10 猫の体格 猫の品格 猫の猫格
花ちゃんは、目だけでなく、頭もいい。
自分の身体が重いことを、よく知っている。
我が家に来て5か月くらい経って、花ちゃんは私に心を許したのか、自分から私のひざに乗ってくれるようになった。
遠慮がちな猫の甘え方
体重を全部預けないで、前足だけ私の足にかけている。
自分の重みは、ベッドに置いている。
花ちゃんが重くて私が嫌にならないように、ひざへの乗り方を控えているようだ。
野良猫だった花ちゃんを、こんな風に気持ちの優しい猫に育ててくださった、NPO法人「日本動物愛護福祉協会」の保護主さんの、愛情の注ぎ方に感謝している。
頭のいい、優しい花ちゃん、大好きだよ。
花ちゃんのグリーンアイ・首の三日月模様・お腹の毛が、私は好きだ。
加えて、花ちゃんの手足の先端が、ぷっくりしているのも好きだ。
花ちゃんを譲渡会で初めて見た時、そう思った。
お母さん猫とクーちゃんの手足は、ほっそりした弱そうな手足だった。
花ちゃんの手足は、ずんぐりむっくりしてとても力強い。
マンチカンという、手足の短い猫に似ている。
ヘミングウェイの猫のビッグフット
岩合光昭さんの「世界ネコ歩き」」アメリカフロリダ編で、キーウェストに住んだノーベル賞作家アーネスト・ヘミングウェイの可愛がった猫たちを見た。
ビッグフット(多指症)のメインクイーンの、後継猫54匹だ。
今もヘミングウェイ博物館で、暮らしているという。
この猫たちは、指が6本ずつある。
手が、グローブのようにでかい。
ヘミングウェイは、6本指の猫は幸せを多くつかむと考えて、可愛がったそうだ。
なんか、どっしりと大地に足を付けて、暮らしている風に見える。
花ちゃんは、普通の5本指だが、しっぽはタヌキのようで愛嬌がある。
可愛い。
猫の品格
金沢市に住むアカシアこどものへやの木村允彦氏は、猫の一匹一匹の個性を「猫格」と呼ぶ。
アカシアこどものへやのホームページへアクセスするとき、Google の警告「kasper3taro.com への接続は安全ではありません。この警告は、サイトが HTTPSに対応していない場合に表示されます。」が出ますが、https の S がないだけで、アカシヤこどものへやのホームページに移動しても安全です。
人間に人格があるように、猫にも猫格があるのだという。
もしかして、猫格とは、猫の品格を指すのかもしれない。
いや、花ちゃんの場合の猫格とは、花ちゃんのその体格か?
花ちゃんの品格、猫格を考えてみると、
歩く姿が堂々としている、鳴き声がハスキー、手足がぷっくりしている、
壁に寄り掛かる姿勢は、作家の養老孟司先生の家のまるちゃんに似たドスコイ座り、
我が家に来客があるといつのまにか姿を消す、飼い主を困らせない、
熱心に砂掻きをする、砂を散らかさない、噛みつかない、
ガツガツ食べない、ドタバタしない、脱走しない、
網戸をひっかかない、爪切りや耳掃除で静かにしている、
きれい好きで体毛のお手入れを欠かさない、
丸々とした体格、いたずらしないで留守番ができる、
‥‥‥花ちゃんの猫格はそんなところだ。
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