ことばを発生させる方法 2

ことばの発生の土台は、2つ、「結びつける」学習と、「対応を分ける」学習です。

前回は、結びつける学習1「玉入れ」をご紹介しました。

療育に見えた可愛い子ちゃんは、玉入れをとても楽しみました。

今回は、結びつける学習2「リングさし」をご紹介します。

結びつける学習2「リングさし」

リングとリングは同じですが、リングと棒は違います。

違う2つのものを、「リングを棒に入れる」という、概念=ことばで結びつけます。

音声のことばがまだなくても、結びつける行動を起こせるということは、子どもに概念があるということです。

「リング➡ブラックボックス➡DVDタワー棒」

異なるものを結びつける、ブラックボックスの部分が、概念=「ことば」です。

まだ音声のない子どもも、このブラックボックス=概念を、脳内に持っています。

概念を持っているので、リングとDVDタワー棒を、結びつけることができます。

ブラックボックスは脳外に表出されると、行動そのもの、身振り、文字、音声になります。

「丸いリングを、丸い棒に入れる」学習。

異なるものを結びつける、ことばの発生の学習です。

丸いリングも、丸棒も、方向がないのでやさしいです。

リングは、直径25mm 、○✖ 3目並べのリングです。

リングがやや小さいので、親指と人差し指でつまむ、という行動も起きやすくなります。

棒差しは、DVD が100枚入っていた、中心の棒で高さは16cm。

やや太めのリングさし

小さなリングをつまむことが難しかったら、100円ショップのセリアのドーナツで、リングさしをするとやさしくなります。

セリアで、板、棒、ドーナツの3種類を、購入します。

➀台座になるのは、国産ヒノキ材 24cm×11cm×厚さ1.2cm

キリで穴を空けてから、ネジ釘を入れます

②直径20mm の丸棒 45cm、これをノコギリで15cm ずつに3等分します。

板から飛び出たネジ釘に、棒を回転させながら差し込むと簡単につけられます

子どもがリングを、入れる感覚を長く楽しむのであれば、22.5cm ずつに2等分します。

③ドーナツは1袋3個入り、5袋で15個

セリアのドーナツは直径6cm厚さ2cm、セリアの直径20mm の棒にぴったりです。

リングを入れるという行動が難しい時は、リングを上に引っ掛けておいてやると、触れるだけでリングが落ちていきます。

子どもの入れる行動が起きやすいように、手前を工夫すると良いですね。

方向を考える筒さし

リングは、指で持って、上から入れれば入ります。

リングが、長い筒になると、入れる方向を考える必要があります。

カインズで、水道の塩ビ管を買ってもいいのですが、切る工作が大変なので、筒も 100円ショップのセリアのミニチュアコーナーの3個くっついた土管を使います。

3個は硬くくっついているので、キッチンバサミや木鋏で外します。

筒は長さがあるので、方向を考えて手首をひねって入れなければなりません。

長さ比べを兼ねた筒さしは、以下のような教材もあります。

方向を考えるという行動は、次回の投稿でご紹介する、スリット通しにつながります。

市販のリングさし、だんごさし

リングさしに似ている教材の市販品には、ベビータワーや、だんごさしがあります。

メルカリ「花ちゃん」でも販売中
メルカリ「花ちゃん」でも販売中
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結びつける学習3「スリット通し」は、次回、投稿します。

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