人慣れしない野良猫が尿スプレーをしなくなったわけ

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1月になって、野良猫クロちゃんがキャットタワーでくねくねし始め、今年もクロちゃんの発情期がやって来ました。

それは同時に、壁への排尿スプレーが頻繁になる季節です。

3回目の今年はどうしたものかと、12月から考えていました。

毎晩、玄関から外を見て、なわばりへの匂い付け、尿スプレーが活発だった

夜行性の猫は、昼間寝ていて、夜に行動が活発になります。

クロちゃんを我が家へ保護してからずっと、夜、外を見たいクロちゃんのために、玄関のカーテンの裾を、70cmほど上げていました。

夜、カーテンを閉めても、70cmの間から、クロちゃんは毎晩外を見られます。

野良猫だったクロちゃんは、外が恋しいかと思って、そうしていたのです。

クロちゃんは夜になると外へ行きたくて、なわばりの見まわりの代わりに、玄関で毎晩、8の字に歩く見まわりを繰り返しました。

そして発情期の1月から7月にかけて、壁への排尿スプレーが毎晩あったのです。

最初の冬~春は、家中のあちこちに、クロちゃんの尿スプレーのあとがありました。

私も家中のあちこちに、尿スプレー予防のペットシーツを、養生テープで貼りました。

2回目の冬~春は、クロちゃんのトイレを2個から6個にしたところ、クロちゃんが尿スプレーをするのは、玄関の壁の一面だけになりました。

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毎朝、クロちゃんの尿スプレーがしみた、ペットシートを取り替えます。

スプレーは、クロちゃんにとっては、野良猫だった時と同じ、なわばりへの匂い付けなんですね。

あるいは、我が家へ閉じ込められたから一層、尿スプレーが強化されたのかもしれません。

玄関のカーテンのすそを床まで下ろしたら、夜のスプレーは起きていない

3回目の今年、クロちゃんが、キャッチミーイイフユーキャンの上や、キャットタワーでくねくねし始めたので、クロちゃんの発情期=尿スプレーの季節がやってきたと分かりました。

これまでと違うのは、クロちゃんが小さな変化を見せて、家猫に近づいてきていることです。

「遊んでくれ」と、私を振り返りながら呼ぶ。

キャットタワーに登って、鳴いて「遊んでくれ」と私に要求する。

鳥の羽で遊んでやると、くねくねして喜ぶ。

キャッチミーイイフユーキャンのスイッチを入れようとして、私の指がクロちゃんに近づいても逃げない。

毎日、ペットのこたつを使って、暖を取って過ごすようになった。

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クロちゃんがリラックスしている時、下から人差し指をそっと近づけると、クロちゃんも鼻を私の指に近づけてくれる。

クロちゃんは3つの小さなトイレで排尿し、玄関の隅の1つの小さなトイレで排便する、クロちゃんの排泄がそのように決まってきました。

そんな小さな変化が積もったので、思い切ってカーテンのすそを、夜、床まで全部おろしました。

左端は、ニャンとも清潔トイレ小型

カーテンをおろした初日も、2日目も、クロちゃんが玄関の壁に尿スプレーをすることはなく、もちろんカーテンへも尿スプレーをすることはありません。

夜間はカーテンで、外が見られない状況を、3週間続けていますが、クロちゃんが尿スプレーをかける様子は、今のところないです。

すごいね、クロちゃん。

大きな変化です。

朝カーテンを開けると、8の字見まわりをするクロちゃん

夜カーテンが閉まっていると、クロちゃんはペットのこたつの上で、一晩中おとなしく過ごしています。

寒い日はこたつの中で、暖をとっている時もあります。

朝カーテンを開けに行くと、すぐにクロちゃんの8の字見まわりが始まります。

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その様子をYouTubeの 見まわり にアップしたので見てください。

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