仕事と介護で忙しく、ゆっくりブログを読む暇のないあなたに、介護ストレス・家事ストレスを減らす、頑張らない介護アイデア34を紹介します。
家事は三種の神器を使う
①全自動食器洗い機:食器の数を少なくし、使いまわせる食器を使う。
②ダイソンコードレス掃除機: ジュウタン用はスリム7、フローリング用は8・10・11
③全自動洗濯乾燥機:~15万円×2台でもよし、~30万円1台でもよし。
乾燥機付きなら洗濯物は何でも四つ折りにたたむ、乾燥機なしで干すなら針金ハンガーで干して、乾いたらたたまずそのままつるし収納 OK。
収納の基本は探さなくていい・見えていること
④床に置かない:空いている壁をカラーボックスで埋め、引き出しのない見える収納に。床をふさがず、バッグや鞄など何でもそこに入れる。
⑤使う頻度の多い場所に置く: 鍵・腕時計・認印・ボールペンは玄関のトレイに。
バスタオル・タオル・下着・パジャマ・ルームウェア・シャンプー等の買い置きは洗面脱衣所のカラーボックスに。あちこち準備に動かなくていいように使う場所に置く。
➅どうしても引き出しBOXで整理したい時は100均の透明のBOXを使う。
⑦カラーボックス上に100均の布を畳んでおき、来客時は布をかけると見えない。
清潔の習慣はついでにちょこちょこ済ます
⑧自分の入浴:身体を洗おうと思うと疲れているから入浴が嫌になる。しまい湯の浴槽にザブンと入るだけでいい。 入っているうちに元気が出て浴槽から出ると顔を洗える。浴槽で血行が良くなると、深部体温が上がり熟睡する。疲労が取れて翌朝元気になる。
⑨自分のシャンプー:疲れていると浴室では先延ばしになる。気持ちが元気な時に台所シンクで洗う。
➉99%純水ティッシュで掃除:水道の蛇口・洗面台・フローリングの隅は純水ティッシュ。トイレ便座・トイレの床・台所シンク・排水溝の縁は除菌ティッシュ。朝一か夜と決めて、毎日汚れと埃を拭き取っておけば、水垢やヌルヌルもたまらない。ボックスティッシュ同様に濡れティッシュも使う場所に置くことが大事。顔や身体は大人用の純水ティッシュ、掃除はペット用・赤ちゃんおしりふき用だと値段も安い。普段からついでに拭き取っておくと大掃除がいらない。
⑪網戸やガラスのお掃除用ティッシュも使う場所の近くに置く:100均の透明ポケットに入れると見えやすく使いやすい。そばにあると取りに行かなくていい。結局はお掃除行動が起きやすくなる。
⑫介護する人の歯磨きも大事:忙しいと歯も丁寧に磨けな い。せめて食後すぐに口をすすぐ。マウスウォッシュを使う。何かをしながら360度歯ブラシを使う。舌ブラシを使う。電動歯ブラシは歯みがき行動を起こしやすくする。
介護する人の健康の維持は?
⑬ノンカフェインのユンケル黄帝液、ルル滋養液、アリナミン R オフ、ビタシ―ローヤルなどの栄養ドリンクを飲もう。疲労の予防になる。
⑭浴槽入浴で足首回しを30回。 足首の曲げ伸ばしを30回。 手の指を足の指の間に入れて30回ずつ足の指を回そう。すると疲労や冷えでも足がつらない。
⑮お腹が空いたら、カット野菜と桃屋のきざみショウガをチンして、液体味噌汁をかけて食べよう。甘いものや糖質の摂り過ぎは疲労が増すだけ。
⑯骨粗鬆症予防にはかかと落とし20回、腰痛には座位で膝を開閉するパタパタ体操20回、ぎっくり腰は朝に起きやすいので、朝は腰を意識して、介護では膝を曲げてスローに動く。
⑰1日2000歩を目標に早足歩きで血流を良くし、コレステロールを押し流そう。水を飲んで脱水を防ごう。
⑱足先が冷たい人は1日20回その場スキップ。幽霊毛細血管が復活するそうです。毛細血管拡張にはタウリン(新鮮な魚・タコ・イカなど)を摂ろう。紅茶も血管を拡張します。
⑲便秘には座位で左右の肘と膝を交差し斜めに付ける体操を20回。大腸を刺激します 。
⑳睡眠と栄養を取ろう:カタログハウス通販生活のメディカル枕でぐっすり寝よう。タマチャンショップのたんぱくプロテインとこなゆきコラーゲンを牛乳に溶かして飲もう。甘いお菓子よりもタマチャンショップのナッツをつまんで食べよう 。
介護保険制度と税額控除を上手に使おう
21.ホームドクターに相談し、要介護認定を受けよう。
22.親御さんを引き取って同居を始める時は世帯を分離しておこう。同居の老親扶養控除額は58万円が48万円と10万円低くなるが、世帯を分離すれば、本人が国民年金収入だけであれば、住民税非課税世帯になり、本人の所得税・住民税・国民健康保険税・介護保険料が安くなり、先々かかる医療費も非課税世帯扱いとなる。
23.認知症も障害者控除対象者認定申請で所得税の控除が受けられる。自治体によって要介護度による認定基準は異なる。我が家の自治体では要介護1から4までは中度知的障害に準じ、所得税の障害者控除27万円。我が家は知らなかったので5年前まで遡って所得税を修正申告し直し住民税も変更になった。 要介護5で寝たきり重度知的障害に準ずるのであれば特別障害者控除40万円に該当。他の自治体では要介護1・2が27万円、要介護3・4・5が40万円控除の自治体もある。同居していて扶養になっていれば同居特別障害者として75万円控除になる。詳しくは介護保険証で高齢福祉課・税務課に尋ねよう。
24.要介護1以上であれば、障害福祉課で「思いやり駐車場利用証」をもらおう。要介護5で寝たきり重度認定ならば、警察署で「駐車禁止の規制から除外する車両について」申請が可能なはずだ。
25.福祉車両の購入には補助金が10万円まで出ます。
大まかな介護保険制度区分を知ろう
介護認定でもらえる2つと、自治体窓口に置いてあって家族なら貰えるガイドブック、計3種類のパンフレットを貰いましょう。
介護保険制度についてパンフレットで分からなければ、パンフレットを見せながら、介護士さんやケアマネさんに質問しましょう。
我が家が利用した制度を赤で、もっと早くに利用したほうがよかった制度を青いアンダーラインにしました。
ヤエさんは認知症診断後サービスを受けない期間が4年間➡居宅介護デイサービスが10年間➡(ここから転々と1年間あちこち利用)施設介護老健➡サ高住➡グループホーム➡病院入院➡居宅介護デイサービスが1年間の15年介護という経過でした。
26.居宅介護支援:訪問看護
通所介護(デイサービス)‥‥‥10年間利用
通所リハビリテーション(デイケア)
短期入所(連続30日間までのショートステイ・医療型ショートステイ)
有料老人ホーム
27.地域密着型介護:小規模多機能型居宅介護
認知症対応型デイサービス
夜間対応型ヘルパー訪問介護
グループホーム‥‥‥1か月利用
28.訪問介護(ホームヘルパー)・訪問入浴・訪問リハビリテーション
29.福祉用具貸与:車椅子・ベッド・手すり・スロープ・歩行器・多点杖など12品目のレンタル、1割負担。
30.特定福祉用具購入:ポータブルトイレ・入浴用椅子などの5種類の購入費用、申請して許可されれば毎年10万円まで。
31.居宅介護住宅改修:手すり・段差・滑り止め・ドア交換・便座交換などの6種類の工事とその付帯費用 、申請して許可されれば生涯合計20万円まで。引っ越し等で自治体が変わると再支給の可能性あり。
32.在宅医療 :訪問診療・訪問看護、受けたい時の相談先は主治医・看護師・ソーシャルワーカー・ケアマネージャー‥‥‥要介護5で病院を退院した時、在宅医療をすぐに使うべきだった。
ショートステイ………30日間まで続けて使えた。31日目は一度帰宅しなければならない。我が家はショートステイの途中で尿路感染症の発熱により病院に入院することになった。病院通いを予想して自宅に近い施設が良い。
33.施設介護:特別養護老人ホーム (特養)
介護老人保健施設 (老健我が家は医療型だった)‥‥‥我が家は1か月利用してみた。
サービス付き高齢者住宅介護施設 ‥‥‥我が家は全額自費で3日間利用した。偶然ヤエさんが虐待されているの見つけて、3日で連れて帰った。
34.介護区分と介護保険サービスの利用限度額(月額)自己負担は利用料の1割です
要支援1 介護保険サービス利用料 5万円程度
要支援2 介護保険サービス利用料10万円程度
要介護1 介護保険サービス利用料16万円程度
要介護2 介護保険サービス利用料20万円程度
要介護3 介護保険サービス利用料27万円程度
要介護4 介護保険サービス利用料31万円程度
要介護5 介護保険サービス利用料36万円程度
以上の情報が、皆さんの介護ストレスの軽減と、介護の見通しになれば嬉しいです。
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