花ちゃんの皮膚炎は、一進一退を続けています。
長く付き合う病気になるかもしれません。
キャットフードを食べると、体温が温まるのか、やはり痒い部分が赤みを増すように思えます。
食事から数時間経つと、皮膚の色は肌の色になり、痒みも収まるように見えます。
2年前、保護主さんから花ちゃんをもらう時、保護主さんは夜中に鳴くことを1番心配し、2番目に花ちゃんが皮膚炎を持っていることを心配していました。
保護主さんも、花ちゃんの皮膚炎の治療に通院してくださっていたのです。
保護主さんの3年間の治療のおかげで、花ちゃんは我が家に来てから丸1年は皮膚炎が出ませんでした。
2年目に私が食べさせた様々な鰹節や、ヒルズの消化ケアi/d 以外のキャットフードの添加物が悪かったのか、獣医さんが言った蚊刺(ぶんし)過敏症だったのか、食物アレルギーなのか、ダニなのか、特定できないです。
いずれにしても秋と春に、花ちゃんにかゆみの苦労をかけています。
バイオウイルスクリア
お湯でこまめに拭いてあげても限界が来たので、真菌やカビをやっつけてくれる、猫が舐めても大丈夫な、バイオウイルスクリアで拭いてみました。
悪化はしないけれど、バイオウイルスクリアでも完全には痒みが治らないので、エリザベスカラーを付けることにしました。
エリザベスカラーの効果
エリザベスカラーを付けていると、花ちゃんが後ろ足で掻かないから、皮膚炎が良くなってきました。
私も嬉しくて、気が緩んで、先週一度だけ、花ちゃんがお昼寝するのに、エリザベスカラーが邪魔だろう・首が痛いだろうと考えて、外してやってから、仕事に出かけました。
帰宅してみると、後ろ足で掻いた傷が2本深くついており、おでこのかさぶたが悪化していました。
傷には エルタシン軟膏0.1%を綿棒で薄く塗りました。
エリザベスカラーをしていれば、後ろ足の爪が届かないので、痒い部分に傷がつきません。
エリザベスカラーに慣れて、たまに、上手に、後ろ足で掻いていることがあります。
仕方なく、エリザベスカラーをダブルでつけました。
これが、最も効果的です。
花ちゃんにとって、エリザベスカラーは、1つでも2つでも同じなのか、苦にしません。
大好きなちゅーるアペティートも、キャットフードも上手に食べるし、トイレも済ませます。
排便がゆるい時は、砂かきの前かがみの際に、エリザベスカラーに、うんちが付くことがあります。
洗い替えが、必要ですね。
花ちゃんは、片付けてくれる人がいる時、夜や朝に排便することが多いので、トイレの時は、エリザベスカラーを外してやり、済むまでそっと待っています。
2つでは、さすがに、寝にくそうなので、夜、寝る時には、1つにしてやります。
エリザベスカラーは、今の花ちゃんには必需品です。
昼夜、24時間、ずっとしていると、傷も痒みもとても減ります。
エリザベスカラーのひもが緩いと上手に外す
エリザベスカラーがキツイと、お昼寝するのにつらいだろうと思って、ひもを緩くしてやると、頭の良い花ちゃんは、いつの間にか外して現われます。
上手に外して、痒いところを掻いている花ちゃん。
心を鬼にして、首まわりの紐が緩まないように、ひもを締めます。
ごめんね、花ちゃん。
花ちゃんは、結構諦めもよく、エリザベスカラーに慣れると、そのまま上手にお昼寝しています。
お手入れの時間帯だけ外して見守る
花ちゃんは食後に、朝晩、毛のお手入れをします。
猫だから、このルーティーンをしたくて、私の目の前にやってきます。
このルーティーンはさせてやりたいと思って、見ている時間のある時は、エリザベスカラーを外してやり、花ちゃんが手・頭・足・お腹・背中を舐める姿を見守ります。
私がエリザベスカラーを外してやるのを忘れていると、花ちゃんはエリザベスカラーを舐め始めます。
そうだった、毛のお手入れの時間だった、花ちゃんのエリザベスカラーを外してやります。
私が目を離す1~2秒の間に、後ろ足で、おでこの痒いところを掻くことがあります。
私も瞬時に、花ちゃんの足を抑えます。
花ちゃんは私を睨んで、掻くのをやめます。
そんなことの繰り返しです。
猫でもこんなに手がかかるから、乳幼児のアトピー性皮膚炎に対応している、若いお母さんの大変さを想像します。
アトピー性皮膚炎を持っている、小中学生も痒みは辛いですね。
授業に、集中できないと思います。
かゆみの原因のダニ対策にはフロントラインプラスキャット
通院、 抗生物質の薬、ヒビクス軟膏、お湯で拭く、バイオウイルスクリアで拭く、エリザベスカラーを常時つける、フロントラインプラスキャットをまめにつける、などをして来ました。
通院の抗生物質の錠剤で、花ちゃんは下痢をしてしまうので、注射か塗り薬だといいなあと思っています。
今は、エリザベスカラーとフロントラインプラスキャットで、効果が出ています。
フロントラインプラスキャットは、1か月に1度くらい、猫の足や舌が届かない、首から肩甲骨にかけて滴下してやります。
ダニを洗い落とすシャンプーは、花ちゃんが嫌がることが予想され、まだチャレンジしていません。
シャンプーしなければならないのが、目の上からおでこにかけてなので、猫ちゃんが一番嫌がる場所だと思います。
シャンプーをお湯で溶いて、薄くして泡立てて使うとしても、花ちゃんの目に液体や泡が入ることも心配です。
出来ればシャンプーは、私もやりたくありません。
持田製薬の薬用低刺激性弱酸性のコラージュフルフル泡石鹸が、シャンプーには良いというので、購入はしてあります。
猫ちゃんは、肌が弱いので、すすぎを良くしないといけないそうです。
花ちゃんが暴れることが予想され、すすぎのシャワーの時のシャンプー安心ネットなども購入しました。
その時が来たら、密室のお風呂場の浴槽内でのシャワーシャンプーを予定しています。
皮膚炎が悪化したときは、すぐに通院したいと思います。
皆さんは、皮膚炎の猫ちゃんを、どのように治療していますか?
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