猫の個性 猫のしっぽ ビビりの猫

18 花ちゃんのしっぽ

 我が家に来てから半年くらい経つと、花ちゃんは私の近くで過ごすことが増えた。

私の扱い方にちょっとは安心し、私を頼りにしてくれるようになったらしい。

晴れの日、暖かい日は、ガラス戸が空いている窓辺で昼寝したくなるまで、網戸から外を眺めている。

曇りの日は、パソコン机のそばの猫台に来て、私に毛繕いの手伝いをさせる。

毛繕いは排泄の後のお手入れのためと、寝る前のリラックスのために熱心にしていることが多い。

「猫舌とろん」と毛梳き櫛で、私も毛繕いに協力する。

花ちゃんの毛梳きセット 右端はラッキーウィンクの「猫舌とろん」https://amzn.to/3HEYQ5G

小さい毛梳き櫛は、あごの下をお手入れをしてやるときに便利だ。

花ちゃんはたまに夜中、1階の玄関のガラス戸から夜の街を見ているらしい。

猫のあごの下の砂粒を毛すきできれいに

花ちゃんのあごが、玄関の床マットについて、あごに砂粒がつく。

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砂粒を、お手入れのときに毛梳き櫛で、そっと取ってやる。

野良猫だとあごが汚れているし、家猫はあごがきれいだ。

初代猫のお母さんは、キャットフラップから朝夕の外の見回りに出て行く、半家猫だった。

お母さん猫は、庭で獲物を狙う待機の姿勢になると、あごに土にがついて汚れた。

外へ行く半家猫のお母さん猫のあごの汚れ 2008/06/15

玄関も、毎日掃除機をかけるようにしたが、花ちゃんのあごの下のお手入れは欠かせない。

皮膚炎に進行したりしないように、お手入れで見守る。

あごの下は急所か?毛梳きの力を弱めて、ゆっくりそっと丁寧に汚れを梳いてやる。

喉を撫でてやるついでくらいでいい。

喉を撫でてやると、ハトのようにグルグル言う。

同時に、花ちゃんのしっぽが反応する。

「気持ちがいい」「続けてくれ」という風だ。

犬のようにたくさんしっぽを振る猫

花ちゃんのしっぽは、今までのどの猫よりもたくさん動く。

ブンブンしっぽを振る猫は、初めてだ。

初代猫のお母さんは、静かで穏やかな猫で、しっぽを振る様子を見かけなかった。

しっぽが、くの字に曲がっている種類の猫だったからかもしれない。

九州の方では、「鍵しっぽ」の猫が多いらしい。

お母さん猫のしっぽは、くの字の鍵しっぽ 2012/10/ 3

2代目のクーちゃんは、餌をねだるときに、しっぽをぴんと立てて震わせるようなことがあった。

しかし2匹とも、花ちゃんのように、しっぽをたくさん振っている記憶がない。

花ちゃんのしっぽは、多弁なしっぽだ。

しっぽが動いていると、しっぽの撮影がぼける

花ちゃんは、いつも周囲にアンテナを張っている気がする。

音や動きに非常に過敏な、ビビりの猫だ。

私が予告なしに撫でると、「ニャー!」と驚く。

だから、花ちゃんの目に毛梳き櫛を見せてから、おでこや首周りを梳く。

櫛を目に見せて予告してから、背中や横腹を梳いてやると、最初から驚かないでリラックスしている。

夜も、私の膝に来て、毛梳きをしてもらう間、嬉しそうにしっぽを振っている。

「花ちゃん、犬か?」と思うほどである。

暦年齢6歳、人間でいえば40代、体重6.65kg、保護猫花ちゃんの「猫生」は続く。 

うれしいと尻尾をピンピン振る

「Protective cat Hana-chan’s story breaks」

「to be continued Yae-san’s care goods」

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 病院小児科で臨床発達心理士をしています。
 梅津八三の心理学、行動調整法、子どもの行動理解、育児、教材、ソーシャルスキル、介護、猫の行動について投稿中です。

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