サウナのような気温の中、ダウン症のまさや君27歳が、元気に療育に来てくれました。
お母さんの話では、コロナが5類に移行して、お楽しみ行事が少し復活し、プールやカラオケをまた楽しめるようになって、まさや君も生活に張り合いが戻ってきたそうです。
楽しみが増えたからか、まさや君は廊下の歩き方も、iPadでの作文作りも、取りかかるスピードが速くなり、暑さに負けず元気に見えます。
歯科通院も、月に一度、続けているそうです。
まさや君は野球が好きなので、今回は、野球の無料ゲームアプリ「キッズスタジアム」をiPadに入れておいて、提案してみました。
ねらえホームラン キッズスタジアム
ホームベース上に飛んでくるボールを、タイミングを見計らってタップするだけの野球ゲームです。
操作が1つなので、幼児から大人まで、野球が好きなら誰とでも楽しめます。
アプリをダウンロードした時に、私がやってみると、「からぶり」ばかりでした。
打つタイミングによって、「からぶり、みのがし、アウト、ファウル、ヒット、ホームラン」と6種類のひらがな・カタカナが出てきます。
まさや君は、いきなりやってみたのですが、見事にたくさんのヒットを打ちました。
まさや君から笑顔がこぼれます。
お母さんも喜んでやってみました。
お家に帰って、お父さんとも対戦できます。
ホームランをねらうには、ボールがベース上に来るまで、待っているといいのですが、まさや君はホームランを打ちたくて、ほんの少しタイミングが早く、ヒットが多いです。
ホームランは100点、ヒットは10点です。
制限時間があって、選手交代ができます。
ピッチャーのボールの速度は、うさぎさんチームがゆっくりで、とらさんチームが速い様子です。
タイミングが早いまさや君には、とらさんチームのスピードボールが合っていました。
得点結果の表も、出てきます。
暑い夏、外でキャッチボールができないので、家の中で、ご家族で楽しんでみませんか?
かなトークでの作文
まさや君は、野球が大好きです。
プロ野球も好きだけれど、8月6日からの高校野球を、とても楽しみにしています。
iPadのかなトークの作文では、
「キッズスタジアム やった。」
「8月6日から こうこうやきゅう たのしみです。」
「8月11日から なつやすみ」
と、50音キーボードを、指で打って書いてくれました。
スローペースの時期には、間違いを恐れて、iPadタッチペンを使っているまさや君ですが、今回は勢いがあって、指でドンドンかなトーク作文を書きました。
私が見本に書いた文字があると、安心して作文を作ります。
まさや君は、見本の文字や、カラオケの文字が大好きなので、お家のテレビを字幕放送設定にしたらどうか?とお母さんに提案しました。
音声だけよりも、文字が出ると、テレビも分かりやすいですよね。
楽しい夏休みにしてください。
猫ちゃんブログへのコメント