クロちゃんは、ちょうど1年前に猫捕獲器で捕まえた、きっすいの野良猫です。
1年経って、我が家の建物には、慣れてくれました。
「猫は家につく」と言いますからね。
まずは室内のあちこちが、クロちゃんの確定域になりました。
人間にはまだ慣れてくれません。
この1年でクロちゃんが変わったのは、鳥の羽のおもちゃで遊びたがるようになったこと、朝と夕方、私が近づくと餌をくれると思って、2mぐらい近くまで寄って来るようになったことの2つです。
まだクロちゃんに、手で直接触れません。
鳥の羽のおもちゃの棒で、それとなくクロちゃんの背中やしっぽ、お腹に触れるようにしています。
野良猫クロちゃんのドーム型ペットベッド
寒くなってきたので、ミニホットカーペットを、クロちゃんの好む寝床に置いたところ、新規なものを嫌がるクロちゃんは、寝床に寄り付かなくなってしまいました。
そこで、クロちゃんに Amazon で、ヒーターのいらないペットベッドを買ってみました。
これは冬用ですがクールタイプの夏用もあります.
クロちゃんが小さく丸まって寝るMサイズか、クロちゃんが手足を伸ばしてくつろいで休むLサイズか、迷いました。
大は小を兼ねると思って、大きいLサイズを選んだのですが、今のところ、ねらいははずれています。
冬は丸まって寝るので、Mサイズで充分だったようです。
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1か月経ちますが、なかなか自分からは入ってくれません。
野良猫だったクロちゃんは、寒さに強いようです。
鳥の羽で遊ぶとき、ペットベッドに鳥の羽を放り込むようにして、クロちゃんに入ってもらうようにしてみました。
まだペットハウスの中で寝てくれませんが、羽を追いかけて入ります。
すぐに出てきてしまい、のんびり休む様子はありません。
建物になれたように、ペットベッドにも時間をかけて慣れてもらいましょう。
アマゾンで購入したのと同じものでないペットベッドで、もうちょっと狭いタイプがいいかと思って、ニトリのNウォームのMサイズベッドと、カインズのSサイズベッドを買ってみました。
どちらもクロちゃんには不評で、ただの置き物になっています。
クロちゃんが安心できるスーパーのカゴベッド
今のところ、クロちゃんが気に入って寝ているところは、棚の高い位置の、スーパーのカゴの中です。
四方を囲まれていて、カゴの隙間から外が見えるので、用心深いクロちゃんにとっては、スーパーのカゴの中が一番安心して眠れるようなんですね。
人が用意した人工的なペットベッドは、今のところクロちゃんに拒否されています。
暖かい日には、スチール棚のオープンベッドでも、寝ていることがあります。
家の中にもともとあった、人が手を加えないものが好きなんですね。
それでも朝と夕方のご飯どきは、「遊んで、遊んで」と、獲物を狙う時のように姿勢を低くして、ペットベッドのそばでお尻を振って待機するようになりました。
ほんの少し、人慣れしてきて、可愛いクロちゃんです。
もう1年、時間をかけたら、動物病院に連れて行ける気がしています。
クロちゃんに鍛えられて、私もそれくらい長い時間を待てるようになりました。
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