分のルーティーンをこなそうとする一平君ですが、私が玄関や小児科の窓口についていると、私に合わせてくれる一平君です。
iPad の起動や、アプリのパズルが上手になった 一平君
iPad も 初めは私が起動したり、画面をセットしたりすることが必要でしたが、iPad4年目の今年になってから、起動からジグソーパズルを楽しむまでを、一平君ひとりでできるようになりました。
お家でお母さんが、だいぶ助けてくれたのかな?

人に助けてもらって一緒に楽しむこともいいけれど、自分でできることが増えると、やはり嬉しそうですね。
前回作ったおおぎやラーメンのメニューを見る一平君
先月作った、おおぎやラーメンのメニューを見ます。

日曜日にまたお母さんと、おおぎやラーメンへ行くことを思うのか、一平君に笑顔が溢れます。
モスバーガーのメニューを作る
今月は、モスバーガーのプリントで、約束したモスバーガーのメニューを作りました。
一平君は、ハサミや、のり付けが上手です。

そばでお母さんが、プリントの切り方や、のり付けのコツを教えてくれます。
お母さん曰く「一平は、直されるとその場の1回目は怒るが、次の2回目からは、こちらの言ったアドバイスを取り込んで、能率的にあるいはきれいにやってくれます。」
その通りですね。
お母さんの言う通り、放っておけばいいわけじゃない、指示を出しすぎてもいかん、一平君の考えに沿って、うまくいくようにうまくいくように、手伝うことが大事ですね。
モスバーガーのメニューが完成。


出来上がりをめくって見て、一平君も嬉しそうです。

何バーガーを食べるのかを聞くと、一平君が毎回食べるバーガーはシンプルな「ハンバーガー」だと、メニューの画像で教えてくれました。

かりんとう販売の挨拶の定型文を「かなトーク」で書ける一平君
一平君は、音声発生アプリ「かなトーク」で、キーを打つ前に自分の音声を出しながら挨拶の定型文「こんにちは。かりんとう いかがですか。」を打つことができます。

音声を話さなかった一平君が、「かなトーク」の文字を使うと、文字から発声する様子を YouTube にアップするので、明日の夜、是非YouTubeチャンネル猫ちゃんを覗いてください。
一平君が考えていることを書いて見せてくれた
看護師さんたちへの、かりんとう販売が済んで、療育の部屋で、「いっちゃんの好きなことを書いていいよ」と伝えると、一平君が頭で考えている1日の予定を、一気に書いて見せてくれました。

7月2日水曜日の一平君の予定です。
おそらく作業所ありさんちの指導員さんが、ボードに書いてくれる一平君の予定から、学びとったスケジュールと思われました。
くるまはお母さんの車、バスは作業所ありさんちのバスですね。
作業所の植木に水をやる、除草をする、センターの植木に水をやる、作業所のバスでジョイフル本田に行って花や植木に水をやる、バスで帰ってきて作業所の植木に水をやる、午後1時まで作業所のありさんちで過ごします。
9番バスで家まで帰ってきて、10番からがお母さんと過ごす一平君の楽しみです。
お母さんの車でジョイフル本田に行ったり、セブンイレブンに行ったりします。
一平君の頭の中には、我々のように、1日の予定がびっしりと計画されていることが分かりました。
一平君が何を考えているのかが分かり、私も嬉しい日でした。
これからも、このように、一平君が何を考えているのかを、文字でのやり取りで知っていきたいと思います。
次回は、お寿司屋さんの銀だこのメニューを作る予定です。
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