8 クーちゃんの寝姿
クーちゃんは、東北の震災の後の2年間、保護協会に保護されていたものの、もともとは生まれたときからの家猫だったためか、クーちゃんの生まれ持った性格か、とてもおっとりとしていた。
初代猫のお母さんに比べると、びくびくしないし、用心深くない。
クーちゃんの寝姿は、いつも安心して、のびのびとしている。
初めの飼い主さんや、保護された「いわき市犬猫を捨てない会」で、大切にされていた歴史が分かる。
猫のごめん寝
ひっくり返っての、アクロバティックな寝姿はもちろん可愛かったが、クーちゃんが最もかわいい寝姿を見せたのは、「ごめん寝」という寝姿だった。
今でこそ「ごめん寝」は、本にまでなっているが、私はそれを知らずに、珍しいに寝姿だなあと思って、不思議がっていた。
初代猫のお母さんも、昼寝の後に、両手で頭を抱えて縮んだ後、伸びをするような場面があったが、クーちゃんのように、ごめん寝のまま寝ていることはなかった。
初代のお母さん猫は、たいていアンモナイトのように、丸まって寝ていた。
クーちゃんは、しばしば、ごめん寝で寝ていた。
猫は夜行性で、明るい昼間に寝ているから、まぶしいとそうするらしい。
暗い場所で寝ればいいのにと思うが、日の当たる暖かい場所で寝るのが好きだ。
昼間は目を隠して寝ている猫
うつ伏せのごめん寝でないときは、仰向けで目を隠して寝ている。
余りに可愛いので、私はクーちゃんの寝姿の画像を使って、ユニクロカスタマイズでTシャツを作った。
2021年1月末でユニクロカスタマイズは残念ながら終了したが、現在は、ユニクロ UTmeでオリジナルTシャツを作れる。
クーちゃんは、昼も夜もよく眠る猫だった。
それがクーちゃんの、長生きにもつながっていたと思う。
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