8 ダイエット
花ちゃんをダイエットさせようとするが、とても難しい。
花ちゃんの甘い鳴き声に負けて、つい朝食・夕食以外にも、いなばのちゅーるアペティートをあげてしまう。
猫をダイエットさせるには飼い主が遊んであげること
ネットで読んだら、猫が太るのは、飼い主が餌をあげるからだ、と書いてあった。
その通り。
ダイエットの第一には、餌をあげるのではなく、遊んであげればいいそうだ。
反省した。
花ちゃんと、毎晩一生懸命シャカシャカで遊ぶ。
シャカシャカは、百均のダイソーやセリアのホログラム折り紙を買って、5㎜幅に切って作る。
Amazonでも、5本、599円で売っているスティックリボンだ。
シャカシャカは、花ちゃんの育ての親の保護主さんから教わった、花ちゃんの大好きなオモチャだ。
一生懸命シャカシャカで遊ぶが、花ちゃんはもらって来た時よりも、0.2kg増えた。
6.95kgある。
7kgにさせてはならない。
飼い主が食事のイニシアチブをとる
第二に、最近ようやく、花ちゃんを太らせないための、食事のコツを覚えた。
花ちゃんは頭がよくて、アペティートを貰えないと、いかにもがっかりしたという風に窓のほうへ行き、しばらく経ってからこそっと食器へ戻ってきて、消化ケアi/dチキン味を食べる。
アペティートを貰えないと分かれば諦めて、そこに在るものを食べるのだ。
花ちゃんは、アペティートの赤に似ている私の万田酵素ゼリーなども、欲しそうに見る。
私の食べ物を花ちゃんが欲しがったとき、私は花ちゃんに匂いをかがせることにしている。
すると花ちゃんは「好物でない」と自己決定し、諦めて離れていく。
猫を叱らなくても、鼻先で匂いを嗅がせると、食べられないものは諦める
私は花ちゃんを、一度も叱ったことがない。
これまでのお母さん猫もクーちゃんも、叱ったことがなかった。
猫は言葉を持たないので、人間の言葉や表情・声色で叱っても無意味だと思っている。
困ったな、と思うくらいで、猫の行動を、言葉で規制しようとは思わない。
叱らなくても、鼻先にそのものをあげれば、匂いで猫は自分の好物かどうか、食べられるものかそうでないかを、判断できて、欲しがらない。
花ちゃんの体重は、花ちゃんにイニシアチブを取られない、飼い主がイニシアチブを取るこの方法で、6.95kgから6.65kgに3か月でダイエットできた。
わずか0.3kgだが、人間でいえば、69kgが66kgになったダイエットだと、思っている。
花ちゃんに大好物をやれないのは切ないが、7kgにさせないために、飼い主は食事のイニシアチブを取らねばならない。
夜食をあげないで、きょうは終わりだという意味で歯磨きペーストをつける
第三には、夜食をあげないことだ。
花ちゃんのダイエットを目指してからは、夜食をあげずに、エブリデント歯磨きジェルで歯磨きしておしまいサインにしている。
両手の人差し指にチューブから5 mm ずつ出し、花ちゃんの後ろから、前歯に塗ってやると、自分でペロペロ舐めてくれる。
どうしても欲しがったときの夜食は、カロリーの少ない花かつおだ。
あと10年かけて1年に少0.2kgずつ体重を減らせたら、10年で2kg花ちゃんの体重を減らせる。
花ちゃんの手足に7kgの負担がかからないように、せめて5kgの体重にしてやりたいなぁと思う。
毎日花ちゃんを遊ばせる、私の努力にかかっている。
私の毎日の3000歩の、散歩ノルマの実行に似ている。
太っている花ちゃんは丸まって寝られない
また花ちゃんは太っているためか、初代のお母さんや2代目のクーちゃんのように、丸まって寝ることができない。
大抵お腹を上に向けて、無防備な姿で寝ている。
いつか、花ちゃんも5kg以下に痩せたら、丸まれるのかもしれない。
香箱座りも堂々としている。
丸々とした花ちゃんを脇から手を回してそっと抱くと、赤ちゃんを抱くようで、気持ちがいい。
ダイエットはさせたいが、私は太っている花ちゃんが好きだ。
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