ことばを発生させる方法 3

音声のない子どもも、ブラックボックス=概念を、脳内に持っています。

ブラックボックス=概念を、文字や音声のことばに育てていくには、「結びつける学習」、「対応を分ける学習」が、有効です。

ことばを発生させる方法 1では、ボールと、ボールを入れる容器の穴は、「円形で同じ」という概念を学習。

モンテッソーリ教具、玉入れ、ソールドアウト。

ことばを発生させる方法2では、円形リングと、丸棒の円周は、「円形で同じ」という概念を学習。

本物のモンテッソーリ教具は8800円。これは廉価版。メルカリ花ちゃんで販売中。

2つの品物の質は違うのに、「円形が同じという概念」があると、対応させる操作ができます。

この時、子どもは、対応する操作を楽しみます。

できると、笑顔も出ます。

操作が楽しいと、子どもは、係わり手の目を見てきます。

「これは、ここに、入ったねー」という意味の、共感の視線合わせです。

目を合わせてこない自閉症スペクトラムの子どもでも、概念はあり、結びついた事実は感じているので、係わり手のほうから「入ったねー」と、視線合わせと言葉を付けます。

恩師中野尚彦先生は、対応する事実の確定と、場面の2者共有を、「確定共有」と呼びました。

確定共有は、教材を介した学びの、醍醐味です。

円板とシール容器のスリット通し

今回は、平らな円板と、円板がぴったり入る長方形の穴の、スリット通しをご紹介します。

シール容器は、100円ショップで買えます。

棒入れと円板4枚のセットを メルカリ「花ちゃん」で販売中

「これはここに入る」「これはここと同じ」2つの異なるものを、結びつける学習です。

シール容器の蓋に5.5cm ×5mm の長方形を描き、カッターやハサミで穴を空け、マジックで穴を際立たせます。

穴は、きつすぎず、ゆるすぎず、円板を入れながら調整してください

円板は、くもんのジャラットプレートセット別売り、Amazon のアクリル円板などを使います。

円板の厚みが3mm の時は、穴の幅を4mm にしてください。

コインのスリット通し 

おもちゃのお金の500円玉は、比較的大きいので、つまみやすく、教材として子どもが扱いやすいです。

落ちるところが見えるように、高さ15cm のシール容器を使っています。

メルカリ「花ちゃん」で販売中

横穴へのコイン横向き入れはやさしく、縦穴への縦入れは、手首をひねるので難しいです。

自動販売機のコインの穴が横向きなのも、横向きが誰にも入れやすいからですね。

シール容器は、高さが低いものでも楽しめます。

療育に来た、年齢の小さい、可愛い子ちゃんは、シール容器のスリット通しが少し難しかったので、今後の課題となりました。

市販品 コイン落とし 4目並べ

モンテッソーリ教具に、コイン落としがあります。

モンテッソーリプラザ横浜で、コイン落とし6900円~8600円

これは 4目並べの教材ですが、スリット通しと称して、使っています。

これは絶版です。似ている4目並べが Amazon にあります。
木製 四目並べ

小さい子には、結構難しく、初期は、丸穴に直接円板を入れようとします。

「スリット穴は上部にある」と、入れ方のモデルを見せると、次第に対応を真似るようになります。

運動感覚を満たす、手指の巧緻性を高める、スリットと円板の関係を学習する、3つを兼ねた教材です。

同じ色を縦に並べる、色分けで入れる、なども楽しめます。

ことばの発達が進んで、順番や交互が分かれば、4つ同色を並べた方が勝ち、という4目並べゲームにも使えます。

並べてドン くもんのジャラットプレート

かつて西松屋で、「並べてドン」を購入しました。現在は絶版。

メルカリ「花ちゃん」で出品したところ、売れました。

赤いボタンを押すと、円板が一気に転がり落ちてきて、子どもが喜びます。

ふちが浅い箱の蓋を使うと、円板が部屋中に散らばりません。

ジャラットプレートは、直径5cm厚さ4mmの、大きな円板の、スリット通しとしてよくできた、くもんの教材です。

メルカリ「花ちゃん」で販売中

色々な方向に入れられ、青いハンドルで一気に出せます。

スリットの穴を際立たせたい時は付箋紙を穴のサイドに貼るとわかりやすくなります

黒ひげ危機一髪 ジャンボサイズ

コインや円板の縦入れが上手になったら、超飛び黒ひげ危機一髪ジャンボサイズなども楽しめます。

小さな子には、剣や穴が大きいといいかと思って、ジャンボサイズを選びました。

メルカリ「花ちゃん」に出品したところ売れました。

海賊黒ひげの人形が、急に飛び出ることが怖い子どもさんには、向きません。

怖がる子どもさんは、見学係でもいいし、洗面器かシール容器を渡して、黒ひげのキャッチ係を頼んでもいいですね。

「一番難しい、キャッチ係をお願いします」など。

今回は、平らな円板と、円板がぴったり入る長方形の穴のスリット通しで、2つの品物の質は違うのに、「これはここに入る」という概念による対応学習をご紹介しました。

皆さんがご存知のスリット通しも、コメントで教えてください。

次回は、「対応を分ける」学習をご紹介します。

猫ちゃんブログへのコメント

タイトルとURLをコピーしました