野良猫クロちゃんが怖がらずにゆったりと、ちゅーるアペティートを私の指から直接食べました。
ケージ生活が1ヶ月、ケージを自由に出入りして18日、室内の低い狭い場所➡夜間の爪とぎ➡お気に入りの椅子➡ペットのこたつ➡世話者の指へと、クロちゃんの確定域が広がっています。
世話だけしてクロちゃんに絶対触らないと安心している
夜間に排便があると、クロちゃんは匂いに耐えられず、ケージから出ます。
ケージの相向かいに置いた、こげ茶色の椅子カバーがクロちゃんのお気に入りになり、排便後は必ずそこにいます。
私が1m 位の距離に接近しても、逃げなくなりました。
写真は撮るが、決してクロちゃんには触りません。
いつかクロちゃんが、クロちゃんの方から接近してくれる、その時を待ちます。
初代のお母さん猫の子猫だった(同名の)クロが、クロから私に接近してくれたのは、出会ってから4ヶ月後でした。
そうだとすると、3月まで待てば、現在のクロちゃんも接近してくれるかもしれないと、期待しています。
慣れた椅子から新しい居場所ペットのこたつへ
クロちゃんが昼間潜む場所が寒いだろうと思って、奥の部屋に置いたペットのこたつの中にクロちゃんは入らず、こたつの上に登っただけでした。
そこで、クロちゃんの確定域となった、こげ茶色の椅子カバーのそばに、ペットのこたつを置いてみました。
こたつを置いて2日目の朝、クロちゃんはペットのこたつと鏡の間にいました。
やはり、身体を隠せる狭い場所が、安心なようすです。
自閉症の方たちが机の下に潜ったり、掃除道具のロッカーに入ったりする安心感を、猫の下位の行動から推測できます。
猫の生得的な習性、自閉症の方の脳機能で規定された快感だから、現勢を保障するところから、やり取りが始まりますね。
ペットのこたつを置いてから3日目の夜、クロちゃんを見に行くと、排便の匂いがして、匂いを避けたクロちゃんが、半分開けておいたこたつの中に入っていました。
3日かけて、安全を確認したんですね。
ヤッター!と、思いました。
そおっと写真を撮りました。
このようにクロちゃんは、私がアレコレ手を加えて準備した、ケージ➡こげ茶色の椅子カバー➡ペットのこたつに入りました。
野良猫の習性と、クロちゃんの好みを尊重すれば、50日くらいでこのような変化が起きるのですね。
爪とぎを外の世界の樹木に近いように変更
クロちゃんの夜間の爪とぎが本格的になってきて、床には抜けた爪もあります。
今のところ、爪とぎダンボールが2cmほど飛び出しているところの側面を、クロちゃんは引っ掻いています。
クロちゃんが爪とぎポールを使わない理由は、取り付けた爪とぎポールの長さが短くて、取り付けた位置が高すぎるのかもしれないと思いました。
外の世界の樹木は、地面から立ち上がっているからです。
爪とぎポールを、外の世界の樹木に近いように、床から上へ長くしてみました。
クロちゃんが引っ掻いている爪とぎダンボールのそばに、爪とぎポールを設置しました。
ダンボールとポールが隣同士ならば、爪とぎ行動のなだらかな移行がポールにも起きるのではないか?と考えたのです。
棚板をとがれると困るので、余ったカーペットをホチキスタッカーで止めました。
これで、2~3日様子を見てみます。
ちゅーるアペティートを指で出すとクロちゃんは受け入れて食べた
普段は、クロちゃんがケージでリラックスしている昼間に、ちゅーるアペティートをあげています。
昨夜は、クロちゃんが排便の匂いを避けて、こげ茶色の椅子カバーにひっついているところで、ちゅーるアペティートをあげてみました。
不安なようす、逃げるようすはなく、スンナリ食べました。
今朝もクロちゃんは、排便の臭いを避けて、こげ茶色の椅子カバーにいました。
クロちゃんにもっと接近するチャンスかもしれないと思って、初めはちゅーるアペティートを昨夜のようにスプーンであげました。
スプーンの上のちゅーるがなくなると、私のほうを見て、もっと食べたそうにします。
スプーンの上に私の指を重ねてチュールを出してみました。
食べます。
とうとう、指だけにのせたちゅーるを出しても、食べました。
クロちゃんの舌の感触と、優しいかじり方を感じました。
待てば海路の日和あり!ですね。
現在ちゅーるアペティートは、生産終了か?手に入らなくなりました。
代わりに、同じいなばのチャオプチならば、食感が一番近いおやつになります。
チャオプチはやや硬いので、小袋に入っているうちに、外側から揉んで与えると、アペティートに近い柔らかさになります。
1つの角をはさみで切って押し出すと、ちゅ~るに似た柔らかい状態で出すことができます。
黒猫とボンベイ
金沢のアカシアこどものへやの木村允彦氏が、ボンベイという種類の猫を教えてくれました。
金沢のアカシヤこどものへやののホームページは、
アクセスすると、Google の警告「kasper3taro.com への接続は安全ではありません。この警告は、サイトが HTTPS に対応していない場合に表示されます。」が出ますが、アカシヤこどものへやのホームページは安全です。
私は、ボンベイを全く知らなかったです。
日本猫の「黒猫」は、見かけますね。
黒猫とボンベイの違いは、瞳の色。
ボンベイは、金銅色の大きな目が特徴ですが、黒猫はグリーンアイか、イエローアイです。
我が家のクロちゃんは、グリーンアイに見えます。
ボンベイはアメリカンショートヘア譲りの明るい性格で、コミュニケーションの取りやすさは、犬のようなんですって。
クロちゃんは、母猫に可愛がられた時期がなかったのか、孤独で用心深く、生粋の野良猫で、コミュニケーションは一から作っている気がしています。
私が触りさえしなければ、静かで穏やかで、ゆったりと優しいクロちゃんです。
クロちゃんにとっては、野良で暮らしてきた、パーソナルスペースの保障が、大事なんですね。
そんなクロちゃんと、少しずつ仲良くなっていく、お互いの行動調整が楽しみでもあります。
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