梅津八三の心理学 子どもの得意な領域で付き合う方法 現勢の保障と得意な領域 病院の発達相談に、5歳、年長児のAさんが、ご両親とやってきた。私がベビーブックを持って待合室に迎えに行くと、Aさんはうなり気味に泣くように興奮していて、待合室に戻そうとするご両親の説得を振り払いな... 2020.08.20 梅津八三の心理学
教材づくりの順序 ことば形成の方法 と ことば形成の教材 見本合わせ法で ことばを形成する 心理学者梅津八三は、人が生まれつき持っている行動について、生得的行動と述べた。言葉の発生も、生得的な仕組みである。梅津は生得的行動である言葉が渋滞している子どもに、見本合わせ法による言語... 2020.08.19 教材づくりの順序
梅津八三の心理学 梅津八三の心理学「言語行動の系譜」 梅津八三の「言語行動の系譜」 梅津八三の晩年の愛弟子である仙台の吉武氏が、梅津八三の著書『重複障害児との相互輔生行動体制と信号系活動』(東大出版会1997年)について、日本障害児教育実践学会誌で書評を述べている。書評で吉... 2020.08.18 梅津八三の心理学
特別支援教育 子どもを一人の生活体として敬意をもって見つめる アカシヤこどものへやの実践 梅津八三弟子の木村允彦先生が、幸子夫人とともに1984年から「アカシアこどものへや」を主催している。障害児教育を志す日本全国の沢山の先生方が、木村先生ご夫妻のアカシアこどものへやに宿泊し、ご夫... 2020.08.17 特別支援教育
教材づくりの順序 文字や数の系統性と指導の方法 初期学習・基礎教育 初期学習とは、梅津八三と共に、しげ子とただおについて、山梨県立盲学校で盲聾二重障害児の研究をした重複障害教育研究所の中島昭美(あきよし)が使った言葉である。初期学習とは、赤ちゃんが初めて物に触れるとこ... 2020.08.16 教材づくりの順序
梅津八三の心理学 心理学から考える子どもの行動と教材 子どもとかかわる時、理論を持たなくても、先人の教えを知らなくても、子どもの行動を理解できる天性の資質の方がいる。そうでない私は、どうしたら子どもの行動の意味が分かるか、子どもと楽しい時間を共有できるか 、かかわる時の理論... 2020.08.15 梅津八三の心理学
特別支援教育とは 子どもへの共感とアプローチの方法 「子どもの世界への入り口」 中野尚彦の著書『障碍児心理学ものがたりー小さな秩序系の記録ーⅠ』明石書店 2006年 第1節:心理学について(17頁)によれば、「子どもたちの世界への入り口」が、「水道水の泡の話」(16~17... 2020.08.14 特別支援教育とは
教材とは 子どもが喜ぶ教材の発想方法 『障碍児心理学ものがたり』 私は、教育機関で障害児教育を、病院小児科で臨床発達心理を専門としている。私の仕事の原点になっている「ぺたんこのスプーン」の話は、次のような話だ。出典は、中野尚彦『障碍児心理学ものがたりー小さな... 2020.08.13 教材とは
介護の見通し 働き盛りの介護者の悩み 親が在宅介護を望む時の解決法 仕事か 介護か 在宅介護を望む、高齢者の親御さんがいたとします。持ち家に住んではいるものの、親御さんの経済は国民年金だけです。介護者は、常勤でフルタイム勤務の仕事を持っています。常勤とはいえ、家のローンや子どもの教育費が... 2020.08.12 介護の見通し
介護の心理 認知症の人と介護する人の二つの世界 共感 一人一人の考え方や生き方が大切にされ、多様性ということが認められるようになった。私もそれに賛成である。私は普段、世界が二つあると思っている。自分の世界と、自分以外の他者の世界だ。自分の価値観と、自分以外の他者の価値... 2020.08.11 介護の心理
介護の心理 猫がくれた2倍の幸せ 猫好きのヤエさん ヤエさんは、子どもの頃から猫が好きだった。猫を飼いたくて、ある時は隣の家までもらいに行ったそうだ。そうやって、子ども時代はいつも猫のいる暮らしをしていた。大人になって、街で暮らすようになって、猫を飼った... 2020.08.10 介護の心理
介護の心理 介護を楽にする34のワザ 公開 仕事と介護で忙しく、ゆっくりブログを読む暇のないあなたに、介護ストレス・家事ストレスを減らす、頑張らない介護アイデア34を紹介します。家事は三種の神器を使う①全自動食器洗い機:食器の数を少なくし、使いまわせる食器を使う。... 2020.08.09 介護の心理
介護の心理 高齢者の趣味と幸せ ヤエさんは綺麗なものが好き ヤエさんは、綺麗なものが好きだ。終戦の時に25歳だったヤエさんが、27歳で美容師になったのも、そういう理由からかもしれない。ヤエさんは、花の中でも可憐な花が好きだ。公園の芝桜 87歳自宅の藤庭... 2020.08.08 介護の心理
保護猫花ちゃん 猫に楽に薬を飲ませる方法 蚊に刺されて悪化した猫のアレルギー性皮膚炎8月に入って動物病院で、我が家の猫の花ちゃんの診察と検査をしてもらった。耳の毛がハゲるほど、後ろ足で耳を掻いていたからだ。耳の中や、耳の皮膚を少し取って顕微鏡で見てくれた獣医さん... 2020.08.07 保護猫花ちゃん
記憶のトラブル 認知の退行で起きる問題の解決方法 その2 電気は大事 電気代は高い 1920年生まれのヤエさんにとって、電気代は高いもの、電気は節電するもの、という考えが、若い時から90歳代まで、染み付いていた。90歳で要介護3になったヤエさんに、5年にわたって、節電行動とコー... 2020.08.06 記憶のトラブル
記憶のトラブル 認知症者の記憶の工夫 その1 忘れるということを理解する 83歳で認知症の診断を受けて、87歳で要支援2の認定が出るまで、ヤエさんの記憶が弱くなっていく症状について、家族はなかなか理解することができなかった。仕事で認知症者にかかわる場合には、客観的に... 2020.08.05 記憶のトラブル
保護猫花ちゃん 猫の皮膚炎と肛門嚢炎 耳がかゆい 元々は野良猫で、5匹の子猫と一緒に、素敵な保護主さんに3年間保護された花ちゃんが、我が家に来て、ちょうど1年が経った。我が家に来た時から、耳の毛が少しまだらに禿げているような症状があった、花ちゃんだった。耳が... 2020.08.04 保護猫花ちゃん
介護の見通し デイサービスの選び方 医療型デイサービス定員25人 皆さんのご家族が通われているデイサービスは、どんな対応をしてくれるだろうか?我が家は11年間で、3つのデイサービスを経験した。デイサービスは、リハビリに特化したデイサービスを選択するなど、2... 2020.08.03 介護の見通し
介護の見通し 介護保険制度 介護サービスの利用経過 認知症を本人はどう受け入れるか? 家族の認知症を疑って、病院に連れて行こうと思っているところだったり、介護が始まったばかりで不安に思っているところだったり、様々な介護の岐路に皆さんが立っていることと思う。ヤエさんが認知症... 2020.08.02 介護の見通し
保護猫花ちゃん 保護猫が我が家に慣れるまで 1年で我が家の猫に保護猫の花ちゃんが、去年8月、譲渡会から我が家に来て、丸1年が経った。花ちゃんを3年間温かく大切に育て、譲渡会に通い続けてくれた保護主さんが、花ちゃんを送り出す時にこう言った。「一年くらい経つと花ちゃん... 2020.08.01 保護猫花ちゃん