子どもの行動理解

子どもの行動理解

子どもに片付けを教える方法

発達障害のある子どもの保護者から、「子どもが片付けが苦手だ」と相談されることがあります。発達障害のある子どもは、前後関係の見通しが短いため、次に品物を使うことを考えないので、次に使うために元の場所に片付けておくことが難し...
子どもの行動理解

嘘をつく子どもへの接し方

子どもに嘘をつかれたら、親は悲しいですね。その悲しみから、怒りが湧き上がり、子どもを叱ると思います。穏やかに叱るならまだしも、頭ごなしに怒鳴ったら、子どもは萎縮して、嘘を重ねます。叱られまいとして、その場しのぎの言い逃れ...
子どもの行動理解

学校のトイレのスリッパをそろえていて朝の会に遅れる理由を理解しよう

ある子どもさんが、学校のトイレのスリッパを全部きれいにそろえていて、毎日、学級の朝の会に遅れて来るという話を聞きました。「遅れちゃダメでしょう」と言わずに、子どもの行動の意味を考えてみましょう。どうして朝の会に遅れるまで...
スポンサー広告リンク
子どもの行動理解

宿題やゲームの時間について子どもと話し合う方法

T君は、待合室でしていたスマホのゲームをオフにして、スマホを手に持ったまま、お母さんと相談室に入りました。この日初めて会う、小学校4年生の男の子です。お母さんに本日の相談内容を聞くと、「最近、子どもがイライラしたり、暴言...
子どもの行動理解

多動衝動の強い子どもの多動を生かす方法

猛暑の夏休み、エアコンのある部屋で、ゲームばかりして、家族に叱られていませんか。「つまらない、つまらない」と言って、室内だけではエネルギーが余っている子どもさんに、電子ゲームから離れて運動感覚を満たす、トランポリン,ブレ...
子どもの行動理解

ゲーム依存を軽減する方法

ゲームを禁止する話、ゲームを制限する話を、保護者から相談されます。ゲームを禁止してハードやソフトを取り上げても、ゲーム時間を減らしても、子どもの脳が快感を諦めるのは難しいです。快感を諦められないので、反抗したり暴言を吐い...
子どもの行動理解

強迫性障害やこだわりをゆるめる方法

美味しいものを食べたり、美しいものを見たり、温泉や湯船に浸かったり、フカフカの布団で眠ったりすることは、誰でも快適です。我が家の猫ちゃんを見ていると、とにかく「快適さを保つ」ことを探して、毎日暮らしていることがわかります...
子どもの行動理解

家庭学習や放課後学習および通級指導教室の個別学習のはじめを取り掛かりやすくする絵本・シール・ホワイトボード・iPad

子どもの好きなこと、子どもの得意なことの、情報を集めることは大切です。乗り物、昆虫、恐竜、トーマス、ポケモンGO、マインクラフト、ピクミンブルームなど、子どもの確定域となる趣味を知りましょう。係わりの冒頭に、確定域の教材...
子どもの行動理解

子どものマスクがあごに下がって鼻や口が出てしまう理由と対応

コロナ禍の子どもたちは、保育園や小学校、放課後学童でも、先生の指導のもと、毎日素直にマスクをつけています。集団が密になったり、対面で唾が飛んだりする状況を、避けようと、子どもなりに協力しています。コロナは、いつどこで、自...
子どもの行動理解

困った行動には理由がある 4 否定され自信がないと暴言暴力が起きる

子どもの暴言や暴力には、理由があります。認めてもらえたという実感がないと、自分という存在に自信がないと、暴言や暴力という二次障害が起きやすくなります。自分に自信が持てない子どもさん、暴言や暴力が起きやすい子どもさんは、手...
子どもの行動理解

困った行動には理由がある 3 多動 衝動 不注意 の原因と対応

子どもの多動・衝動・不注意には原因があります。多動・衝動・不注意を消去しようとするのでなく、原因を読み取って、苦労に共感し、適応のコツを大人が見つけましょう。多動の原因子どもの身体は、5歳で完成します。色々とできるように...
子どもの行動理解

困った行動には理由がある 2 想像できない 不安 かんしゃく

大人から見た、子どもの困った行動には、子どもの考えと理由があります。理由もなく、かんしゃくを起こすわけではありません。今回は、2022/4/14の投稿「困った行動には理由がある」の、その2です。2022年 by ...
保育/保育園

困った行動には理由がある。その行動が起きた原因を読み取れば対策もしやすい

子どもの、偏食について、かんしゃくについて、相談を受けることがあります。どちらも、「偏食」「かんしゃく」と呼んで、それを直そうとしやすいですね。直そうとする先生や保護者の位置をモニターすると、社会常識の側に立っていること...
子どもの行動理解

不安や緊張が強い子は学ぶ教室や1週間の過ごし方をモニターして始業式に備える

桜が咲いて、入学式が近づきました。小学校2年生以上の子どもさんも、新学期ですね。不安や緊張の高い子どもさんは、入学式の1時間前に、入学式の会場である体育館を、親子で見ておけるといいかもしれません。入学式の会場を見ておく入...
子どもの行動理解

じゃんけんの指は「ぽん」では変更できず「あいこでしょ」では変更できる2通りの使い分け

5歳の子どもさんで、「じゃんけんに参加はするけれど、じゃんけんの意味が分かって行動できているのか、不明なので見てほしい。」という相談がありました。じゃんけんでは、じゃんけんの3種類の指型が作れる、2人でじゃんけんした時の...
梅津八三の心理学

子どもに自信を持たせるには、現勢の保障、共感、得意を認める言葉かけ

自信を失くしたり、気持ちが沈んだりしている子どもに対して、温かい言葉をかけたいと、誰しも思いますね。肯定的な言葉かけとは、言われた人が自分に自信が持てるような言葉かけです。例えば、以下のような言葉です。現勢の保障相手を傷...
子どもの行動理解

発達障害の小学生の行動理解

発達障害とくくらずに、「子どもの行動理解」を、2020年11月から投稿して来ました。「発達障害」とある方が、検索して読みやすいというご意見を頂いたので、関連している投稿を年齢順にまとめます。今回は、小学生の行動理解が中心...
梅津八三の心理学

子どもが言葉で説明しない行動の意味を読み取るかかわり方

梅津八三のいう、言葉の発達の経過について、「言語行動の系譜」を紹介しました。身体の生理的な感覚刺激で赤ちゃんが泣く状況、相手に身振りや言葉で伝える意図がまだない行動を「自成信号」と呼びます。赤ちゃんは空腹やオムツの濡れの...
保育/保育園

発達障害児は保育園での苦労から小学校へ入学するまでに気持ちや態度が荒れている場合がある

発達障害児は、歩き始めが遅かったり、言葉の話し始めが遅かったりします。言葉の発達が遅れると、気持ちを言葉で仲間に言えず、手が出たり足が出たりします。近くの仲間をかじる、言葉で言い返せないで引っ掻くなど、1~2歳の行動も起...
子どもの行動理解

発達障害児のソーシャルスキル指導では精神論を持ち込まないで物理的に工夫する方がうまくいく

今回は、お掃除当番について、仲間から注意されたQちゃんが、大暴れした理由とその対応について考えていきます。小学校では、お掃除当番表という円グラフがあって、それを順番に回転移動させて、毎週掃除場所が変わるというのを見かけま...
スポンサー広告リンク