高齢者の趣味と幸せ

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ヤエさんは綺麗なものが好き

 ヤエさんは、綺麗なものが好きだ。

終戦の時に25歳だったヤエさんが、27歳で美容師になったのも、そういう理由からかもしれない。

ヤエさんは、花の中でも可憐な花が好きだ。

2008/06 公園の芝桜 87歳
2007/05 自宅の藤

庭がある家に住んでいた頃は、色々な花を育てた。

すみれ草、水仙、チューリップ、さくら草、オダマキ、藤、菖蒲、サルスベリ(リラ)、月見草、セフランサス(玉すだれ)、百日草、野ボタン、ラベンダー、 コスモス、ゼラニウム、クリスマスカクタス、シクラメン、月下美人、サボテン、多肉植物などを育てた。

桜のお花見が、好きだった。

ツツジやシャクナゲの群生を、見に行ったこともあった。

2007/05 浄水場のツツジ 86歳
2007/06 米寿祝 (満86歳)
2008/05 散歩で、お寺の牡丹 87歳 要支援1

70歳代は旅行やドライブ、紅葉狩りにも、よく出かけた。

大阪で花の博覧会があったとき、ヤエさんは弟やいとこなど誰彼と相手を変えて、3回花博へ行った。

ヤエさんは、我が家にいつも花を飾った。 

何かを見たり、何かを頂いたりすると、「綺麗だね」と、美しいものをいつも喜んだ。

義理の妹さんが買って送ってくれる洋服を、いつも喜んだ。

弟夫婦の旅行のお土産にもらった京都の舞妓さんを、ひな祭りにはいつも飾った。

2012/3 弟夫婦の京都土産 91歳 要介護3 

誕生日には、姪がお花をくれた。

毎年ヤエさんは、その綺麗な花を見て、とっても喜んだ。

2008/09 姪からの米寿のケーキとお花 88歳
2012/8 姪からのお花 93歳
2013/8 姪からのお花 93歳

冬には、甥が学校で育てた大きなシクラメンをくれた。

大輪に驚いて、嬉しそうだった。

2012/12 甥からのシクラメン 92歳 要介護3
2013/12 甥からのシクラメン 93歳 要介護3

ヤエさん自身が、花のように笑う笑顔の美しい人だ。

2009/04 要支援1(88歳)

ヤエさんの趣味はお習字

ヤエさんは50歳頃から80代まで、古屋朔雲ふるやさくうん先生の翠風すいふう会「書源しょげん」という通信制書道グループで、師範になるまで習字を続けた。

1976年 56歳 嬉しい!師範に
師範になって低学年の
お手本書き

習字の教科書のお手本を書いたり、書道の展覧会に出品したりして、80代まで精進した。

70代では賞状技法士の資格も取り、シルバー人材センターに所属して、賞状書きを趣味にした。

55年間自営業だったヤエさんは、通帳に「給与」と言う名目で、毎月報酬が数千円振り込まれることが、とても嬉しそうだった。

83歳で認知症と診断されても、85歳まで頑張って賞状技法士を続けた。

認知が落ちて、ヤエさんの賞状書きが難しくなり、私も賞状の構成や、割り振りの線引きを手伝った 。

最後は「賞状書きは、もう無理だ」と、自分で決めたヤエさんだった。

着付けや美容師の仕事以外の趣味、それもヤエさんの誇りと楽しみだったと思う。 

デイサービスに行くようになってからは、美しく塗った塗り絵や、丁寧に作った工芸品を、いつも嬉しそうに持ち帰った。

猫ちゃんブログのきっかけ 

生きていれば、もうじきヤエさんの100歳の誕生日。

そして秋には、ヤエさんの三回忌が来る。

私は三回忌の代わりに、ヤエさんのことを、こうしてたくさん思い出す。 

コロナのステイホームの時間が、ヤエさんの思い出を書くきっかけになった。

ブログを投稿できる無料ワードプレステーマ Cocoon(コクーン) の作成者のわいひら様に感謝している。

Cocoonは、シンプルで美しい構成が魅力なので、皆さんがブログの作者になるときは皆さんにも是非使ってほしい。

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介護生活15年を経験して、介護がどんな風に経過するかを私も知ったので、今からならヤエさんに、ヤエさんの喜ぶ介護をしてあげられる気がする。

人生は一度でもう十分だけれど、次に生まれてくるときは20代は保育士をして、30代は看護師になり、40代は介護福祉士を経験する、そして50代で親の介護をする、そんな人生にしてみたい。

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