10歳の家猫の花ちゃんが、無事、歯石除去の手術を終えて、帰ってきました。
動物病院の獣医さんも、看護士さんたちも、猫好きで、人にも猫にも優しい方たちです。
いつ行っても応対の感じがよく、暖かい気持ちでやり取りできます。
入院の病室から、診察台に連れて来られた花ちゃんは、我が家にいる時と同じような鳴き方と顔つきで、私もホッとしました。
歯石除去の手術後は、チュールを1本いただいて、食べただけだそうです。
体重は7.8kg、丸1日絶食だったので、きのうの7.9kg から、100g 痩せていました。
猫の歯石除去の手術の費用
歯石除去の手術の費用は、3万円。
入院が24時間丸1日扱いで、3000円。
歯周病の抗生剤ビルデンタマイシン50mg、1週間分で、2240円。
ライオンPETKISSデンタルジェル40g動物病院取扱品が、1600円。
消費税を入れて、合計4万円でした。
花ちゃんの歯石除去手術の難易度が普通だったらしく、予定の5~6万円よりは安く済みました。
花ちゃんの歯のお手入れを、5年間サボっていて、血液検査が2万円、歯石除去手術費用が4万円です。
6万円を5年で割ると、デンタルジェルなどの歯磨きを、年間1万円くらい、花ちゃんの歯のお手入れにかけられます。
人間も、予防歯科が大事ですね。
私も毎月1度歯医者さんに行っていますが、保険診療でも1回1500円くらいかかります。
人間、1年で2万円くらい、予防歯科の費用をかけている計算です。
Amazon で猫用の歯ブラシなどを、いろいろと購入したので、花ちゃんの歯石予防のお手入れを心がけます。
猫の歯石除去の術後に気をつけること
獣医さんからは、術後に関して、次のような説明がありました。
「痛みがあるかもしれないから、きょうは、柔らかいものを食べさせてください。
抗生剤を1日2回、朝晩、食事中に2週間飲ませる。
抗生剤は、すりつぶしてあげても良い。
すりつぶしでも抗生剤を飲まない時は、水やチュールにといて、シリンジで口の横から、のどの方へ入れてやる。
抗生剤を飲ませた後は、水を飲むように気をつける。
水を飲んでから、デンタルジェルをつけてやる。
歯ブラシで歯を磨ければ一番良いが、指でジェルを塗ってやるのでも良い。」
などです。
下の画像は、左からジェル、薬すりつぶしき錠剤クラッシャー、抗生剤、シリンジです。
花ちゃんには、ご飯を食べ始めた途中で、抗生剤を口にポトンと落とし、飲み込んだのを確認してから、シリンジで口の脇から水を入れます。
食いしん坊の花ちゃんは、引き続きご飯を食べます。
ご飯を食べ終わってしばらくして、くつろぐ前や眠る前に、自分でヘルスウォーターの水を飲む花ちゃんです。
ヘルスウォーターには、以前から歯石予防のマウスクリーナーゼロを入れています。
お水を飲んだ後、歯石予防のデンタルジェルを塗っています。
帰宅した猫の術後の様子
花ちゃんは、車の中で、「帰りたい帰りたい」と大騒ぎです。
帰宅するとすぐ、爪とぎ、ベッドの下、椅子の下、階段、2階、トイレと、いつもの場所の見回りをします。
ここが我が家なのか、他の場所へ連れて来られたのか、自分で確認した花ちゃんです。
一通りの見回りが済むと、ちゅーるをくれと、私を見上げます。
頑張ったご褒美と、花ちゃんの食欲がある嬉しさで、チャオプチを2つあげました。
ちゅーるは1本7キロカロリーなのですが、チャオプチは1個4kcal なので、カロリーの少ないチャオプチが良いと思ったのです。
丸1日絶食の花ちゃんは、その後も空腹で、食事を要求してきます。
歯ぐきの痛みがなさそうなので、お腹にたまる方がいいかと思い、ロイヤルカナンのセレクトプロテインダックアンドライスを30gあげました。
花ちゃんは少量ずつ、3度に分けて食べます。
全部は食べず、半分くらい残したので、ダイエットのため、残りは処分しました。
爪とぎ➡見回り➡食事と済んで、次はトイレに行き、良い排便がありました。
少し落ち着いてきたのか、いつもの場所で、毛づくろいが始まりました。
花ちゃんに歯みがきジェルを塗る
花ちゃんが水を飲んだので、その後、デンタルジェルを歯と歯ぐきの境目めがけて塗りました。
猫の後ろに周り、両方の人差し指につけたジェルを、口の両脇から、上の歯と歯ぐきの境目につけると、うまくいきます。
ジェルは、ローストチキンフレーバーなので、嫌がりません。
ちょっと怒った顔になった花ちゃんですが、この後、普段に近い様子のお昼寝が始まりました。
雪の予報が出ているので、曇りのうちに、入院から帰れて良かったです。
猫ちゃんブログへのコメント