教材づくりの順序

数概念形成の教材と指導法2

数の概念形成学習の、主な教材の概要について、後半を紹介する。 教材No.31  いったん10と書いて、0の上に1・2・3・4・5を書くと、11・12・13・14・15と書けるようになる。 いつでも補数を見られるように、紙...
教材づくりの順序

数概念形成の教材と指導法1

文字や数の系統性の概要については、文字や数の系統性と指導の方法 に投稿した。 また言葉の概念形成の概要については、ことば形成の方法とことば形成の教材 にまとめた。 言葉の教材に関しては、運動感覚を満たす教材の紹介 ~作文...
文字・国語

作文を取り掛かりやすくする方法

教材No.24-1 脳外作文  単語から文章構成へ移行する方法 ~能動的行動と受け身の行動の 言語化の方法 の文章構成の学習で、子どもの書く負担を減らして、考えることに集中してもらうために、単語カードによる文章の構成を継...
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文字・国語

能動的行動と受け身の行動の 言語化の方法

教材No.23-1 家と自分を基準にする  教材は、絵事象と、単語カードと、矢印カードを下の画像のように用意する。 受け身の行動の単語カードと矢印カードは、差異を際立たせるために青色とした。 絵事象の登場人物は友達と僕、...
文字・国語

こそあど言葉の形成の方法

教材No.22-1 こそあど言葉  指示語「こそあど言葉」を、小学校3年生の国語で学習する。 大抵の子どもは、小さい時から、家族が話すのを聞いて、指示語を身につけていく。 小学校3年生のじゅんちゃんは、お母さんがじゅんち...
文字・国語

能動文・受動文の形成の方法

教材No.21-1 動詞の学習 動詞の学習は、動詞の学習の進め方 の教材No.18で、「食べる・飲む」で行なった。 動詞の学習が不足しているようであれば、写真や身振りや文字で、動詞を様々に学習し、横の発達(びわこ学園の創...
ソーシャルスキル

自閉症スペクトラムのかたのあいさつの形成の方法

子どもと目が合ったら、こちらからニッコリしたり、こちらからハーイの手をあげたり、こちらから頭を下げたりすることがあいさつだと、私は思っている。 あいさつが起きにくい子どもには、こちらからあいさつすれば良いのだと思っている...
文字・国語

事象と文章の対応の強化法

教材No.19-1 述語「大きい」「小さい」の決定  教材No.17で、多語連鎖を学習した。 その時の大小比較を使って、事象と文章の対応強化を形成する。 抽出する事象と捨象する事象における、抽出する事象の文章化だ。 コン...
文字・国語

動詞の学習の進め方

教材No.17で、単語から、大きさ+色+形の多語連鎖まで来た。 「玉入れができると、文章の学習まで可能になる」とは、中野の名言である。 玉入れ~文章の縦の発達が難しい場合は、できたこと・好きなこと・バラエティを楽しんで、...
文字・国語

単語から文章構成へ移行する方法

教材No.17-1 多語連鎖  実物・絵・写真・などの「りんご🍏事象」に、文字の「りんご」を名札付けできるようになったら、文章構成へと進む。 事象と単語の対応から、事象と文章の対応に進むのだ。 教材No.17-2 色+名...
漢字

漢字の分解と合成の方法

教材No.16-1 パッと見てわかるマークから 線図形の分解と合成へ 子どもたちは、分解と合成の要らない、一瞬にしてパッとわかる、マークをよく記憶する。 「オス=♂」🚻「メス=♀」マークが発展して、「男」「女」などの漢字...
文字・国語

カタカナなどの書字が難しい時の対応法

教材No.15-1 書字も身体運動 書字は身体運動と関係している。 家庭では NHK 教育テレビの「おかあさんといっしょ」などで踊る体操もある。 手遊び・リトミック・お遊戯・ダンス・体操教室などが、保育園でも学校でもある...
文字・国語

書字を取り掛かりやすくする方法

教材No.14-1 ひらがなのなぞり書きの前に楽しむこと  塗り絵を楽しんだり、迷路を楽しんだりして、書くことに興味を持つようになると、文字の練習にも取り掛かれる。 ホワイトボードや、画用紙 、ブギーボード ・ライティン...
文字・国語

ひらがなの単語構成の方法

教材No.13-1 並べる力  線図形が分かったり、ひらがなに興味をもったりするまでには、様々な力を必要とする。 例えば、好きなアンパンマンのキャラクターを並べる、好きな交通標識の模型を並べる、トミカの車を並べる、などの...
文字・国語

数字や文字の 線図形合わせの方法

教材No.12-1 数字の填め板 幾何図形填め板教材の紹介 教材No.05で、〇▢△✙━などの幾何図形の填め板の照合まで来た。 幾何図形の填め板に続いて、次は数字の填め板ができる。 ひらがなは清音だけでも46個あるが、数...
音声言語

描画と音声の 形成の方法

教材No.11-1 描画の発達  描画の発達について、中野尚彦は、「障害児心理学ものがたり小さな秩序系の記録Ⅱ」(2009年明石書店)の第1章「心理学寓論 第6節 確定域」(57~61頁)に詳述している。 是非、ご一読い...
ソーシャルスキル

ソーシャルスキルトレーニングカードの使い方

教材No.10-1 絵や写真カードは状況をイメージしやすい 我々も、日々、ソーシャルスキルを身につけている。 子ども達も同じだ。 子ども達は日常、マークを見かけている。 いつも決まった場所にあるマークは覚えやすい。 位置...
予定表

予定表絵カード教材の紹介

教材No.09-1 予定表絵カード  巡回相談に行っている保育園で、言葉の発達がゆっくりな子どもさんのいるクラスでは、絵カードによる予定表を使っていただいている。 3歳児予定表 上は3歳児予定表、下は4歳児予定表、一か月...
身振り

身振りサインカード教材の紹介

教材No.08-1 身振りサイン書籍の紹介  私はアナログ時代のアナログ人間なため、 情報が古いかもしれないが、ご紹介しておく。 東 正の「ことばのない子のことばの指導」(1979年 学研)は、絶版であるが 、Amazo...
玉入れ・填め板

キャラクター填め板に文字をつける方法

音声のある子どもさんには単語を、音声のない子どもさんにも一文字を、キャラクター填め板につけておくことができる。 絵合わせが子どもさん担当の仕事、文字合わせは先生担当の仕事でもよい。 文字を孤立項にすれば、最後の一つの文字...
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